雑記20/07/26日 ラインスタンプ発売、クリエイターズの1人、873件の先輩クリエイター、たぶんタイにいる

 

ラインスタンプを発売しました。

しました。って、お金が絡んで急に敬語もないものだが、とにかく勝手がわからないままに作ってみた。
そのうち「ほぼ表情の変わらない」シリーズ2つは、思いっきりコピペによって作っているわけで、「クリエイター」として(誰が?)良心が痛まないといえば嘘になるけれど。。。

ともかく、ヒトゴトでもなくなったので、売れ線のスタンプは何か? と「人気のスタンプ」欄を見たり、あるいは自分のが載っているかと「新着スタンプ」欄を見たりしていたら、

早速、岸政彦先生的なものを見つけるわけである。



それは「新着スタンプ」にあった。ずらりと6つくらい並んでいた。

モノクロの荒い粒子でこちらを見すえる、
同じ顔、顔、顔。

そして、テーマも不明な、ジャンルにわければ「詩」としか言えないようなスタンプタイトルたち。

クリエイター名は「Go to Italy」さん。
イタリアに行け。

イターリアと言いながらこのアジア顔をずっと使い、そしてラインナップを見るに、日本語、中国語、英語、そしてタイ語が多い。となるとタイの人か? 

今日の時点でスタンプは873種類。


Go to Italy氏の「詩」を堪能するため、日本語での最新作「ダイヤモンドクラウン」から、ワードを抜き出してみよう。
すべて、スタンプのデザインにおいて、あの顔に付されたものである。

ダイヤモンドクラウン
お世辞
素晴らしい
美の女王
次の映画
グローバルステージ
引き継ぐ
レッドカーペットを歩く
裕福な家族
仕事に行く
メリット
ギボンズ
パレード
カーパレード
チャンピオンを祝う
賞の発表
(以上、16/40個)

映画(賞)、パレードなど、微妙な連関を匂わせつつ、総合的にはダダイズム。

どういったセンスのもと選び出され並んだかはわからない。これがタイのエキゾチズムなのだろうか。


メルカリを始めた1、2年くらい前のこと、やたらとSuicaが出品されていた。
Suicaを出品している人の出品一覧を見ると、あのグリッドにいくつもいくつもSuicaだらけで、何なのか? と検索すると、これはSuicaのデポジット(保証用の預かり金)500円の払い戻し権を利用した困窮商法。

つまり金に困った人が、クレジットカードで、1000円とか割高なSuica(チャージは0円)を買い、それを払い戻しして500円という現金を手に入れる、「クレジット枠を現金化」のためのもの、だというのだった。

いや、ほかにも色々な抜け道で使っているんだろうが、、、ともかくあの「Suicaの写真ばかりならんだ出品リスト」
には、インターネットの闇というか、浅はかな狡知、みたいな、得体のしれない恐怖を感じたのだった。



今回もそれ。



でも1個ぐらい使いたい。



ご愛用者いらっしゃった。




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