ACPマップ最新版(医療従事者向け)
混沌としたACPの略語を乗り切るためのACPマップをアップデート。
今までのACPマップでは理解がしやすいよう、略語を減らしていました。今回は医療従事者向けの資料のため、あえて略語で作成。今までのリビングウィルからAD、そこからACPが波及してきたことについてを述べるために各概念について、またEOLD、non-EOLDを分けて記載しつつ、ALPの概念まで包括して記載しています。
また、ALPの概念で必要な「人生観」を死生観と継続して図示。ややビジーなスライドですが、1枚での理解を深めるマップとしての機能を優先させています。
2020年に生まれたこの地図にはいろいろなバージョンがあり、一般向けの資料では略語をできる限り使用せず簡略に記載してあります。
ACPACPと大騒ぎしているのは医療者だけで、そもそも死生観の醸造されていない地域では話し合いをすること自体がストレスになるかもしれません。さらに、非医療者からすれば自分の最後を考えた話し合いで重要なことは「非医療」のこと。「遺言をどうするか?お墓は?自分の行っている役割はどうなるの?」そういったことのほうが先に考えることでしょう。
できる限り多くの方にACPを簡単に理解していただけるように、また医療者にはより深く理解していただけるようマップをこれからも改良していこうと思います。
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