ハダニ発生、やっつけます。
◇最高29.3℃/最低28℃ 曇/雨
おはようございます。
今朝はお天気が悪そうな予報だったので、少しだけ寝坊しました〜
トマトの水やりも昨日しているし、とりあえずかる〜い気持ちで様子見…と、ハウスに行くと。
ちょっと様子のおかしいバジルの苗がちらりほらり。
葉っぱの表面に小さな斑点や、カスリ状に黄色くなっている部分が。
ややや?これはもしや…と、ちょいと失礼して、葉裏を観察。
おわかりいただけただろうか…
このつぶつぶ、予想していた通り、バジルの天敵その1、ハダニさんです。
ハダニは植物の汁を吸って弱らせます。繁殖サイクルがすごく速いので、放っておくとすぐに葉裏がこのつぶつぶと、つぶつぶの作ったクモの巣みたいなもので埋め尽くされちゃうのです。
そうなってしまうと、まだ苗が小さいのでダメージは甚大です。
ということで、さっさと農薬をかけましょうね〜!
と、今回なんの抵抗もなく、農薬を使おうとしているのには理由があります。
使用する農薬が、“でんぷん”だからです。トローリした透明の液剤を希釈して使うので、言うならば“水溶き片栗粉”みたいなものでしょうか。
このでんぷんがハダニを包み込むと、その後水分が飛んで固まってくるので、窒息してお亡くなりになる…という仕組みのようです。
安全性が高くて使用回数の制限がないので、気楽にかけられるというわけ。
…ほらね、こわくない。
化学物質で殺すわけじゃないので、ムラなくかけた上でうまく固まらなければ効きません。そして、見えないけどきっと既に存在しているであろう卵にも効きません。
だから間隔をあけて再度かけて、次に生まれてくるハダニも産卵する前にさよならしてもらう必要があります。
というわけで、また様子を見つつ来週にでも、同じ農薬をかけましょうねー
苗のうちは、持ち上げて簡単に丁寧にかけることができるので、気がラクです…
今回の農薬のように、成分がでんぷんだろうが片栗粉だろうが、日本で農作物に使用できる薬剤は全部、農林水産省で登録されており、“農薬”と呼ばれるんですね。
今回も勉強になった!