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「私の掛川おすすめコース」

現在掛川市では「#掛川100景」と題し、掛川の魅力を100個集めてデジタルアーカイブ化する取り組みを行なっています。
最終的にはいくつかのスポットをコースにして、誰でもコースを巡れるような形にする予定です。
そのコースに先んじて、今回は長濱個人の視点で、大切なゲストをおもてなしするときのコースをご紹介できればと思います。

掛川城

まずは言わずと知れた掛川城へご案内。掛川駅から徒歩10分ほどで掛川城を訪れることができます。天守閣から掛川の街を一望できるので、ぜひ一度は登ってほしいです。
おすすめの季節は春。桜越しに見えるお城がカッコイイです。

大日本報徳社

掛川城を見物したらそのまま周辺エリアを散策しつつ、大日本報徳社へどうぞ。国の重要文化財でもある大講堂は見るからに威風堂々とした佇まい。
日本瓦の大屋根や洋風の丸みを帯びた窓など、現代でもカッコよく感じる和洋折衷の建物です。大講堂は報徳運動の拠点として明治36年に建設され、今なお報徳思想の学びの場として様々な活動に使用されています。

掛川市立中央図書館

大日本報徳社のすぐ向かいにあるのが掛川市立中央図書館です。
平成13年6月にオープンしたこの図書館は建築物としても高い評価を受けています。木がふんだんに使われた内装はぜひ一度ご覧ください。
蔵書は約34万冊で、掛川ならではの特産の茶・葛布・城・東海道・報徳などのテーマを扱った蔵書が手厚く収蔵されています。

高久書店

図書館で本の空気をたくさん吸ったら、その足で次は本屋さんへGO。
「走る本屋さん 高久書店」は、令和2年にオープンした掛川が誇る静岡県で一番小さな本屋さんです。
店主・高木さんのあたたかな人柄と本に対する情熱が詰まったこのお店にはたくさんのファンがいます。お店に行くと毎回高木さんと雑談や本に関する話をするのですが、こんなに自然に会話が生まれる本屋さんって他にはないんですよね。
本好きには必ず訪れてほしい本屋さんです!

喫茶「ジュアン」

高久書店さんで買った本を手に、そろそろランチにしましょう。
ランチは喫茶「ジュアン」にお連れしたいと思います。昔ながらの雰囲気が残る喫茶店で、特製のナポリタンがめちゃくちゃ美味しいです。
食後のコーヒーを飲みながら、読書タイムを楽しみましょう。

駄菓子屋「横さんち」

「横さんち」は令和元年にオープンした駄菓子屋さんです。
店主・横さんの「障がい者が”イキイキと働ける”お店をつくりたい」という思いから立ち上げられたこの駄菓子屋さんでは、障がい者の方が中心となって店舗運営がなされています。この時代に駄菓子屋を新規でオープンするのも面白いし、お店が始まった経緯も素敵なので、ぜひ訪れて横さんの話を聞いてみてください。

小崎葛布工芸

掛川の名産である「葛」。小崎葛布工芸さんでは、葛を使った小物やバッグ、すだれなどを扱っています。
昔ながらの伝統的な技法を使って人の手で作られている葛布の製品は、使えば使うほど味が出る素敵な一品です。

さすが市

最後はお土産を買うのにおすすめな「さすが市」へ。
JA掛川市直売所のさすが市では、地元農家が作った鮮度の高い野菜や果物、食肉センターから直送される掛川牛や豚肉などを販売しています。お茶の直売所もあるので、ぜひ掛川茶をお土産にどうぞ。

ということで、私が個人的に選んだ掛川のおすすめコースをご紹介しました。様々なスポットがコンパクトにまとまっているのが、掛川の魅力の1つだと感じています。まだまだ自分の知らない魅力的な場所や景色があるはずなので、ぜひ皆さんのおすすめコースも教えてほしいです!

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