ファミ通生町内会おわり

 

「ファミ通生町内会」が終わってしまった。


「ファミ通町内会」が終わったのではなくて、「ファミ通”生”町内会」の終わり。

それは何ですか? 

まず、「ファミ通町内会」の説明から。


テレビゲーム専門誌「週刊ファミ通」に長年屹立するネタコーナー「ファミ通町内会」。
ひとことネタ、時事ネタ、下ネタ、4コママンガ等々々、ありとあらゆる面白いと思われることならなんでもありの大喜利?コーナー。勝手に新コーナーを作るのもあり。投稿者の勢いとネタの強さでどこにでも向かう。

「週刊SPA!」内の「バカサイ」と双璧を誇る投稿コーナーで、かつての常連投稿者からは「おほしんたろう」(塩味電気)さんなどなど輩出。
これまでの投稿をまとめた本も、これまでに4冊(1986-2000年分、01/02年分、03/04年分、05/06年分)発売され、さらに2007-2010年は4コママンガのみ集めた単行本を刊行した。


最近(2020年8月5日)はラジオ「たまむすび」で博多大吉さんが
「面白すぎて」
「読んでたらこれ無意識にパクるなと思って」
あえて読んでなかった、と発言。ファミ通町内会界隈は大歓喜
したものでした。


普通にうまいネタから、地上波では見られない、地下芸人でも見られない気が狂った笑いまで。読者も進化を遂げて、
受け止められるネタの幅が広い。

なぜゲーム雑誌にこれが?

と、そんな歴史的経緯はおいておくとして。


その「ファミ通町内会」の、毎週雑誌に掲載される中から、さらにベスト投稿を選んで発表する番組が、月に一度、ニコニコ生放送とYouTubeの生放送で行われていたのだった。

以上が「ファミ通生町内会」。
月のベスト1に選ばれた投稿者には、特製Tシャツorトートバッグがプレゼントされておりました。

それが!

終わった!!!


生町内会は、ふだん雑誌だけでスタンドアローンな、文通のような関係性の読者・投稿者・編集者があつまれる、オフ会(オンラインだけど)のような感じだった。町内会の編集を担当しているお二方(ナッツさん・ポルノ鈴木さん…元ファミ通編集者)が進行し、ガヤとして佐治キクオさん(現役編集者)が混じる。視聴者がコメントで参加する・・・。

まあ詳しいことは知らないのだけど。
見てました。


コロナだったり、予算だったり、かけたものに対するリターンなりで、なくなってしまう。最終回でポルノさんが言っていたけれど、

「みんなファミ通買おうよ!!」


つづいていれば、また何かワンチャンはある。


それまでは雑誌で。


いうて自分も投稿者なので。



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