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松山行き当たりばったり一人旅 Part1

 ■俺、愛媛生まれです

 いきなり何アピールなんだと思いつつ、まぁアレです。里帰り的なやつです。前回行ったのが一昨年の11月だから、だいぶ経っていますね。
 なお松山に住んでいる母方の伯父伯母には挨拶すら行かないで、ひたすら食って飲んで温泉に入るだけの旅行です(冷たい人間だ)。

 そんなまじまじと見つめなくても……。
 今回ANA585便 羽田(09:30)→松山(11:05)に乗ったですが、機材トラブルで使用する飛行機が変更になって、一時間以上遅延になりました。
 そのお詫びとして、全員に渡されたのが野口英世入りの封筒だったのでした。名目は「お食事代」。でも空港で食事を済ますには1,000円は超えるだろうし、もう一声といきたいところだけど、貰えるだけマシですね。

■松山に着きました

 というわけで、定刻よりもかなり遅れて松山空港に着きました。空港名物といえば、このみかんジュースタワーじゃないでしょうか?
 まぁ愛媛にはみかんしかないですしね……。

 空港からリムジンバスで松山市駅に到着したのは13時過ぎ。とにもかくにもお腹が減っていたので、まつちかタウンにある「カレーショップ デリー」に駆け込みました。
 老舗然とした佇まいからは、時が数十年止まったかのような錯覚を憶えるほどの生きた化石……ノスタルジーさがあります。
 頼んだのはミンチカツカレー(750円)。
 まずネーミングがいい。
 メンチカツじゃなくて、ミンチカツですよ。最高。

 お味はというと、欧風よりもさらに甘口で丁寧につくられたルーと、揚げたてのミンチカツがなんとも相性がよくて、美味しかったです。
 近くにあったら、ちょくちょく思い出したときに食べに行きたくなる、そんな味ですね。

 ちらっと、松山市駅のそごうも見てみましょう。

 おさかなさん、東京とは品揃えが違って楽しい。

 今度は松山市駅から、市内電車に乗ります。基本的に都度精算なのですが、面倒なのでこんなのを買いました。

 市内電車3Dayチケットです。
 一回乗車につき160円なので、もとが取れるかは微妙なところですが、いちいち現金を用意するのも面倒なので、観光客は買っておいて損はないと思いますね。

 はい、ということでやってきたのは「津田酒店」です。
 愛媛といえば酒処ですからね。日本酒をいっぱい買い込まないと――って、いつの間にこんなアメリカ系のビール強くなったんだ?

 REVISION普通に置いてるし……。
 ま、まぁ今回は我慢です……。

 つーわけで、日本酒を友人分と合わせてしこたま買い込み、福沢諭吉がどこかに消えていなくなりました。
 酒の一滴は血の一滴といいますし、大目に見てください。

 さらば諭吉……。

 こんにちは、道後温泉。
 ていうかスタバできててびっくりしました。
 今では市内のあちらこちらで見かけるようになりましたね。

 道後温泉本館のほうは大して興味がないので、お隣の「椿の湯」でひとっ風呂を浴びました。
 リニューアルして、ちょっときれいになっていましたね。
 今回は入れ墨をしたおじいちゃんたちを見かけなかったのですが、もしかして禁止されたのでしょうか?(そうであればすこしかなしい)

 湯上がりにはビール!
 椿の湯近くにある「道後麦酒館別館」にやってきました。

#はいふりカメラしろちゃんクラフトビール入浴部
 きちんとタグをつけて、みんなもツイートしてみてくださいね。
 絶対に捕捉してリツイートしてやる。

 さて、お楽しみの晩ごはん。
 お刺身がとっても美味しい大街道の「大入亭」にやってきました。
 まずは突き出しでビールをやります。

 そして満を持して供されたのが、この刺盛り!
 これで一人前なのだから、本当に嬉しい。
 それぞれ「魚の種類だけ言っときますね。これは鯛で~」なんて始まるのですが、この種類なのでとても憶えられない。
 しかも身はぷりぷりっと東京では味わえない歯ごたえ、それに魚独特の風味を味わえて、もう最高なのです。

 個人的な好きな蔵の酒仙栄光のあらばしりがあったので、頼みます。
 うほ~うめぇ~(思考停止)

 ほかにオススメを訊いたら、しらさ海老を焼いてくれることになりました。これ、頭以外は殻ごとバリバリいける素敵な食べ方ができたのですが、「あぁ……こんな見た目なのに食べようとした昔の人たちありがとう」って、感謝しました。
 感謝は重要ですね。
 お通し+刺盛り+しらさ海老+生ビール2杯+日本酒300mlで、お会計が5,500円だったことにも感謝です(ぶったまげました)。
 ちなみにこのお店、大将と奥様で回しているのですが、刺盛りの注文が溜まってくるとビジー状態になってしまいます。
 開店の18時に予約を入れて、早々と刺盛りと肴を頼んで、お客さんが溜まってくるころには退散したほうがいいかなと。

 さて、二軒目は近くにある「やきとり 桃介」に。
 ここでは鉄板を駆使した今治焼き鳥が食べられることで有名です。

 おすすめというか、ほぼ自動注文的にやってくるのがこの皮焼き。
 パリパリに焼かれて無駄な脂を落とした鶏皮に、甘辛いタレ、半熟焼きの卵が……あぁ駄目ですね、書いてる今でもよだれが出てきてしまう。

 もちろんほかの焼き鳥メニューも頼みます。
 基本3本づけなのですが、ポーションは小ぶりなのですぐにお腹が膨れるということはないです。

 せせりもうめー。

 れんこん焼きもうめー。

 なんか他の店で中華そばも食べてましたが、詳細は不明です。
 Part2に続きます。

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