真夜中の狩りリミテでの赤緑の話
昨日ドラキチの話を軽く書いたところサポートやいいね等反響を頂けたので軽くリミテの話を書いていこうと思います。ちゃんとした戦略記事は近くなかしゅーさんや他の方が書いてくれると思うのでよく聞かれる話などを書いていこうと思います。第1回は赤緑って弱いの?って話。
赤緑が何故弱いのか
今回のドラキチでもよく0-2対決をしていた色の組み合わせである赤緑。2ブロックで構成されるイニストラードの前半である真夜中の狩りは狼男にフィーチャーされていてそのメインカラーである赤緑が弱いはずないと多くの挑戦者が挑み、そして散っていきました。
イニストラード:真夜中の狩りは各色の組み合わせにそれぞれテーマに沿ったメカニズムが用意されています。
白青なら降霊、青黒なら腐乱ゾンビなどです。
で、赤緑に割り当てられているメカニズムが狼男の変身メカニズム。
場に出た時に昼でも夜でもなければ昼になり、アクティブプレイヤーの行動により昼夜が逆転するメカニズムです。
当然夜の方が強く、今回の仕組みでは夜の時に出せばいきなり裏面の状態で場に出すことができます。要するに夜をキープできれば強いのです。
できれば。
今回いつものセットより多くの軽いカードが存在します。銀弾や農家の勇気などプレイアブルな1マナのカードが多数存在し、そのため1ターンに2つの呪文を唱えることが容易となっています。
せっかく自分のターンに呪文をプレイせずターンをパスして夜にしたのに、あっという間に昼に戻ってしまうのです。
不自然な月の出などで強制的に夜にすることはできますが、それを加味しても夜の状態を維持することは難しいです。
結論を言うと
メカニズムが弱く、赤と緑のカードで攻撃に向いているカードが少ない。その割に飛行への対処が難しくロングゲームがしにくい
ので普通にやると弱く見えがち。ってことになります。
では赤緑はどう構築するべきか
赤緑にも昼夜問わず強い殴れるカードが何枚か存在します。
影野獣の目撃、収穫祭の歩哨、祭り壊しなどです。これらを軸にしたスペル寄りのアグロデッキは昼夜問わず圧をかけることが可能です。
アンコモンではありますが熱錬金術師は最高の2マナ域です。スペル寄せの構築の場合狼男はサブ。
そして攻撃を行う際に補助するコンバットトリックも取捨選択をします。
盗まれた活力や似姿焼きは少ないコストで大きい修正値が期待でき、このデッキに向いています。反面旧き道の力や、狩の遠吠えはコストと修正値が見合っておらずあまり相性が良くありません。
前哨地の放棄などは最後の押し込みに強いので1枚は欲しいところ。
こんな感じで昼夜シナジーに頼らない赤緑デッキは一定の強さを誇ります。
ドラフトのポジション的に赤緑しかカードがこない!みたいな時には是非こんな感じで構築してみたらうまくいくかもしれません。
サンプルデッキ
こないだのドラキチのAさんのデッキ。こんな感じのスペルシナジー中心で昼夜問わず戦えるデッキが使いやすいと思います。