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海辺のブックホテル物語、はじまります

2025年、真っ白なノートとともに

朝日が差し込む窓辺に立つと、
新年の空気が頬をそっと撫でていきます。

開業3年目となった2024年も、
本当にたくさんの素晴らしいお客さまとの出会いに恵まれ、
その一つ一つが今も心の中で輝いています。

深い感謝の想いをと共に、、
2025年を真っ白なノートから始めることにしました。



1、noteを始める理由


浜比嘉別邸での日々は、
まるで美しい物語のように紡がれていきます。

日々、心揺さぶられる感動があり、
思わず息を呑むような出来事の数々。
けれど、その全てを記録に残すことができていなくて...。
SNSという小さな窓では描ききれない物語たちが、
こぼれ落ちていくようで、ずっと心苦しい思いでした。

2025年がスタートし、「今年こそは!」という想いが、
静かに、でも確かな決意となって心に宿り、
noteをスタートすることにしました!

実は、浜比嘉別邸には私たち人間や動物たちの他にも、
大切な存在がいます。
この土地を何百年も見守り続けてきた、
浜比嘉別邸を守り続けてくれる女神、天妃(ティンぴ)様。
(地域の歴史書にも載っているほどの有名人です)

私たちの喜びも、戸惑いも、全ての瞬間を、
優しく、時には粋なユーモアを交えて見守ってくださっています。
これからのnoteでは、
天妃様にも時々登場していただこうと思います。



2、昨年秋に起こった、奇跡の連鎖


9月から12月にかけて、浜比嘉別邸ではたくさんのお客さまをお迎えする千客万来の日々が続きました。その中で、まるで奇跡のような出来事がいくつも重なり、この場所の特別さを改めて感じる時間となりました。

これらのドラマチックなエピソードは、今後少しずつこのnoteで綴っていこうと思いますが、今回は第1投稿を記念して、特に印象的だった2つの出来事をご紹介します。

時計の神様
秋のはじめ、時計の会社を経営されているお客さまからご予約をいただきました。打ち合わせの電話で、その方が楽天市場で時計ジャンルのトップセラーだと知り、「時計の神様が訪れるんだ!」と勝手にワクワクしていました。

当時、私はずっと愛用していた大切な時計をなくしてしまい、どこを探しても見つからず、半ば諦めていたところでした。しかし、時計の神様が降臨したら、もしかしたら見つかるかも!?なんてこっそり思っていたんです。
すると・・・そのお客さまがいらっしゃる当日、心を込めて準備をしている最中に、なんと失くした時計が見つかったのです。

時計の神様が先にお越しになっていますよ!」
冗談交じりにお出迎えすると、お客さまは笑って「それは良かったですね」とおっしゃいました。本当にまるで呼び寄せられたようで、不思議なご縁を感じた出来事でした。

時計の神様のご来島の後、友人と会うと、
なんと同じカルティエのタンクだったというシンクロ♪

その後も、シンクロニシティは続きました。

【マキ → カナダ留学
ある日、自分の名前に違和感を抱き、浜比嘉別邸の滞在中に、「魂の名前は"マキ"だ」と気づいたお客さまがいらっしゃいました。そのお話を伺いながら、素敵な気づきを共有できて嬉しい気持ちでお見送りをしました。

↓ すると

次にお越しになったお客さまの名前も、
偶然「マキ」だったんです。
マキさんは、妹さんと一緒にお泊まりになっていて、妹さんは、カナダ留学に携わるお仕事をしていました。

↓ すると

マキさんたちの次に泊まったお客さまも、
春からカナダ留学が決まった女性起業家さんだったのです。

お客さま同士は全くお互いを知らないのに、
浜比嘉別邸を通して「見えない糸」でつながっているような
不思議な感覚に、感動しました。

他にも、たくさんのシンクロニシティが、
日常的に起こっています。
エピソードの一つ一つがドラマのようなものばかりなので、
今後このnoteで少しずつ丁寧に綴っていきます。



3、年末の大掃除と大きな祝福

年末は心を込めて、お掃除スタッフのみんなと一緒に大掃除をしました!

ガラスの窓のサッシの隙間から、外の倉庫やお庭まで!
本棚も、当初は1500冊でしたが、今や2000冊ほどに増え、
本棚の整理は実はまだ終わっていません(笑)旧正月までには終わらせたい!
お掃除スタッフのカナコは出産予定日が12月29日だったので、
そろそろ生まれているはず!みんなで安産を祈りました。
浜比嘉別邸のお掃サポートに入ってくれている
暮らし方ラボの根原典江社長が本を出しました!
大掃除の後、二人で乾杯しました。
浜比嘉別邸関係者、命の誕生の連続です!


ピカピカになりました!


4、日本の教育界の巨匠が年越し


年の瀬から新年にかけては、
日本の教育学・保育学の第一人者といわれる
"知の巨人""神様"のような大先生が
ご家族でご滞在くださいました。

澄み切った瞳の奥に、
長年の研究と慈しみの深さを湛えていらっしゃる方でした。
浜比嘉別邸がそんな素晴らしい方々に選んでいただけることに、
感謝の気持ちと共に、身が引き締まる思いがこみ上げてきます。

恐れ多くも、素敵なご感想をいただきましたので、
ご紹介させていただきます。

「沖縄の深い歴史を刻む島での生活、ありがとうございました。表面的な快を求める現代文明を考えるのに、格好の場と言う時間をとても深くしました。(中略)じっくりと本を読む時間が、世間から離れて与えられたことのありがたさも実感させていただきました。忙しい現代での生活を顧みる本当にいい場所ですね。備えてくれた書物も現代文明をラディカルに相対化するものが多く、私が今読み集めている書物とかなり共通していることが嬉しかったです。ありがとうございました。また来たいと言うのが家族皆の共通の感想でした。本当にありがとうございました。」

教育関係、保育関係では知らない人はいない学者の大先生です。
私もテレビでよくお見かけするたび、その穏やかで大きな佇まいに、ただただ、尊敬の念でお慕いしておりましたが、まさか、浜比嘉別邸にお越しいただけるなんて。そして、大切な年末年始を過ごしていただいたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。



5、2025年、叡智と直感の交差点へ


2021年に開業し、3年間半、
浜比嘉別邸は多くの方々の学びと癒しの場となってきました。

一人で静かに本を読む方、
家族で心を休める方、仲間とリトリート合宿を行う方...。

2000冊の厳選された本と絵本が並ぶ書架には、
訪れる知識人や著者たちの想いも重なり、
この場所ならではの知恵と叡智のエネルギーが満ちています。

「ここにいるだけで、インスピレーションが湧いてくる」
「普段は気づかない直感が、研ぎ澄まされていく」
そんな声を、私たちは何度も耳にしてきました。

2025年も、家族旅行から、お友達でのご旅行、
リトリート合宿、セミナー合宿など、
さまざまな形での学びの場としてご予約をいただいています。
ただ静かに過ごす時間も、仲間と学び合う時間も、
この場所は優しく包み込んでくれます。

あなたらしい時間の過ごし方で、
浜比嘉別邸の扉をノックしてください。

あなたの叡智と直感が目覚める場所として、
いつでもお待ちしています。

お正月のお飾りは、ヤンバルの森の妖精、大城琴紀さんから送ってもらいました。最高に可愛くエネルギーの高いお飾りをありがとうございました!


ブックホテル浜比嘉別邸
沖縄で「神の島」と呼ばれる浜比嘉島にある
一棟貸しのブックホテル

https://www.hamahigabettei.com/

〜予約状況〜
2025年1月〜3月 ほぼ満室
4月 予約開始しました。
ゴールデンウイーク お問合せください

芥川賞作家も、人気ベストセラー作家も座って執筆をした
浜比嘉別邸の書斎ダイニング



〜 NEW 〜
浜比嘉別邸にオーナーでが
沖縄暮らし17年の集大成として執筆した本。
「沖縄暮らしのやさしい百科事典のようだ!」と、
とてもとても喜ばれています。
『沖縄の海風そよぐやさしい暮らし365日』。

お泊まりになる前に読んでおくと、
沖縄時間がより深く、感動的なものとなります。
https://amzn.asia/d/hm8pFCu


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