見出し画像

【浜田市】隊員自己紹介(由井 辰)

名前   :由井 辰(ゆい のぶる)
肩書き  :浜田市地域おこし協力隊
活動場所 :浜田市全域
ミッション:後継者マッチング支援事業(事業承継)
できること:スノーボード、サーフィン、マリンアクティビティ、
      ライフセービング
したいこと:老舗味噌麹店の運営、海の見える民宿の共同運営、
      マリンスポーツのイベント


隊員の自己紹介

はじめまして、地域おこし協力隊2年目の由井辰です。長野県出身です。
趣味はスノーボード・サーフィンです。
浜田市に来るまでは東京でお菓子の専門商社に勤めていました。当時はセブン-イレブンのプライベートブランドのスナック菓子の商品開発をしていました。毎日のように朝からポテトチップスを食べ研究・調査を行うという不健康生活を送っていました。(笑) 
今は浜田に移住して照り付ける太陽の下、海でライフセーバーをしてたくさん汗を流したり、市内の味噌麹店で麹の勉強や修行をしながら美容・健康に良いとされる麹菌をたっぷり浴びながら麹作りに励んでおり、今はしっかりとした健康生活を送れていると思います。(笑)

協力隊になった経緯

私は元々浜田市の大学の卒業生であったこともあり、浜田の土地と人が大好きでいつか浜田に移住しようと心に決めていました。
しかし、なかなか思うような仕事がみつからず、移住を迷っていたところで、知り合いの紹介で地域おこし協力隊の存在を知り応募しました。
私は今協力隊の「後継者マッチング支援事業」というミッションを行っています。浜田市の後継者不在の事業者を、起業・創業を目指す地域おこし協力隊が事業承継という形で引き継ぎ浜田市の産業・伝統を維持していくという取組です。
浜田市では事業者の後継者不足が深刻化しており、市内事業者の約4割が「自分の代で廃業予定」と回答しています。その主な理由が「後継者が決まっていない」という点であることが、市の2017年の調査でわかりました。
この課題を解決するために協力隊の募集が行われており、私はこの制度を活用することで、自分のスキルや将来、浜田市で実現したいことを事業承継という形で実現できるのではないかと思い応募しました。

協力隊の活動内容

仕事の内容としては任期3年間の間に、自分が後継者となれる事業者様を見つけ、研修・修行を行い、任期終了時に事業を引き継げるように準備していくのが主なミッションです。
年間の流れで説明すると、
1年目 浜田市内の事業承継の実態調査(過去の調査アンケート) → 実際に後継者を探している事業者様を探し出す → 訪問、面談 → やりたい仕事内容であればショートインターン
2年目 後継者を探している事業者様を探し出す → 訪問、面談 → やりたい仕事内容であればショートインターン → 将来引き継ぎたい事業者を決める
3年目 将来引き継ぎたい事業者で1年間長期インターンを行う → 事業承継できるか判断 → 契約
任期終了後 事業承継
という流れになります。
私は、今は市内の味噌麹屋を引き継ぐべく、長期インターンに入って修行し承継に向け準備を行っています。他にも個人的な活動にはなりますが、2024年10月に地元の漁師さん(大学時代からの兄貴的な存在の方)と海の見える民宿を事業承継しました。2025年春オープン!この民宿も協力隊の仕事のおかげで出会えたものでした。
浜田に移住したいけど、自分のやりたい仕事・自分のスキルを活かした仕事が見つからないという方は多くいらっしゃると思います。協力隊の3年間の時間の中で浜田に住みながら、計画をじっくり練り、自分の将来を作っていけるのがこの協力隊のミッションのメリットだと思います。
浜田に移住してみたい方・浜田で仕事を探している方は募集があればぜひ挑戦してみてください。