休学一代記 #1 私が休学した理由
去年の今頃、私は休学を決意した。
理由は今でもよくわからないのだけど、ただひとつ強く思っていたのは、「今のままの自分じゃいやだ」ということ。
何を目指したい、こんな風になりたい、なんて具体的な目標はなくて。
ただ、自分が納得できる自分になりたかった。
親にはもちろん大反対された。
なんのための休学?
友達に流されてるんじゃない?
いろいろ言われた。
その裏に見え隠れしていた、
「あなたは本当にそんなこと出来るの?」
という子を心配する親心に気づいていたけど、それもいやだった。
心配を隠して、自分の思う安全な道に導いてくれようとする親も、それに流されてきた自分も。
そして、流されたと言い訳している自分も。
わたしには反抗期らしい反抗期がなかったから、かなり遅めの反抗期だったのかもしれない。
「今のままの自分じゃいやだ」という気持ちに「親をギャフンと言わせたい(古い?)」というオプション付きで休学生活はスタートした。
決意したあの時からまるっと1年経とうとしている今、1年で得たもの、感じたこと、考えたこと、楽しかったこと、辛かったこと、たくさんあるけれど、それを全部残しておきたいと思う。
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