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拝啓 歳晩の候、

とある朝。ごぜう姉妹の住まうアパートのリビング。妹・さぶらうたの。対面に座り。出勤するため。最低限の化粧を始めたのは。

ワタクシたらうた。TVでは朝の情報番組。映っていたのは。頂き女子りりちゃんから。多額の金を受け取った、ホストの男性。

本人のYouTubeチャンネルと思しき映像。わざわざ。これ見よがしに積み上げた札束の前で。何やら喋る。

か細い顎。大きいけれど光の入らない、どんよりとした下三白眼。小さく薄い口。

その顔を見ていると。誰か。誰かを思い出そうとする。ワタクシたらうたの海馬。もやもやする。

しきりに。「わからんなぁ。この人に巨額つぎ込まなきゃならん理由、わからんわぁ」妹・さぶらうた。唸っている。

世の中には様々な価値観があり。人の好みも人それぞれ。だからこそ。いろんな人に配偶者やパートナーがいるわけで。

頂き女子りりちゃんにとって。このホスト氏は。犯罪に手を染めて。巨額を貢いででも。

繋ぎとめたい。尽くしたい。貢ぎたい。そういう存在だったのだろう。が。

どうにも。この映像からは。そこまでの魅力が感じ取れないらしく。妹・さぶらうた。しきりに首をひねる。

「顔が良いわけでもない。話もよくわからん。そもそもなんでこの人、ホストで食えてるんだかな?」

散々な言いっぷりの。妹・さぶらうた。この人は。人の容貌を気にすること多く。いわゆる『面食い』傾向アリ。

「ホストっちゅうんはな、顔じゃないんじゃ」

まだ『誰か』を思い出せず。食い入るように画面を見つめつつ。適当に返す、ワタクシたらうた。

「まぁ、そうなのかもしれんけど…」かもしれん。けど。納得はしてない、妹・さぶらうた。

「顔じゃないんだ…心だぜ?」

「ココロッ!?」

「ホストの本分はな。『心の隙間をお埋めすること』。これに尽きるのよ」

「…喪黒福造と同じなんかいっ!!」

切れ味鋭い。さぶらうたのツッコミ。それを受け。ワタクシたらうたの海馬。喝が入り。ここでスパーンと。思い出した!

「わかった!誰かに似てると思ったらこの人、『夢二式美人』に似てるんだ!!」

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いきなり。頂き女子りりちゃんと。その貢ぎ先ホスト氏の件を書いたのに。理由があって。

ワタクシたらうた。必要最低限の連絡に必要な。LINEだけはやっている。が。

それ以外のSNSをしない。何を隠そう。完全なSNS弱者。

携帯がガラパゴス携帯なのではなく。携帯使ってる人がガラパゴス人だという。我ながら。なかなかの珍事で。

Xやインスタグラムすらもやっていない奴が。メディアプラットフォーム・noteの存在を知る筈もなく。

そんな。ワタクシ・ガラパゴスジン・ゴゼウタラウタ。noteに出会った。きっかけが。

頂き女子りりちゃんが。noteにて。

有料記事を販売し。得た利益を。被害者の補償へ充てることの是非、を。扱ったニュースを見たことだったのだ。

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ワタクシたらうたが。noteを始めたのは今年。

登録したのは秋。使い方など把握するのが面倒で。しばらく放置ののち。初めて記事を書いたのが11月。もう2か月になるのか。と。

当初。週1~2回の投稿を目指すも。そうも行かず。読みたい記事も山ほどあれど。時間が許さず。

思い描いていたような記事が書けてるか?問われたならば答えに窮し。

noteを読んで。世の中には。同じ『転職』をテーマにしていても。読者の役に立てば。と。

様々な情報を。わかりやすく。独自の視点から書かれた、有益な記事が。ごまんとあることに気づき。

そりゃ、暇潰しにはなれど。役には立たん当記事。引きが弱いのは当たり前。へへっ

だが。『アウトプットの方法を得た』ことが。ワタクシたらうたにとって。とても良かった。と。

なんとも。手前勝手なことで。どうかお許し下せぇ。へへっ

そして。(年末年始は酒に明け暮れる予定なので)今年。最後の記事になろうかと。そう。思ったもので。

いつもワタクシたらうたの。駄文にお付き合い下さる。紳士淑女の皆様に。ご挨拶申し上げたいと思った次第。


本年も格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。来年も何卒よろしくお願い申し上げます。と。

 



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