アマリアコンボのカウンター何個乗るか計算した!
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お久しぶりです。
普段は「カードショップくじから」、「晴れる屋トーナメントセンター大阪」でレガシーのリアニメイトを使っているハマぐりです。
今回は【野茂み歩き】が2枚場に出てる時にアマリアコンボスタートするとややこし過ぎないか?
と先日のLastSunで八十岡氏も仰っていたので、
この気を境に自分で理解する意味も込めてnoteにまとめる事にしました。
具体例を用いながら説明し、具体例の最後に方程式的な何かを載せます。
好きなところからお読みください。
それではスタートです。
【野茂み歩き】が1枚の場合
盤面既にには、【野茂み歩き】、【裕福な亭主】が各1枚ある状態で、
【アマリア・ベナヴィデス・アギーレ】(以降【アマリア】)が場に出たものとする。
アマリアコンボがスタートし、土地が5枚、
今回は【召喚の調べ】でデッキを掘り進めることをストップしたものとすると、デッキトップを含み「7+1」で計8枚目くれました。
【召喚の調べ】でデッキを掘り進める作業を終了することはないでしょうが、今回は【召喚の調べ】で終了したことにしてください。
(なんでかは察してね)
では、アマリアには何個のカウンターが乗り、何点のライフが得られるでしょうか?
まずアマリアに乗るカウンターは19個ですね。
これはすぐ分かりますね。
パワーが20になるまでカウンターが乗る18個分と、それ以降の残りの誘発1回分です。
次は、ライフが何点回復するかです。
これも簡単です。
カウンターが19個乗り、土地が5枚捲れたため、全部で24回探検をしたから、
24×3=72
で72点!!!!
と思ったそこのあなたは詰めが甘いです。
状況をきちんと考えてほしいのですが、1回目の探検が誘発したのは何が原因でしょうか?
そう!【裕福な亭主】が原因ですね。
つまり、最初の1回のみ1点のライフを得るので正しくは、
1+(24-1)×3=70
で70点になります。
なんだか算数のひっかけ問題みたいですね。
今紹介した事象は具体例に過ぎませんが、
上記の場合を参考に方程式をたててみます。
つまり抽象化するということです。
そうすることによりどんな場合でも対応できます。
抽象化の結果は以下の通りになります。
「アマリアに乗るカウンターの数」
19個固定
「得られるライフの数」
1 +(【土地を捲った回数】+19-1)× 3
1は先ほど説明した【裕福な亭主】の1点
(【土地を捲った回数】+19)は【野茂み歩き】の誘発回数
(【土地を捲った回数】+19-1)の-1は1回目の【裕福な亭主】分
上記が1回につき3点回復するので、×3
結論1
少し方程式っぽい書き方をします。
【土地を捲った回数】をaとし、計算できるところを全部すると、
55+3a
となります。
覚える際はこちらを覚えてくれればと思います。
以上が【野茂み歩き】が1枚の場合です。
【野茂み歩き】が2枚の場合
盤面には、【裕福な亭主】が1枚、【野茂み歩き】が2枚ある状態で、
【アマリア】が盤面に出たものとする。
これが話題の初見じゃなんだかややこしいやつです。
先ほどの例を理解できていれば、落ち着けば分かりますが、
少し罠があるので気をつけましょう。
土地を何枚捲った等の条件はイメージが湧きやすいように同じにします。
さて、答えを解説する前にこの題材がなぜややこしいと思ってしまうのかを改めて言語化します。
それは「【野茂み歩き】のスタック何個乗ってるの??」ですね。
これは順に考えると分かります。
まず、【裕福な亭主】の誘発で【アマリア】が1回目の探検をし、【野茂み歩きA】と
【野茂み歩き】Bが誘発します。
その後、【野茂み歩き】Bのスタックを解決します。
つまり【アマリア】の2回目の探検です。
そして【アマリア】が探検した為、【野茂み歩きA】と
【野茂み歩き】Bがまた誘発します。
そして、【野茂み歩き】Bの誘発を解決します。
つまり【アマリア】の3回目の探検です。
そしてまた、【アマリア】が探検した為、【野茂み歩きA】と
【野茂み歩き】Bが誘発します。
気づきましたでしょうか。
そう、【野茂み歩き】Aのスタックが貯まり続けています。
面倒ですね。テーブルトップに向いてない。
では何個貯まるかを具体例で考えましょう。
先ほどのアマリアの1~3回目までの探検の例の通り、
【アマリア】が探検するたびに【野茂み歩き】Aのスタックは貯まり続けます。
ここさえ分かれば後は簡単です。
【野茂み歩き】が2枚あるためややこしくなっていると思いますが、
探検する回数は変わりません。
つまり、上記の例で回復する量は
70×2=140
140点ではないです。
ここで計算式を思い出してほしいのですが、
1 +(【土地を捲った回数】+19-1)× 3
でしたね。単純に2倍してしまうと、【裕福な亭主】が2回誘発したことになり、
1 +(【土地を捲った回数】+19-1)× 3+ 1+(【土地を捲った回数】+19-1)× 3
となってしまいます。
ですので、帳尻を合わせるために1引きます。
そうすると正しい答えの139が導き出されます。
次は乗るカウンターの数です。
こちらは【野茂み歩きA】と【野茂み歩き】Bを分けて考えると分かります。
まず、【野茂み歩き】Bからです。
今回は【野茂み歩き】Bのスタックのみを順に解決しているので、
こちらは、【野茂み歩き】が盤面に1枚の時のと同じになりますので、
得られるカウンターは19個です。
では、【野茂み歩き】Aは何個のスタックが貯まっているでしょうか。
今回、カウンターが19個置かれるまでに行われた探検の回数は24回です。
これは、1つ目の例を見てもらえれば分かります。
そうなると、【野茂み歩き】Aに貯まっているスタックの数も見えてくるはずです。
そう、23個です。24個じゃないの!!?と思ったそこのあなたは1つ目の例からやり直してきてください。
年のためもう一度説明しておくと、探検回数24回のうち1回は【裕福な亭主】によるものなので、1回分引く必要があります。
よって今回乗るカウンターの数は
19+23=42
42個です。
では抽象化に入ります。
方程式は以下の通りです。
得られるライフ
1 +(【土地を捲った回数】+19-1)× 3×2
(【土地を捲った回数】+19-1)× 3 は【野茂み歩き】1枚分なので、それが2枚なため、2倍
1+は【裕福な亭主】の分です。
乗るカウンターの数
19+(【土地を捲った回数】+19-1)
19個は固定
(【土地を捲った回数】+19-1)は19個カウンターが乗るまでに探検した数から、【裕福な亭主】の1回分を引いた数
結論2
1つ目の例と同様に少し方程式っぽい書き方をします。
【土地を捲った回数】をaとし、計算できるところを全部すると、
得られるライフ
109+6a
乗るカウンターの数
37+a
覚える際はこれを覚えていただければと思います。
終わりに
いかがでしょうか。
なるべく早く出すために少し殴り書きになってしまったかもしれませんが、
頑張ってかみ砕いたつもりです。
上の例さえ頭に入れておけば、【裕福な亭主】が2枚あるパターンや、【集合した中隊】からコンボを始動した際などでも計算が出来ます。
もし不明点、指摘点があるようでしたら、
(1) ハマぐり(@hamaguri_sumi)さん / X (twitter.com)
までご連絡ください。
必ずDMお返しします。
また、少しでも参考になったお礼がしたい!!!
と思ってくださった心優しい方は投げ銭程度に記事を購入していただけますと幸いです。
最後に告知ですが、年内可能ならもう一つ記事を作成予定です。
くだらないものか、参考になりそうなものかは僕の元気次第ですが、
次の記事も読んでいただけますと幸いです。
それではまたお会いしましょう。
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