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予約がないっっっ?!
日本に本帰国して、1ヶ月が経ちました。これは、1ヶ月前の話です。
トルコに家族で住んで約10年。もともと、いつかどこかで日本に帰国しなくてはいけないとは思っていましたが、それは私たちにとってとても大きな変化になるために、なかなか決められませんでした。しかし、そうこうしている間に、どんどん悪化するトルコの経済状況が後押しし、去年の終わりに家族で話し合いをして帰国することを決断しました。
年末に帰国を決め、小学生の子供の新学期に合わせて4月に帰国するために1月に飛行機のチケットを予約し、日本への帰国準備を進めていました。
しかし、2月24日、ウクライナとロシアの戦争が始まり、その影響で予約していた飛行機のチケットがキャンセルに。その後も日程の変更、変更、変更で心が折れそうでした。
やっと変更のない日程が決まり、ストレスで進めずにいた帰国準備を行い、心も身体も疲れ切った状態でトルコから日本へ向けて出発する当日、チェックインカウンターに行くと、ビックリしたことに飛行機の予約が取れていませんでした。
チケットが取れていないとカウンターで言われ、それまでは空港でPCR検査を受けて、ここまで来て陽性で飛行機に乗れなかったらどうしようという心配だけだったのに、それどころではなく、チケットが取れていないという最悪の状態に頭が真っ白に。
予約の確認ではちゃんと表示されているのになぜ?
変更があったのに見落としていた?
いろいろと頭をよぎりましたが出発まで時間がなく、それどころではありません。
トルコ航空とのコードシェア便のため、予約していた航空会社はイスタンブール空港にはなく、トルコ航空のスタッフの人に予約が無いから航空会社に聞くしかないと言われ、時間がないから早く!早く!と急かされながら、日本語の通じる日本支社のカスタマーサービスセンターに連絡。
いつも変更、変更で問合せしていた時はなかなか繋がらず、待たされてばかりだったのに、この時は奇跡的にすんなりと繋がりました。(さすがに気の毒に思った??)
「緊急です!!」と告げて、チケットが取れていないことを伝えると、「しばらくお待ちください。」と言われ、短い時間でしたが、いつまで待つの?大丈夫?向こうでどうしよう、どうしようとスタッフの人もなってる?と頭の中をぐるぐるさせながら待っていました。
しばらくして保留中の音楽が止まり、「チケットが取れました。すぐにカウンターに行ってください!」との返事。先程と同じカウンターに行くとスタッフの人が急いで手続きを済ませてくれ、バタバタとなりましたが出国審査に向かうことができました。
逆に、ここではコロナと戦争の影響で飛行機を利用する人が少なく混んでいなかったため助かりました。
まだまだ、頭の中がパニックのまま広いイスタンブール空港の中、遠い搭乗口を目指して歩きました。飛行機に無事に乗れてもドキドキ。次の乗り換えのチケットももらっているのに、これもダメだったらどうしよう・・・と次の空港に行くまで必要の無い心配をしてしまいました。
幸いにも、その後は無事に問題なく帰国できましたが、コロナと戦争の影響で今までで一番長い移動時間。いつもなら、
イスタンブール空港
↓
仁川空港
↓
関西空港
の移動で、翌日には家に到着できていました。(飛行機の出発時間により、イスタンブールで一泊しなければ2日間で到着)
しかし今回は、
イスタンブール空港
↓
〇〇空港
↓
成田空港
↓
関西空港。
(イスタンブールで一泊することが必要だったので4日間で到着)
初めは、〇〇空港から関西空港行きを取っていましたが、変更、変更の中、イスタンブール空港から〇〇空港への飛行機の到着時間と〇〇空港から関西空港行の飛行機では出発まで待ち時間0時間となり、乗ることが不可能ということに。次の関西空港行きに乗るためには〇〇空港で一泊しなくてはならず、成田空港行ならその日に移動可能ということで、成田空港行に変更しました。
入国に3時間から5時間くらいかかった人もいると聞いていたため、入国にどのくらいの時間が必要かわからなく、通常ならばそのまま国内線で関西空港まで行けるところですが、成田で一泊することにしました。(実際には、2時間ほどで入国できました)
日本に着けば後は何とでもなるということで、ここでやっと一息。そして次の日、関西空港に向かい実家に到着。
今回は子供と二人、先に本帰国。不安もいっぱいでしたが、11歳、まだまだ子供だし通常の帰国と違って対応できないことが起こるかもしれないから大変かも?と思っていましたが、意外と頼りになり安心して移動ができ、成長するってすごいな〜と感じました。大変な中の、ちょっとした発見でした。
しばらくお休みしている間、スキをくださった方、みんなのフォトギャラリーで私の作品を使ってくださった方、ありがとうございます。またマイペースにボチボチとやっていきます。よろしくお願いいたします。