
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cranefield
LangChainのdebugオプション
LangChainのAgentですけど、OpenAI Function calling対応になって、ますます動作が複雑になってますよね。出力オプション verbose=True を有効にしてもイマイチ動作が追いきれない時もあると思います。
そんなときは、langchain.debugオプションを有効にすれば、より詳しい動作を表示させることができます。
import langchain
langchain.debug = True
知っている方は多いと思うのですが、 恥ずかしながら、わたしはさっきまで知りませんでした。😓
というわけで勉強がてら、動作サンプルを共有します。
動作サンプル
mrkl.run("私の生まれた日の曜日わかりますか?")

debugオプションを有効にすることで、 以下のAgent動作を読み取ることができました。
memory機能により、以前の会話の内容がpromptに織り込まれていること。
function callとしてtoolsに登録した、適切なtool名「WolframAlpha」、適切な引数が引数(この場合、以前の会話にあったユーザーの生年月日)が選択されていること。
外部関数への呼び出しと、返り値の状況。
最終回答文の生成および出力。
消費したトークン等の情報
デバック作業のほか、Agentの動作の理解にもとても役立つ気がするので、未体験のかたはお試しアレ。😊
ではでは