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今までのワクチンとの違いを教えてNote

えっ、違うの?


一般的なワクチンと今回のワクチン。実は今回かなり違う。
って知っている。
って聞いたことある。
・・・でも良く分からない。 
・・・でも、分からないけど打たないといけないの?

ざっくり理解できるよう、出来るだけ簡単な1枚スライドにしてみました。

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まず、1つずつみてみましょう。

一般的なワクチン(生ワクチン・不活化ワクチン)

まず、一般的なワクチンはウイルスを増殖することから始めます。

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どうやって増やすかというと、たとえばインフルエンザは鶏の卵を使っています。「えっ、試験管とかでなんとかするんじゃないの?」  ・・・鳥の卵使ってます。だから、増やすのがまず大変です。

次に、不活化はホルマリンなどでウイルスを死滅させる。弱毒は薬品でウイルスを感染性が限りなくすくなくなるぐらいに弱らせます。

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それを、体にワクチンとして打ちます。

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そうすると、外敵から守ってくれる免疫細胞が見つけて、それに対して攻撃する物質【抗体】を作ります。

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・・・本当にウイルスが入ってきているわけではないのに、私たちの体を「だまして」攻撃物質を作らせるわけです。そうすると、もしウイルスが入ってきても

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守ってくれる。これが一般的なワクチンです。

mRNAワクチン(新型コロナワクチン)

新型コロナワクチンはどんな感じなんでしょう?

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まず、ウイルスの遺伝子を解析。そして、ウイルスの表面についている部分の「増殖説明書」のようなものを合成します。

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増殖証明書(mRNA)はとても不安定で、これを身体にいれてもすぐ壊れてしまうようなものでした。しかしポリエチレングリコール(PEG)というもので包むとうまく体に届けられることが分かったんです。私が発見したわけではもちろんないですが、、すごいですね。

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それを人の体にいれます。

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そうすると、mRNAが体の中の工場に取り込まれます。そして、人間の体の細胞がその「増殖説明書」に基づいてウイルスの断片を作り始めます。

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その後は、そのウイルスの部分について免疫細胞が働きだし、

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抗体をつくることで、発症を防ぐことが出来る。ということなんですね。

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今までのワクチンと何が違うのか。

1:作るのが簡単で大量に作れる
2:ウイルス断片を人間の体に作らせる
3:効果がきわめて高い

実験室などでウイルスを増やしているといつまでたってもワクチンが出来ませんよね。普通のワクチンも今は作成されているようですが、まだまだ世に出てくるまでには時間がかかるようです。

mRNAは人間の体にウイルスが増殖するための説明書を入れる…というところが理解しにくいところかもしれません。

たとえば、世の中にラーメンを広めたいとしましょう。ラーメンを作って色々な家に届けることで、ラーメンは広げられるかもしれない。でも、相当ラーメン屋さんがないといけません。でも、ラーメンの作り方を配って、ラーメンを自宅で作ってもらえるなら効率も良いし、早くラーメンを食べてもらえますよね。それがmRNAワクチンです(多分)。

新型コロナワクチンについて、ゆっくりここのNoteでも伝えられればいいなって思ってます。


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