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理学療法士のセカンドキャリア

0.仕事って何のためにする?


僕は、総合病院で6年間の理学療法士で働いた経験があるけど、

理学療法士は本当にいい仕事だと自負している。


世の中にはたくさんの仕事があって、

仕事の選び方って色々な基準があるけど、皆さんはどうしていますか?


僕は大きく分けると、

① 給与福利厚生

② やりがい

だと思っています。


一日の中で仕事は大きな比重を持っています。

平均8時間の勤務、
出勤・退勤にかかる時間、
出社の準備時間、

を含めると、約10時間は仕事に関わる時間を過ごしています。


そんな仕事にやりがい十分な代価が得られず、

嫌な仕事をしたり、満足感・幸福感が得られないと人生がつまらなくなる。

そんな風に考える人をたくさん見ていたら、
適職選びについて考える機会は自然と増えてきました。


ただ生活をするために仕事をするんじゃなくて、

目的を持って能動的に仕事に取り組むことができれば人生はグッと豊かに傾いていく。


むしろ、サラリーマンは雇用形態が確立してるし、

労働収入の額も基本給として決まっているから「生活のために」という点では、ほとんどリスクなく働けるのが特徴だ。


だからこそ、しっかり適職を選べば問題なく生活できるので、

仕事のクオリティに意識と時間を割くのが大切だと思います。


人生は与えた数と質で決まる部分が大きいので、

せっかく10時間という大切な命の時間を割くなら、意味ある時間にしたいですよね。


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1.科学的な適職選び

多くの方が仕事選びで勘違いしていることがあります。

僕も大きな勘違いをしていました。


それを知ったのは、この本に出逢ったからです。

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この本で紹介している適職選びで間違うポイントとして、

① 好きを仕事にする

② 給料の多さで選ぶ

③ 業界職種で選ぶ

④ 仕事の楽さで選ぶ

⑤ 性格テストで選ぶ

⑥ 直感で選ぶ

⑦ 適正に合った仕事を求める

を基準にすることです。


どれも大切なポイントのように思いますが、こういった基準で選ぶのは得策ではないそうです。


好きな仕事の中にも嫌いな作業はあるし、

収入によって得られる幸福感にも限りがあります。


さらに、業界に対する将来予測に絶対はないし、

適度なストレスの中で仕事をする方が達成感もあるので幸福感を得やすいです。


性格テストも適正ではなく傾向を示すだけのものが多いし、

直感が有効に働くための条件も限られるし、

適正に合った仕事でも、その強みを生かせるかは周囲の人職場環境・仕組みによって変わります。

適職選びのポイント

だからこそ大切なのは、

自由度・達成感・モチベーション・ビジョン、ババリエーション・関わる人・社会性

になります。

こういった7つの要素が合わさることで幸福感の得られる仕事になっていきます。


では、理学療法士はこれらの要素が含まれているのでしょうか?



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2.理学療法士という適職

今は独立して整体業をしていますが、

理学療法士という仕事は僕にとって正に適職でした。

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僕が働いていた職場では、

担当の理学療法士がリハビリ内容をほとんど決めれたし、

患者さんのゴールを共に描きながら日々の達成感を感じられ、

職場には尊敬できる上司や、一緒に走れる仲間がいました。

そして、一番は人の役に立てている実感を得られることでした。

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理学療法士という仕事の特徴

では、もう少し理学療法士という仕事について詳しく考えていきます。

僕の独断と偏見にはなりますが、

① 厳しい試験をクリアした国家資格者

② 〇〇先生という立場

③ 病院というクローズコミュニティ

などの特徴があると思います。


① 厳しい試験をクリアした国家資格者

理学療法士は、

3年もしくは4年の専門課程を修了して、年に1回だけ開催される国家試験に合格した方がなれる職業です。

県内・外で差はありますが、就職1年目から300〜400万円の給与がもらえる仕事です。


主な業務内容が保険診療下でのリハビリなので、

怪我や病気の方はどの時代にも必ずいるし、病院もあります。

さらに、専門技術や対人交流などの人じゃないとできない領域も含まれるので、

今後のテクノロジーの発展によって奪われる仕事ではありません。

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むしろ、AI・ロボットなどと相性も良いし、

ホスピタリティの部分を追求していくと、高齢者や脳梗塞患者さんに対してVRなどを使ったサービス提供などの可能性もあります。

高齢者のリハビリに一役買う「VR」--旅行体験で“夢”を叶える福祉機器に


どんな仕事も需要と供給が大切です。

今後は、2025年にかけて団塊世代の全てが後期高齢者になっていくので、

高齢者を対象としたリハビリへのニーズは高まっていきます


そういった方々が人生100年時代を全うされるのが大体2040年になるので、それまではニーズは高まる傾向にあると思います。


つまり、理学療法士はこの先20〜30年くらいはなくならない仕事だと考えています。


② 〇〇先生という立場

病院内で先生と呼ばれる代表格は、もちろん医師です。

ただ、リハビリ職である理学療法士も比較的呼ばれることが多いと思います。



その2つの職種の共通点は、

患者さんに対する直接医療の提供

だと思います。


他の看護師や薬剤師なども、患者さんを良くするためには欠かせない職種です。

ただ違いとして、直接触れることによって患者さんを治す・良くする職種ではありません。


医師はもちろんですが、

理学療法士も徒手技術を使ってアプローチをするので〇〇先生と呼ばれることが多いんだと思います。

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そのおかげで、他者貢献感も得やすく仕事に対する満足感達成感を味わいやすい職種だと思います。


③ 病院というクローズコミュニティ

働いて思ったのは、病院はかなり特殊な場所だと思います。

僕が働いていた所は、入院患者が多かったのもありますが、会うのは特定の人に限られていました


そして、同僚も専門職ばかりで一般職のような職場の風土は全くありません。


そのため、人間関係がクローズなので偏った価値観になりやすいなと思います。



特に独立してから、異業種やたくさんのお客さんに会うことで余計に感じました。


専門性は一つの武器になるし、身につけて損はありません。

ただ使える範囲が限定されていると、働き方が多様化した今の時代には適応しにくいことも出てきます。


人との出会いが体験を生み、多様な体験が豊かな価値観を育んで可能性を広げていきます。


そのためにも、クローズコミュニティになりやすい病院だけに留まるのではなく、

もっと色々な角度で仕事をしていく必要があると思います。



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3.理学療法士のセカンドキャリア

僕はそんな理学療法士の仕事が大好きだし、今でも誇りを持っています。


その上で、理学療法士が持つ仕事の可能性を大きく感じているし、

もっと社会で活躍できる場所があると思っています。


僕自身は、20歳で起きたバイク事故での怪我のリハビリ経験から、

独立する必要性を感じていたので、就職1年目から目的を持って働いていました。


同じ病院内に人間力・スキルの部分を学びたいと思える人が沢山いたので、ひたすら磨きました。


ただ、目指す働き方をしている人はいなかったので、全国に脚を運んで多くの同業者と出逢ってビジョンを描いていきました。


そんな自分が思う理学療法士の可能性は、セカンドキャリアの構築です。


パラレルキャリア

多様化された価値観・社会では、

一つの仕事に縛られずに複数のキャリアを水平展開していくパラレルキャリアが注目されています。

例えば、

■ 理学療法士 × ヨガインストラクター

■ 理学療法士 × ピラティスインストラクター

■ 理学療法士 × トレーナー

■ 理学療法士 × 栄養コンサルティング

■ 理学療法士 × インソール

■ 理学療法士 × 経営者

など本当に幅広い働き方があります。


僕はこれらの働き方を否定はしませんが、限界があると感じています。


確かに僕自身も、

理学療法士 × 内臓ストレッチ × 栄養コンサル × アレルギー × 東洋医学 × 波動医学

という多様なジャンルに対応しています。


ただ、やっているのは整体業という一つの肩書で、それぞれは暮らしに寄り添う整体はまだやが提供するサービスの一部でしかありません。


本当の意味でのキャリア展開は、武器を増やすだけでは得られません。


僕は整体業以外にも、

■ 教育事業 ・・・ イーラーニング × プラットフォームの普及

■ 金融業 ・・・ 資産形成、資産運用、資産防衛、資産継承

などの全く異なるジャンルの仕事にも関わっています。


おかげさまで、スキル人脈資産は大きく変化できたので、パラレルキャリアの実現が出来ています。



セカンドキャリア

では、僕がなぜ理学療法士のセカンドキャリアを応援しているのかをお伝えします。


それが、

個の時代 → 集の時代

に社会が変化しているからです。


以前は個の時代が強かったので、

一人の持つスキルや人脈が重要視されていたように思います。


ただ、今は集の時代です。

つまり、共生互助がテーマになっているんです。


一人一人の専門性を掛け合わせることで得られる集団の力を生かしていく働き方です。


ヘルスケア分野で活躍する人は病院の外にも沢山います。

インストラクター、トレーナー、施術家をはじめ本当に沢山います。


多くの方がコンセプトを持って、長年現場で多くのお客さんに価値を届けた実績・実力ともに申し分のない方ばかりです。


そういった方々を相手に、理学療法士が少しばかりのヨガやピラティスが出来たとしても、到底敵うわけがありません。


なので、僕は施術に特化した整体業として、その他の分野は別の方にお任せする形を取っています。

そうすることでプロのトレーナーやインストラクターの方々の力を借りることが可能となります。



中途半端に理学療法士を続けるよりは、

そのキャリアを生かして転職・起業したほうが絶対にいいです。

その方が地域では価値提供が圧倒的にしやすくなります。


4.まとめ

適職選びをのポイントを押さえることで、

仕事で豊かさを育むことができるようになっていきます。


理学療法士からのキャリアアップとしては、

専門性を生かして次のステップに進むセカンドキャリアがおすすめです。


地域ですでに活躍しているトレーナー・インストラクターを味方にした共生互助の精神が大切です。



暮らしに寄り添う整体はまだやでは、

皆さんの生活を劇的に変えるお手伝いを整体を通して発信しています。

「こんな相談でいいのかな?」と思ったことも気軽にご相談ください。



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