春ですねー。

今日は大学の卒業式でした。
綺麗な袴を着て友達と写真を撮ったり、家族と抱き合ったりする姿を横目に、練習室へと直行し、今日もピアノの練習をする今日此頃。

私的なことだけど、「春」って言葉が嫌いでした。春って聞くと「旅立ち」とか「別れ」とか「出会い」とかどこか自分が変わらないといけない気がして、でも自分は何にも変わってなくて、成長してなくて、昔の綺麗な思い出に浸ったままで、周りの変化についていけてない気がしたから。

話は変わるけど、最近久しぶりに中学校の時の同級生に会いました。住んでいるところも遠かったから中学の卒業式以来、つまり6年ぶりに会いました。確かに髪色が茶色になっていたり、服装がおしゃれになっていたり、メガネだったのがコンタクトになったり、知らないうちにちゃんと大学生に変わっていました。その同級生からしたら私も大学生になったなって感じる部分があったかもしれないです。
そんな同級生から出た言葉は「何も変わってなくて安心した」でした。
意外でした。他の友達や知り合いからは「大人っぽくなった」とか「誰かと思った」ってよく言われるので、、、。

自分は変わらないといけないと思ってたのに、その言葉で少し気持ちが軽くなりました。変わらないことも大切なんだなって。
素敵な思い出に浸る時間も大切なんだなって。

そんなこと思いながら卒業する先輩に会いました。
変化する先輩が嬉しいようで、悲しいようで、
でもそんなことどうでも良くて、
ただ感謝の気持ちで、
ご卒業おめでとうございます。




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