ボルダリングジムでコミュニケーションとった結果
ボルダリングジムに行けるようになり、数週間たちました。検温、マスク着用、入場人数制限下ですが。
noteの初めての記事にも書きましたが、自分からもコミュニケーションをとろうと思っています。(よかったらその記事も→https://note.com/hamakankanda/n/n93cf6e56785d)
先日ジムに行った時のこと。その日は、よく見かける常連さんたちばかりでした。みなさんコミュ力もクライミング技術も高い人たちばかりです。
何度か話したこともある(話しかけてもらった)人たちなので、そこまで恥ずかしがらずに「ガンバ!」「ナイス!」が言えました。
おお、いいぞ!がんばれ自分!その調子だ。
もうひと頑張りして「この課題のこのホールドの持ち方はどうしたらいいですか?足位置はここでいいですか?」と自分からアドバイスを求め会話をしに行ったり。
そう。結局気持ちひとつなんですよ、コミュニケーションなんて。こう見えて僕だって人前でしゃべる仕事しているんだから、しゃべるスイッチを入れさえすれば、会話できるんですよ。ただスイッチ入れると疲れるから普段は無口なだけで。楽屋でも無口なだけで。ライブのエンディングでも無口なだけで。
その日、よくジムで見かけるし、よく話しかけてくれる青年とけっこう会話しました。その青年は本当にいろんな人と仲良くしゃべっていて、常連客だけでなく、ジムに初めての来たであろう初心者のお客さんにも積極的に話しかけるコミュ力オバケです。
そんな彼のコミュ力を借りて会話しているうちに、年齢の話になりました。
彼が31歳と聞いて、僕が43歳だと伝えると
「わー神田さん!メチャメチャ若く見えますねー!」「えー!若さを保つコツとかあるんすか?」
とオジサンでも嬉しいことを自然と言ってきます。これがコミュ力!と感心。で止まらないコミュ力オバケは続けて言います。
「あ、12歳違いってことは、まるっと一周り違うんすね!じゃあ神田さんも天秤座だ!」
!?!?
天秤座?!
間違い?ボケ?天然?
いや、プロの僕には分かる。この表情はシンプルに間違えただけだ!
ここは「星座は分からないだろ!」とか「いや干支干支!」とか突っ込んで笑いに変え、今のはミスじゃなくボケだったのだよね?の空気にしてあげるべきか、
それとも気付いていないふりをして「そうそうヘビ年。一緒だね~」でそのまま会話を続けるか、
いや待てよ、下手に気付かないふりをしたタイミングで「ちょっとー、つっこんでくださいよー」が来たら地獄だ。
ならばやはりここは突っ込むべきか?
いや、一般の人にツッコミを入れると『え?この人急に大きな声だして、どうしたの?』の空気になることは、姉である神田うののパーティーでお金持ちたちの会話に強めに突っ込んだ浜谷が身をもって示してくれたではないか。
と脳ミソフル回転。ここまで0.1秒。
結局僕は、ん?天秤座?と返事をしただけ。
青年は自分ですぐに間違いに気付き「あ、ヘビ年って言いたかったのに。へへへ」とかわいらしく照れていました。
これがコミュ力!
家に帰ってから、ツッコミで人を傷つけなければいいのだろうから
「い~やフォレは魚座だけど、キミが天秤座と言うなら誕生日を変えよう」
と、ぺこぱ風のツッコミが正解だったのかなぁ。と考えた。
時を戻したい。