じいちゃん10「お魚天国」
こんにちは。
濱脇宏太です。
まだまだ続く、うちのじいちゃんの話。
私は、小学生5年生、6年生時に、よく学校に遅刻していました。
それは、朝が起きるのが遅い上に、朝ごはんをしっかり食べることが多かったからです。
我が家の朝ごはんは、今考えれば、旅館の夕食に出てくるような珍味がよくありました。
・イイダコの煮付け
・穴子の煮付け
・カワハギ(ハゲ)の肝の煮付け
・タコの卵の煮付け
・鯛の子の煮付け
・鯛の頭の煮付け
など。
全部、甘辛く、白ご飯が合います。
おかず力が高すぎます。
そのおかず力が高い食材たちは、じいちゃんが魚の棚商店街で働いているので、魚屋さんから貰ってきてくれるのです。
朝寝起きでも、うますぎて、ご飯が止まりませでした。
母に「あんた、遅刻するで。」と言われても
「飯がうますぎるから仕方ないやん!」と言って、朝ごはんをしっかり食べ、NHKの連ドラを見てから、学校に向かいました。
私は、あの遅刻してでも、朝食を楽しんだ日々を一切、後悔していません。
じいちゃんが魚をたくさん食べる機会をくれたから、私は、今も、魚が大好きです。
まだまだ、じいちゃんの話は続く。
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「カラダは食べ物で出来ている。一緒にいる人で食べるものが変わる。」
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