【散文】とりあえず方向性が決まった話

「ハマチさん、出世を諦めたら、それは選択肢を狭めてしまう行為だよ。平のままだとつまらないよ」


こんにちは、ハマチです。
ここのところでグッと涼しくなりましたね。

毎年思うのですが、暑さ寒さも彼岸まで、とは上手く言ったものです。
昔の人ってやっぱりすごいです。

時刻は日付が変わった0:30。涼しいのをいいことに、薄着でnoteを書いているハマチです。
これ多分風邪ひく(着ろ)


実は先日、本社から仲良しの部長さんが神戸に出張で来まして。
その部長さんがハマチを飲みに誘ってくれたのですよ。

その部長さんは定年まであと10年を切った方ですが、逃げ切りを決めて何もしない・・・というよくいるタイプではなく、後輩のために精力的に業務改革を行う、ハマチの会社にはあまりいないタイプの方です。


二人で会社の未来について語り合っておりました。それはもう何時間も。
その中で言われたのが冒頭の一言。



「ハマチさん、出世を諦めたら、それは選択肢を狭めてしまう行為だよ。平のままだとつまらないよ」



散々noteに書いてきましたが、ハマチは元々一般職で転勤がない職種だったのですが、今治に住みたい現場を見たいがために試験を受け、転勤のある総合職に昇格しました。


昇格試験を受けるに至った流れはこちらのnoteにて・・・



出世なんて絶対あり得ない立場だった、そんな道はハマチの前にはなかった。
なのに昇格したことにより閉ざされていた出世の道が見え始めてしまいました。(幻影かもしれませんがw)


「管理職だからこそ経験できるものがある。」

誰かが何かで言っていた言葉です。(雑)一理あります。

このまま管理職にならずにいても、任されるのは仕事というか作業。
各部署の作業を極めてもしょうがないし、尻すぼみなのは明白です。

本社内での部署異動はもう慣れてしまって、初めての時ほど緊張はありません。
転勤も最初は刺激的でしたが、それもだんだん薄れていくでしょう。
人は慣れる生き物ですので。

それならば、僅かでも業務に対する「裁量」を得て、管理職になるのは決して悪くない・・・管理職になったらどんな世界が見えるのだろうか・・・そんなことを考えるハマチがおりました。


*******


一方で、ハマチは朝に強くありません。

眠い。

万年寝不足で、仕事中睡魔に襲われることもあります。
社会人失格です。

毎朝、布団から出るのが憂鬱です。

もっと寝ていたい・・・
気が済むまで寝ていたい・・・
今日会社休もうかな・・・あ、この前休んだからダメや泣

そんなことを考えています。

なんで毎朝決まった時間に会社にいかなきゃいけないんだろう・・・。
そんなふうにすら思えてきます。


この生活から逃れたい。
時間の自由を手に入れたい。

ハマチは強く望むようになりました。

時間の自由は勤め人である以上手に入らないと考えているからです。

でも生活に困るから働いている。辞めても生活に困らないなら今すぐにでも辞めたい。

仕事を辞めたあとの生活を妄想する毎日でした。

実際妄想するだけで何も前に進んでいないんですけどね・・・・。
それでも自分で稼ぐための行動をする時間が欲しい。
寒い言い方をすると、ハマチなりに、どうしたもんか悶々としていたのです。


そんな気持ちを吐露したこちらのツイート、タイミングは上記部長さんとの飲み会の後。


このツイート、反応がかなりありました。
多分みんな気にしている話題なのかなと。

そんでもってハマチは本当に幸せ者で、必ず背中を押してくれる人がいるんです。
みなさま、本当にありがとうございます。


・・・全部紹介できなくてごめんなさいっ

話を戻します。

言われて印象的だったのが以下でした。

  • 出世ができないやつは、独立もできない

  • 出世したことないのに出世すると時間が減るというのはなぜ?


確かにそうだ、何も反論できません。
なんでハマチは出世をすると時間が減ると思っていたのか。
多分過去の上司たちを見てきたからかもしれません。


極め付けはこちら。トドメの一言になりました。


”出世すらできないやつ”が独立などできるものか。

どうも出世の過程にはビジネスに必要な要素がたんまりあるらしい。
もちろん、出世できなくても独立した人、出世したけどビジネスはダメな人、色々だからこれが全てではないですが・・・


そもそもハマチには借金があり、独立うんぬん抜かしている場合ではありませんでした。


借金を返さない限り身動きが取れない。そんなことはずっと前からわかっていたのに!!!
優先順位が違いすぎるんですよ。こういうところだぞ、ハマチ!


*******


さて、話は最初に戻ります。
部長さんとの飲み会の席で、ハマチは自分がやりたいこと、どのように業務改善をするべきか、主張しました。

部長さんがやっているプロジェクトに入れて欲しい、とお願いしました。


部長さんは言いました。

「俺が現場に初めて出て20年。うちの会社はそこから今まで何も変わっちゃいない。」

「俺は20年待った。ハマチも今すぐにやりたいことができるわけじゃない。今は力を溜める時だ。仲間を作れ。」


いや、20年とか無理です!!待てません!


でも部長さんの言っていることはわかります。
20年は無理ですが、今は変化の激しい時代、もっと短く済むと信じています。(そこはもう祈るしかない)
そして、今のハマチの立場では、業務改善も何もかも、やりたいことは何もできません。

仮に部長さんに口利きしてもらって、神戸にいながら、プロジェクトに関わったとしましょう。
周りは、なぜハマチさんが?という目で見ます。
そしてハマチと部長さんがデキている、などというあり得ない噂が流れます。

こうなってできる仕事もできなくなります。
一度ついたレッテルを剥がすことは難しいです。(別に気にしないけど。)

ご縁は繋がった。下地はできつつある。
あとは真っ当な方法でプロジェクトに入れてもらうだけ。

そのためには実績を作らなければ。結果を出さなければ。

ハマチさん、ぜひ力を貸してください、と言われる人間にならなければ。


会社にとって必要な人材となる。
やりたいことをやるにはこれしかありません。

みなさんからのアドバイス。
それが形ができて肉がついて、その姿がはっきりと見えた気がしました。


方向性は決まりました。
あとはそれに向かってまっすぐ進むのみです。



めちゃくちゃ恥ずかしい話


さてここで、みなさまにお知らせというか謝らなければならないことが・・・。

出世だなんだと散々TLを騒がせたハマチ。
実はうちの会社は昇格試験を受けるためにある条件をクリアしなくてはならないのです。

その条件は・・・・TOEIC650点を取ること

いや、大した点数じゃないですよ・・・。勉強すれば取れます。

ただ、こちらのnoteでも書いた通り、ハマチは英語に対して苦手意識があります。

でも、やりたいことをやるためには!やるしかない。

英語も・・・頑張ります・・・。


読んでいただきありがとうございました!
面白かったと思っていただけたら、ぜひ「スキ」をお願いします!
X(Twitter)で感想聞かせていただけますと大変嬉しいです!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?