映画「キリエのうた」を観てきたよん🍿
邦画を見る目的がほぼ"演者目当て"であること。
今回も例に漏れず、らぶ松村北斗を見るために行きましたよん。
ちなみに演者目的での鑑賞に否定的な人のことが大嫌いである。人生で関わりたくない。
さて、「キリエのうた」を見る前の心持ちとしては
重たそう!
なんか、辛そう!無理かも!
見たくないかも!重たいの無理やし〜
がベースで、良作な空気は感じ取りつつもやはり重たい映画が如何せん苦手もので足取りは重く…
演者目当てと先述したがそれでも腰は重く…
やっとこさ"上映開始から3日間限定配布"の特典が欲しいがために行く段取りを。
あと、北斗演じる夏彦がクズ男!と聞いていたものだから「北斗のこと嫌いになったらどうしよう😭」と不安な気持ちで見始めた。大笑いである。
それと、岩井俊二作品が実は初見。(記憶の限りは)
岩井作品の色はなんとなく想像できつつもなんせ未体験のためドキドキワクワクみたいな感じです。
まず最初に頂いた大きめの感想は「すずのコスプレ大会や〜!(cv.彦摩呂)」
いやハンガーラックにメイド服がある時点でなんかソワソワと期待はしたが、すずのコスプレ大会ほんま楽しかった
可愛いな〜
しかし今思ったらあのメイド服は元彼のシュミだったのだろうか…………………
豊原功補と松本まりかのキャスティングになんの意味があったかは分からないが、とにかく妖しく最高だった。
イッコさんが、進学できなくなって東京に出てきてからどういう生活を送ってきたのかが知りたくなったな。イッコさん好きだった。
"女を使ってるみたいで嫌だ"と言っていた人が結婚詐欺で暮らすとは。
学費を出してくれるはずだった人(男性)とか逃げられた母親(女性)とか、
そんな道を進むしかなかったのか進もうとしたのか、
あと刺した人がまおりって呼んでたな。結婚詐欺序盤の相手なのかな。本名を名乗っていて面白いな。本名を伝えていたのか恨まれて名前を覚えられたのかは知らんけど。
イッコさん死ぬのいやだったな〜
てか結婚詐欺ってなんなん?(話が飛ぶのでやめます)
夏彦がクズ男と聞いていたので、
家庭教師で現れた時には「こいつまさか…生徒に手を…?!」と邪推して見進めていたら全然普通にカテキョーして終わった。
疑ってごめん。
るかちゃん(小学生)の大阪の時のシーンがすごく好きだった〜
先生(黒木華)すきや〜
先生ともあろう人があんな手続きをしたら会えなくなることくらい想像できんもんかね、とも思ったが。まぁそれを踏まないと誘拐の疑いをかけられるストーリーになっていたかもしれん!←要らぬ危惧
震災の描写グロすぎてかなりキツかった。
(グロい映像が出るわけではないです。)
すずめの時なんか可愛いもんやと思うほど。
ちょとほんまにえぐられたので、見る時は注意に注意を重ねた方がいいです。
夏彦の苦しみが、全然経験もしたことないけど、分かる〜って感覚になってずっとしんどかったーー
夏彦クズとちゃうやんってなりました私の感想では。
しんどいな、夏彦。
あとあいつん家、不気味すぎー!
あの受験のときのホテルでおじさん3人が囲んでるやつガチきしょやったよな!
でもおるよな〜ああいう人ら!
あんなん夏彦もあーなるて。
ほんでキリエ(姉)な〜
キリエな〜………
うーん………
キリエ、あまりにも自分と違いすぎて嫌いかもと思ったけど、自分とは違うがあのような女性が多くいることは理解しているので、嫌いにもなりきれず……
てか夏彦は最初キリエに惹かれてなさそうやったのになんでいってしまったんや?
そこに唯一存在する"非現実"だったからなんやろか…
それともそこに女体があったからなんやろうか…
キリエと夏彦の𝑳𝑶𝑽𝑬🏩シーンは、
さすがにポップコーンも進んだ。
キャー!ほちゃの肩幅の、えっち〜!🛁🚪
あそこだけ何回もみたいかも……
アイナちゃんのスタイルばりキレイで惚れ惚れしたわよん
それにしても露出の多い映画だった
びっくりした
気を遣わずに書くと、
キリエみたいに学生で身篭って出産を選ぶという選択肢が私の中で全くなくて一切彼女に理解を示すことができない。
まして彼氏は医者の息子で医学部受験を控えてる身で、ますます自分なら…
鑑賞中に彼女に大変嫌悪感を頂いてました。
津波警報が出ていて避難しなければいけないのに妹を探しに行くところも、彼の病院の窓口でフィアンセですと言っていいかと聞くところも、高い位置から低い位置に向かうところも、、
でも、そこにるかちゃんは居て(本当に居たかは分からない)
なんか私自分のことがとっても恥ずかしくなって、
この"人を愛してる人"にずっとなれない自分自身との対比をまざまざと感じさせられて、
うん、とっても心臓が痛かったです。
夏彦もきっと、自分の行動や感情の後悔と一緒に、彼女のそういう人柄の眩しさというか、自分に無いものを持った人に苦しめられてるんだろうなと勝手に思ってます。
夏彦って、人間の嫌なところも良いところもあって、くさい。
夏彦もさ、大阪までるかちゃんに会いに行ったら会えへんくなるし、北海道で再開出来てほぼ一緒に暮らしてたのに誘拐やとか言われてまた会えへんくなって、やっと連絡きた思ったら身元引受人みたいな役割での呼び出しやし、ほーんま可哀想!
でもそこでなんか絶たないのが夏彦偉いよなって思いますわ。
苦しいならるかちゃんのことも忘れたらいいのに、苦しくなくなりたいからるかちゃんが心配やねんな。
自己本位でも、救われるために嫌なことから背かないのは偉いと思いますよ私は。
うちも焼肉奢って〜
るかちゃんが夏彦やマオリや、音楽仲間と一緒にいて楽しそうだったり笑ってたりするの見ると嬉しかった。
るかちゃんが楽しい時間を今だけでなくこの先も過ごせたらいいなって思った。
レコード会社にかけあって〜→今はまだ〜
みたいなところでも、いやそんなんアカンて!と思ったけど
でもるかちゃんにとっては今が楽しいことの方が大事なんだよなーきっと。
であのオジサンも意外と否定は低空で良かったな。そこが怖くもあったがw
るかちゃんとまおりの関係性が素敵だった。
うーん、これは良い百合!←が軽すぎるくらいの、素敵な関係性だった。
イッコさんの世界にキリエが居てよかったよ。
あと困ったのが、笠原さんのこと"きたりえの旦那"と認識しているから、きたりえの旦那だ…と思って見ちゃって笑っちゃって困った
使用許可書のくだりがダサすぎていい味だしてた(笑)
にじろーに許可証持ってる?って聞くのワロタ、持っとるわけないやんw
重たいかな〜と思って見始めたけど、
登場人物が結構私にとってフィクションの人物でしかなくて、
自分に落とし込んで感情移入してズーンとなったり、自身の過去を思い出してズーンとなったり、っていうのが少なかったのであんまり重たさは感じなかった!
想像上の人物、が多かったかな。
現実にいるんだろうけど自分にはない感覚の人達かな。
で夏彦だけがノンフィクションで辛かったw
夏彦、きっと幸せになろう。
3時間さすがにおケツが痛くなりました。
映画「キリエのうた」、今観られてよかったです。
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