2024年5月3日(金) 【RAY】 5周年記念ワンマンライブ「The Most Cutting Edge Alternative Idol」
RAY5周年記念ワンマンライブ「The Most Cutting Edge Alternative Idol」終了。アンコール・MC等を含めピッタリ120分。
RAYの5年の流れを感じさせるセットリストの構成、これ以上ない!と思わせる最高のパフォーマンスで現体制のアイデンティティが確立された瞬間に立ち会うことができた歴史的転換点のライブだった。現体制が誕生してから一つ目のゴールにたどり着いた公演。
同時に、この公演はRAYの新ステージの開幕にも取れるスタート公演だ。「極北を目指すオルタナティヴアイドル」というキャッチコピーを掲げてから半年と少々、この公演をもって本格的に海外へと動き出す準備がついに整ったことを宣言するファンへの120分の報告。(実際にそういう発表もあったし…)
ワンマンライブ当日の朝。
RAYのこれまでの歴史を振り返ったり、前回ワンマンから今回ワンマンまでの活動を詳細に振り返ったり、今回ワンマンの予想をしてみたり、という記事を書いた。
先にこれを読むと良いらしいです。
毎度のことながら、当日のレポと関係ない話はそこそこ多いのでテキトーに読んでください。
あと配信のスクリーンショットを多く貼っていますが画質はそこそこ悪いです。
前置き
RAYは、
・2019/5/1〜2022/7/23までを「前体制」(内山さん+琴山さん+過去メンバー)
・2022/9/19〜現在までを「現体制」(現在のメンバー)
と公式でも明確に区別しています。
それに倣ったつもりでこの投稿も「前体制」「現体制」で表現しています。
あとこれは自分が勝手にそう呼んでいるだけですが、オリジナルメンバーの白川さやかさんが在籍していた当時のRAYを「初期」(2019/5/1〜2021/2/23)と呼んだりしているので、非公式ですがそんなイメージで読んでもらえると助かります。
また、稀に・・・・・・・・・の話もしています。RAYの前身グループという捉え方で良いと思います(良いのか?)。RAYのプロデューサー大黒メロンちゃんとメンバーの内山さんがデビュー時から運営・在籍していたグループです。
ただ今のRAYには、・・・・・・・・・を知らないと楽しめない要素は全く無い(前時代と接続するような演出は存在しないし、今のRAYにその文脈は不要だと思う)ので知らなくて良いのですが、楽曲自体は一部・・・・・・・・・時代から歌い続けている曲がワンマンのセットリストにも存在します。恐らくその程度のことしかここで触れないと思いますが、そんな背景もあります。
そして、現在唯一のオリジナルメンバー内山結愛さん個人にフォーカスすれば、数ある見方の一つとして「RAYの記録は葛藤や困難を幾度と乗り越えてきた内山結愛さんのアイドル人生と共にある物語」でもあります。
そんなことを頭に浮かべながら当日の配信を見返します。配信を見ながら書くnoteはめちゃくちゃ楽しい。配信の音も映像もクリアでとても良い。
現場にしか映ってなかった景色、現場で体感した音、配信で見えた景色、そんな情報を全て織り交ぜふんだんに詰め込んだつもりで書きました。
※ このnoteでの呼称
・あみみ = 愛海さん
・内山さん = 内山結愛さん
・琴山さん = 琴山しずくさん
・まおまお = 月海まおさん
・みこち = 紬実詩さん
ワンマンを通して
最初にセットリストを眺める。
綺麗なセットリストだ。
この画像を見ながら食べるご飯はさぞかし美味いだろう。
Overtureは除くとして、
・1〜10曲目:前体制から歌い継がれている楽曲
・11〜En2曲目:現体制で披露された新曲群
前体制→現体制と、前後半で綺麗に分かれたRAYの歴史をなぞる非常にシンプルな構成だと認識して配信アーカイブを見てみると案外簡単にストーリーを追える気になれる。
本編
開演。
スクリーンに映し出される映像。
最先端とは、オルタナティヴとは、アイドルとは。その答えがここに。
映画のOPのような幕開け。
いつも通りの、ステージ袖から聞こえるRAYの円陣。
背景のVJがじわじわと浮かび上がり、いつも通りに鳴り始める音楽。
0. Overture
(作:みきれちゃん / RAY)
キラキラした映像演出を背景に、オタクの手拍子とMIXで始まったOverture。ワンマンでないイベントではOvertureにMIXが入ることはほとんどないが、我慢できずに声を大きくあげたくなってしまったファンが自然発生でMIXを調和させていくワンマンのOverture、本当に大好きだ。
Overtureの好きなところは、曲の終わり際で全員が出てくること。
例えば、他のグループでは曲の流れに沿ってメンバーが1人ずつステージに出てきてソロパフォーマンスをする。パフォーマンスが終わると定位置につく、そんなタイプのOvertureのパフォーマンスもあったりする。
RAYの登場の仕方が僕は一番好きで、ワクワクの止まらないOvertureだった。
1〜6. 第1部「RAY入門編」
自分が勝手に区切った第1部・第2部は、前回の「#NOISE_DANCE_FRENZY」と同様の構成。第1部は「RAY入門編」オタク文化の詰まったコールが多いいわゆる沸き曲、また疾走感のあるテンポの楽曲で縦ノリしたくなるような楽曲が多く詰め込まれた。
一度踏んだアクセルを音が止むまで踏み続けるような、自己紹介的な意味合いを感じた。第2部でようやくRAYの最深部へと引き摺り込みこみ一度沈んだ沼から抜け出せなくさせていく構成。「#NOISE_DANCE_FRENZY」のセットリストを覚えている人には共感してもらえるだろうか。
第1部ですべてを使い果たしてしまった(MIXなどを全力でやりすぎた的なことです)前回の反省を生かし、第1部はコールを一部控えてじっくり見ることに徹した。
オーディエンスは1曲目から音に身を委ねて揺れ動きながら、2曲目で切なく儚い爆音シューゲが始まり、涙を誘う熱狂的なライブが繰り広げられた。
コンセプトが変わってからRAYが運営・メンバーともに公言していた「ファンと一緒に盛り上がる熱狂的なライブ」というテーマがこの半年以上の期間でしっかりと作り込まれていることまで証明されていたんじゃないか。
RAY側の思惑には『前回と同じ構成』みたいなことは一切ないだろうけど、RAY側の癖みたいなものだと思って、構成を予想したりまた裏切られるようなことも含めて見る見方はとても楽しい。以上のような考察をしながらめいいっぱいに楽しんだ。そして…
これも前回同様、第2部の入り口には決まってRAYの真髄「ネモフィラ」が待ち構えている。(ワクワク…!)
オールニードイズラブの話。
現体制でオールニードイズラブを初披露した2月23日の大塚のイベント。5人で踊ったあの日のインパクトは忘れられない。
ラストの大サビは、現体制から加入したあみみ、まおまお、みこちの3人が混声3部のヴォーカルを担当。RAYを諦めなかった選択と確かな実力で支えた内山さんと琴山さんは後ろへ下がり新たな主人公3人が表に立つ。2人に全く劣ることのない壮大なサビを示した初披露の2月23日は凄まじい破壊力だった。
既存曲を「今の5人でないといけない」状態にまで進化させたが、まぁそれはあくまでファン側の想いであり、今回は4人パートでの披露となった。
先述したように前体制→現体制という流れでRAY側がセットリストを組んでいたとしたらオールニードが4人で歌われたことは納得するしかない。また早く5人のオールニードを聴かせてほしいなと思う。5人のライブ映像もいつか撮影して公開してほしいな。
1. 尊しあなたのすべてを
(作:ハタユウスケ / cruyff in the bedroom)
1曲目は尊し。最初からそんなことしていいのか?!みたいな展開。
そして、感覚的な話だがどうやら音の出方がヤバい回かもしれない、今日の音もしかして…!と分厚すぎる圧力を感じた。その音質のまま最後を迎えた透き通るコーラスのパートはオープニングにしてエンディング。やばい。
琴山さん → みこち → 内山さんの歌割り。
元気ハツラツにパフォーマンスをする琴山さんやみこちが、切なく歌うヴォーカル。耳を傾けるだけで天へと吸い寄せられる優しい歌声。
琴山さんは、自身の加入日に行われたワンマンライブにソロで初登場し、ソロパフォーマンスに選んだ楽曲がこの「尊しあなたのすべてを」である。琴山さんがRAYで最も好きな楽曲の一つで、本人が特別な思い入れを持つ尊しで幕を開けることにはどんな想いがあったのだろうか。
また内山さんの表情を見ながら尊しを聞いていると、前体制の光景も、自分とRAYの間にできた最近の思い出も数多く蘇ってくる。内山さんが苦労を重ねた数だけ声にのっかったその重みは、壮大なアウトロ&コーラスに向けてとても気持ちの良い時間だった。
後ろの激しいダンスも美しく鋭かった。
尊しが現体制で披露されたのは、オールニードイズラブの初披露と同じイベントの2月23日、ついこの間のことだ。
初期から存在する楽曲ではあるが、現在のメンバーにとってはたった2ヶ月の曲。あみみ・みこち、まおまおの陰なる活躍があっての尊しっていう感じがするな。
電車の車窓に広がる一面の銀世界。
3番の終わりに合わせるように入るトンネル。
アウトロのコーラスに合わせ、長いトンネルを抜けた先に現れた日本海(?)の映像。
ライブと関係ないけど、このMVめちゃくちゃ良いです
2. 世界の終わりは君とふたりで
(作:ハタユウスケ / cruyff in the bedroom)
ハタさんが初めてRAYに提供したシューゲイザーチューン。いつの時代のRAYもこの曲とともに在った。RAYを象徴する初期から不動の人気曲。
1音目にすぐさま反応して湧くファン。
世界の終わり。真っ赤な照明に照らされるステージがとことん合う。幾重にも重なるギターのリフ。ナイス轟音。
切なく表現しつつも激しいダンスと燃えたぎる情熱でサビを歌い上げたRAYのパフォーマンスはどこを切り取っても涙を誘い、届かないステージに向かって極限まで手を伸ばしてしまう。
先月リリースされた再録EP『vase』に収録されており、リリースに沿って行われた主催イベントで『vase』について語る機会のあった琴山さん。
「オーディション時の課題曲でもあった」「自分自身も思い入れがあって本当に大好きな曲」と言っていた。
琴山さんがXの個人スペース配信で語っていた『世界の終わりは君とふたりで』に対する熱すぎる想いがここから聞けるので、これはRAYのファン、そして琴山さんのファンに広く届いてほしい配信。再録レコーディング時のエピソードなどを様々聞くことができます。
3. レジグナチオン
(ishikawa / 死んだ僕の彼女)
自分は音楽とか楽器諸々に疎くて全然言葉が分からず「あの高音」みたいなことしか言えないんですが、あの高音で充満するフロアで両手を掲げながら気持ちよく曲を感じるのがとても大好き。
ファンのコールもライブを重ねる度に成長していったり手拍子の数もどんどん増えていったりと盛り上がりを増している。
『津軽よされ節』や『レジグナチオン』など、組体操のようにして5人で1つの城を作るフォーメーションがカッコいい!
そしてここまで、メンバーの緊張感をまるで感じない。自信に満ち溢れていて100%以上のパフォーマンスしか出ていないのでは。不安な材料が何一つ見当たらない。さらに飛躍していくグループのパフォーマンス、約束された勝ちゲー。
※ これほとんどの人に話が通じない僕の話なんですが、レジグナチオンを聴いている時間はいつも、2004年に放映された劇場版ポケットモンスター烈空の訪問者デオキシスの世界観を思い出す。オープニングでサトシ達が街に到着したばかりのまだ平和な時間がレジグナチオンのイントロ・間奏とピッタリ合っていて。あの煌びやかな高音はRAYの明るい未来を想像させる。もう20年前の映画なんですかアレ…。
4. サテライト
(作:みきれちゃん / RAY)
・・・・・・・・・が活動開始から現在まで歌い続けている唯一つのオリジナル楽曲 = 内山さんがかれこれ7年半歌い続けているアイドル活動の原点。内山さんのアイドル人生は『サテライト』と共に歩んできた。
僕がとても驚いたのは、5年を迎えてカバー感が完全に消えたと感じたこと。どこかカバー感がずっと拭えていないように一人感じていたが、今回のライブを見てこのRAYのことだけを考えて純粋に楽しんでいる自分がいた。
それは内山さんのメンタリティであったり、メンバーのパフォーマンスによるものではあるが、何よりもイントロで琴山さんが走りながら雄叫びをあげた「イェェェェェェェェェェェェィイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」がそうさせたのは間違いない。それに合わせて内山さんとまおまおも手を上に掲げて盛り上げる。僕は大笑いをしてしまった。RAYがどんなグループかを人に紹介するならばこの『サテライト』のイントロを映像で紹介したい。あれが今のRAY(=光)を体現した姿であり、光の象徴だ。琴山さんはRAYの光源である。
琴山さんの呼びかけにメンバーからも笑みが溢れる。分かる。映像で分かる範囲だけでも、内山さんとみこちの抑えられない笑顔を見てこちらは逆に涙を誘われる。
イントロで踊る内山さんの口角が下がらないあの顔つきは「ここまでやってきて良かった…!」と言っているようで、僕は胸を締め付けられた。思い悩んだ時期の事などは全て過去に置き切った。あとは前を見るしかない。今楽しむことしか考えなくていい。5人の『サテライト』はここにきて本当にすごい作品になったな。
Aメロで前を向いて踊るメンバーと後ろを向いて踊るメンバーが互いに笑顔の交換をしているところが楽しそう。
ワンマンの話ではないが、後ろを向いて歌うメンバーが時々変顔をして前を向くメンバーを笑わせようとしているところをライブで見かけることがある。見えている…見えているぞ。
初めて見た日からずーーーっと好きなポイント。
まおまおの「笑顔見せる」のこの笑顔。これもまたRAYの光を体現するワンシーンだろう。
前体制のRAYの良さは、暗闇に射す一筋の光(=RAY)だったと思っている。それは当時の楽曲の特徴からも、メンバーの組み合わせからも、グループの方向性からも様々な点でそのように感じていて、世界の片隅で孤独に生きている一人ひとりに寄り添い救っていく、そんな良さがあった。
琴山さんが加入してからのRAYはまた別の良さが生まれた。というか明らかに変貌を遂げた。暗闇に射す小さな光から、光そのものへ。窮屈な想いをしている人、辛く苦しい日々と闘っている人、暗闇の世界で孤独に生きている人を救うグループから、全人類・全方向に光を照らし一人も漏れることなく救い出す"完璧で究極のアイドル"になった。それを象徴した最高の『サテライト』だった。僕もRAYに加入させてくれ。
5. オールニードイズラブ
(作:みきれちゃん / RAY)
『尊しあなたのすべてを』と同時に2月23日に現体制で初披露された曲。この曲もまだまだ2ヶ月。しかし既に完成していると言えるほどこの曲のパフォーマンスはヤバい。
音源が生まれ変わり(再録EP『vase』収録)、現体制から加入したメンバー3人によるラストの大サビは圧巻。圧倒的主人公感。古くから繋いできた内山さんと琴山さんのステージが輝きを放っていることは言うまでもないが、2人に全く劣らず3人の存在の大きさが改めて分からされたのはこの曲を通してのこと。今回は4人での披露となったが、既存曲の中で最も進化を遂げたRAYのパフォーマンスだ。
作曲したRAYプロデューサーのメロンちゃん曰く、参照先には今回新曲提供をしたMO'SOME TONEBENDERがあり、その影響を受けながら制作されたもの。
サビが終わり、曲に合わせて「オイ!オイ!」と入る歓声。アレ前からずっと叫びたかった!間奏で「デッデッデッデッデッデッデッデッデ」と鳴るベースの音がWWWXの音響で身体を揺らされる。興奮が抑えきれず発してしまうコール。めっちゃくちゃ気持ちよかった!
最後に「愛を叫べよ」と歌いフロアを見渡すみこちの楽しそうな顔も良い。
「オールニーズラーブ!」のシンガロングも楽しかった。一緒に歌うの楽しい。
前体制ではオールニードの他にもっと好きな曲がたくさんあったが、現体制のオールニードを聞いてから『Pink』(収録されている1stアルバム)の中で一番好きになったかも。
6. ナイトバード
(作:管梓 / ex.For Tracy Hyde, エイプリルブルー)
4thワンマン「PRISM」で初披露した、2nd Album『Green』収録の『ナイトバード』。
楽曲披露の時期や特徴などから、前体制のエンディングを想起させる楽曲。
シューゲイザーのギターが何本も重なる重たい楽曲たちで構成された第1部を、疾走感溢れるサウンドで締めた。
Bメロの高音ギターがサビに向かってどんどん疾走感を加速させていく感じが好き。爽やかな管梓サウンド本当に気持ちいい。
サビや「オーオー」と拳を掲げるところは、メンバーがファン一人ひとりの顔をじっくり見ている。そうしてステージとフロアのコミュニケーションを図っていくRAYの楽しそうな目を見ると感動するし嬉しい。
MC
7〜10. 第2部「RAY前体制パート」
以上の点から、確かにRAYの前体制の歴史を最小限の楽曲数で充分に説明できる最重要の4曲はこれらだろう。
7. ネモフィラ
(作:teoremaa)
WWWXで一緒に見ていた知り合いの多くが口を揃えたのが「ネモフィラの音がヤバかった…」という感想。これに尽きる。
あの時間は、自分の声すらも聴こえなくなった。配信では音がクリアに聴こえている一方で、現地ではヴォーカルはほとんど聴こえなかった(それがネモフィラの最高のバランスな気はする)。音に埋もれていて、もっと微かな声で、でもノイズっぽい音割れがあるわけでもない、まるで深海にいるような感覚…。
RAY史に残る歴代No.1の『ネモフィラ』だった。
RAYワンマンでは本編の1曲目や各ブロックの1曲目で『ネモフィラ』が使われることが多い。
先述の通り、開演からしばらくは、オタクのコールが多く詰まったハイテンポな楽曲の集合体。言わば「RAY入門編」的なパートという捉え方ができる。残り1時間半のペースを一切考えずにトップギアで駆け抜けるように踊り続け、2ブロック目へ。爆音の『ネモフィラ』が流れ出すことでRAYの真の本編が始まったことを認識し、オーディエンスを一気に暗闇へ引きずり込み、音にひたすら揺らされる。
音に支配された5分強。そして轟音なのにかなり心地いい。ヴォーカルにかかるリバーブもその心地よさをさらに引き上げる。・・・・・・・・・のラストライブと同程度の強烈な轟音っぷり。あの時間だけはファン側からコントロールできることが一切なくなる。
・・・・・・・・・のラストライブの動画15:00から聴ける『ネモフィラ』は、・・・・・・・・・専用の振り付け(=つまりこの1回きりの振付)で、RAY活動開始からは2つ目の『ネモフィラ』の動画にある通りである。
内山さんにとっては、前時代と現在を繋ぐ大切な1曲だろう。
8. わたし夜に泳ぐの
(作:ハタユウスケ / cruyff in the bedroom)
最近のライブのセットリストやワンマンのテーマ等から予想する限り『わたし夜に泳ぐの』以外のハタさん提供曲はすべて披露される想定だったので、わた夜まで歌われたらハタユウスケスペシャルセットになってしまう、そんなわけ…。とテキトーなことを思っていたので想定外の披露に歓喜した。
初期RAYのラスト = 2ndワンマン「ひかり」にて初披露されたシューゲイズソング。この曲はコロナ禍で共に歩んできた曲でもあり、だんだんとライブが開催できるようになってきた状況の中で生まれた。RAYの力強さをもってを前へ前へと進んできた別れの曲。
また、オリジナルメンバー白川さやかさんを送り出した意味も持ち合わせる楽曲。色々と思い出す。
凝った構成なしにストレートにRAYの真髄を魅せるパートという意味では、4thワンマン「PRISM」におけるセトリの位置・意味合いと重なっていて感慨深いものがある。また、この後に続く『わたし夜に泳ぐの』→『moment』という展開も「PRISM」と一致する展開。良癖が止まらない。
(これらは流石に無理のあるこじつけなので気にしないでください。)
様々な見方ができると思う。「わたし夜に泳ぐの」良いよね。
わた夜は、AメロBメロは文字数の少ない余白たっぷりの歌詞で切なさ全開で歌う中、その他のメンバーは羽の生えた天使のように舞うステージになっていて、ソロがとても際立つステージになっていると感じる。
琴山さんが「ああ恋人よ ああ口づけを」と歌うわた夜をどのようにして受け止めれば良いのかというこちら側の気持ちの問題についていつまで経っても解決しないまま、また今回のワンマンライブまで来てしまった。Oh…(Oh…じゃあないんだよ)
個人的な見どころは、アウトロでメンバーが円を描くように舞っているシーン。琴山さんを除く4人は曲の世界観に合わせて儚く切ない表情でステージを舞う中、たった1人ずーーーっと光輝いた笑顔でキラキラと踊る。良すぎて笑うってやつ。
あのシーンこそが、前体制の印象にあった"暗闇に射す一筋の光(=RAY)"の光景の残り香であり、好きで好きで仕方ない。他のメンバーも微笑みはしているが琴山さんの笑顔が本当にすごい。。
琴山さんが言うには「え?私あそこそんなに笑顔なの?全然そんなつもりないんだけど!」とのこと。(2年くらい前の話)
アウトロのギュィィィィィンという残響、配信で見返したら15秒も続いていた。長い、めっちゃ長い。音源の2倍くらい長いこのギター音、最近のライブでよく使われるようになってきた。静寂を迎えずに次の曲へと繋がれた。よくある"曲と曲の境目が分からない"タイプの繋ぎではなく、RAYの繋ぎは轟音に埋もれた中から新たな命が誕生するかのように楽曲が花開く。それは冬眠のために土の中で耐え忍んでいた動物が春を迎え顔を出すように。
暗く重いギターの残響からmomentが花開いた。
9. moment
(作:Couple)
フロアに背を向けたメンバーが、momentの音ともに跳ねながらとびきりの笑顔でターンをして手を振る姿がアイドルらしさを表現していてとても良い。
琴山さんが加入した2021/7/3の3rdワンマンライブで初披露となったこの曲はまさに現在のRAYを表現する原点になっている。琴山さんはこの曲とともにRAYを歩み始めた。
胸にグッとくる切ない歌詞だが、それが向日葵のような笑顔と軽快な高音で作り出される明るい空間に終始涙する。
『わたし夜に泳ぐの』で「そばにいてね」「離れないでね」と歌い、『moment』で「もっと今だけを抱きしめて 見逃さないでね」と歌うRAY…。
10. バタフライエフェクト
(作:みきれちゃん ・ 管梓 / RAY ・ ex.For Tracy Hyde, エイプリルブルー)
RAY名物、イントロのまおまお
ここで僕の涙腺はおしまいになった。
なるほど。
【2019年5月1日12時30分開演】(RAY前体制スタート) = 『ネモフィラ』から
【2022年9月19日13時00分開演】(RAY現体制スタート) = 『バタフライエフェクト』まで
これが第2部だ。
【 次曲以降のパート】= RAY現体制スタートから現在まで (現体制パートと共にあみみが復帰するシステム)
といった感じだ。
RAY前体制終了で締めるのではなく、現体制スタートで締めるのが良い。
また、イントロと共にステージ上のスクリーンに映像が流れ始めた。現体制RAYのオフショットを編集したものやSNSにアップされた公式動画等が流れ「今日へ続いてきた 呼吸の正しさ」を確認できる演出に。
フロアを見渡しながらこの上ない笑顔で踊る4人のメンバー、お決まりのコールで一つのクライマックスに達するRAY×ファン。やはりこのパートも何一つ過度な緊張感を感じない。気持ちを爆発させ無心に楽しんでいる様子。
アイドルのステージでメンバーのチームワーク・仲の良さが最高の状態にあり、それがこちらにまで伝わるケースは実は珍しいというか、そうじゃない事の方が多いという訳でもないけど、RAYは特にその様子が伝わるグループだな、とこの『バタフライエフェクト』の映像で伝わってくる。
間奏のハイタッチや手を繋ぐ振りが良いね。
バタフライエフェクトを通して「届けいつか」と繰り返し訴えてきたRAYが、5年の歳月を経て確かにゆっくりと届くべき人に届いていっている。WWWXのソールドアウトがその証明になっているのと、これから更に届けていきたい強い意志も感じるパフォーマンス。
「極北を目指すオルタナティヴアイドル」を宣言するグループの姿がどんどん王道性を帯びていく様子に、一生極北に辿り着けないのでは…となる。
観客の拍手を浴びながら、曲の終わりと同時に退場するメンバー。暗転するステージ。
映像だけが続いていく。
転換
フロアライブ、福島の野外ライブ、あみみ・みこちの生誕イベント、前回ワンマンでのステージ袖の円陣、前々回ワンマンのライブ、秋のYOIMACHI「お風呂ステージ」、風呂ンティア舞台裏、ちっちゃいものクラブ(琴山さん×まおまお)、エレクトリ◯ルパレード、円陣、幕張メッセ
様々な映像と共に現体制RAYを振り返る転換。
幕張メッセでのライブ映像を最後に、メンバーが袖から出てくる。
まだスクリーンの光でしか照らされていない会場だったがやけに大きな歓声が発生している。登場したのは5人だった。
11〜19. 第3部「あみみ復帰!RAY現体制パート」
最近RAYのことを知った方にも馴染み深い現在のRAYが、このパートから始まる。そしてあみみがステージに出てきた。第3部は現体制から発表した新曲群のみで構成された後半戦。
半年前にリリースされた3rd Album『Camellia』の収録曲からたっぷり。また、昨年活動を休止・終了したクロスノエシス、代代代とのスプリット・シングルに収録されている曲からも披露。更に今年に入ってから続々とリリースされてきたシングルからも披露。
ワンマンではこのパートは9曲にギュッと絞り込まれているが、現体制になってから発表された楽曲は(カバー・Remix、アンコールで初披露となるものも含めて)全21曲。
これらに加え、現体制でパフォーマンスできる既存曲が21曲。
合計42曲(うち未披露1曲)をたった1年半で習得したRAY。披露可能な曲の半数もの数が、既にワンマンでセレクトできなくなる事態になっている。
11. ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング
(作:ハタユウスケ / cruyff in the bedroom)
最初のハイハット(?)の音で湧くフロア。
ファンの人気曲が5人で歌われるという状況にさっきまでとは違う別の盛り上がりが発生している。
かなり激しめな振付のラブソング。あみみから始まる歌い出し。ディス・イズであんなに大きい「あみみー!」というコール、初めて聞いた。みんな今か今かと待っていたのだと思ったら何故か自分まで嬉しくなってしまった。自分も「あみみー!」と叫んだ。
ハタさんの作るRAY楽曲、(わた夜でも似たことを書いたが)サビの文字数と単語が極端に少ないのが特徴で、最小限の言葉でストレートに刺してくる。
また、少ない言葉から生まれたたっぷりの余白にハタさんのシューゲサウンドがWWWXの音響で身体を刺激する。
良い歌詞〜
12. 春なんてずっと来なけりゃいいのに
(作:ハタユウスケ / cruyff in the bedroom)
イントロのドラムで「うぉぉぉ!」という歓声があがる。
ワンマン3日前に配信でリリースされた新曲「春なんてずっと来なけりゃいいのに」の初披露。
『Rusty Message』と似た始まり方をするドラムから、重たいベースの音で会場を一気に引き込む。
歌が始まればキラキラした淡いサウンドに変わり、振付もかなり穏やかに。『世界の終わりは君とふたりで』を想起させるメロディラインで曲が進んでいく。
自分が最も好きになったところはあみみのパート「そうね ガーベラの咲く丘で踊ってるあなたを見てた」
この曲このフレーズがあみみの声ととても合っているなーと思ったし、歌詞では一番好きな場所。配信で見返すと、力のちょうど良く抜けた手を優しく動かすあみみの振りから、悲しみを感じさせる表現がされているように見えて凛としているのが良かった。
内山さんの歌声も良い。あみみと内山さんの声は(まず2人の声がかなり似ているのだが)ハタさんが作る楽曲の世界と合っていいなーと思っている。
サビの振り付けも好き、色々ポイントがある。
歌詞、他にも好きな箇所がたくさんある。
・モノクロの明けの明星はわたしを包んだ
・淡雪のしんと射す朝
・みぞれ交じりの雪の夜は 確かにあった
・狂ってなんかないの 壊れてるだけ
音数の大きくなったサビのサウンドと好きな振付たちを見るのがどんどん楽しくなり、「I see the light」と自分も一緒に大声で歌った。気持ちがいい〜!
自分なりに感じたところをミクロな視点で一つずつ拾っていくような書き方になったが、この曲がこれからRAYの新たなシューゲチューンとして成長していくことを想像すると今後がとても楽しみだ。
13. 秘密がいたいよ
(作:ハタユウスケ / cruyff in the bedroom)
すごい、このパートまだハタさんの曲しかやってない笑。
『秘密がいたいよ』
2022年9月19日。現体制のお披露目ライブで初披露されたこの5人だけで共有する最初の楽曲。
最初のあみみとみこちのやり取りが良かった。
互いに顔を見合わせながら楽しそうに歌っているところ、あみみの笑顔、みこちのちょっかいにあみみが笑い、マイクに声が入るところ、後ろのメンバーもみんな笑顔になっちゃうところ。全部ぜんぶ良かった。
あみみが戻ったRAYにはより一層の華が生まれて、キュートな雰囲気も生まれて、美しさが引き立つ印象を持つ。
後ろで踊る3人の振付も可愛い。
これは耳に入ってきたニッチなオタク情報なんですが
Aメロで繰り返される「◯◯が可愛い超可愛い!◯◯も可愛い超可愛い!」というコールは観客から見て右側にいるメンバーから名前を当てはめているらしい。ふむふむ…
サビでは「いたいよー!」に合わせて「オレモー!」と叫ぶと幸運が訪れるとも言われているらしい。ふむふむ…
配信で観る2番の琴山さんソロ、自分含めたファンの「コトヤマサン!!コトヤマサン!!コトヤマサン!!コトヤマサン!!コトヤマサン!!コトヤマサン!!コトヤマサン!!ったらコトヤマサン!!」がまぁまぁ大きめな声で聞こえてくるの笑う。みんな楽しそう!
やはりあみみがいるのといないのとでは本当に違う。大きく違う。RAYのライブを見る楽しさが明らかに倍増している。
この曲を切り取った場面がどこも良かった。
14. ATMOSPHERE
(作:みきれちゃん / RAY)
イントロが嵐のHappinessでお馴染み(お馴染みではない)の『ATMOSPHERE』
コールや振りコピで盛り上がるような楽しげな曲が続く。この間も最高の音響が続き、配信ではコールがしっかりと聞こえるものの、現場では割と遠くまで声が通りにくい状況が続く。そんなちっぽけなことを忘れてあの空間の中でみんな思い思いに叫び夢中になってライブを見ていた。
イントロでちいかわ(ボブ)が水を飲みながらポジションを間違えてあたふたしてる様子、なんだなんだ…。
間奏でみこちから「愛海おかえりー!」という号令が入り、会場が一体となった時のあみみの表情。「ただいまー!」と返しながら嬉しそうにするあみみが良い。
そして内山さん。内山さんは普段から調子の悪い時がないし(調子の悪い日があってもそう見えない)、細部まで丁寧でキレの鋭いパフォーマンスしかしないので多くライブへ通う人ほど良い点が気づきにくいメンバーだと勝手に思っていたりするのだが、感情を爆発させるように歌いながらもその歌声は安定していて、見る者の心を揺さぶっている。魂で歌っている。
フロアから一斉に起こる「結愛!」のコール。
内山さんも「そのコールもっと聞かせろ!」と言わんばかりに堂々と迫力を持った声で歌い切る。
「さよならを抱いて」の歌い方感動するね。
そして琴山さん。琴山さんがこれまで以上にパワフルな大サビを披露したシーンがとても熱かった。光のアイドル琴山しずく、流石に眩しすぎた。ファンの一斉のケチャも最高。RAYのファンがRAYのファンでい続けたくなる理由の一つがこのシーンに詰まっていると思う。少なからず自分がその一人である。
去年の年始から歌い始めた楽曲。
2023年5月に無期限活動休止したクロスノエシス、2023年8月に活動終了した代代代とのスプリット・シングル『ATMOSPHERE』に収録。クロノスと代代代との3組で回ったツアーはこの曲とセットで数多くの思い出がある。
メンバー、RAYのファン、会場に来ていたり配信を見ていたかもしれないクロノスのファン・代代代のファン。それぞれが違う立場のファンが違う思いを持ちながら一つになっていく爽快なギターロック。
① Official Music Video
② ライブ動画
15. フロンティア
(作:管梓 / ex.For Tracy Hyde・エイプリルブルー)
『ATMOSPHERE』の余韻を残さずに流れ始めた『フロンティア』
会場のボルテージは上がりっぱなし。最高のワンマンライブはそろそろピークを迎えそうだ。
『フロンティア』はRAYを知った人であればほとんどの人が知っているかもしれない。現体制RAYの代表曲であり武器となったいわば「アンセム」。周辺のアイドルファンからもRAYファンからの人気もとにかく高い。
イントロが鳴りだすと、内山さんは決まってファンへ毎回違う何かを訴えかける。ここで内山さんの訴えを聞いた自分は、これまでの内山さんとは明らかに変わった姿を目にした気がして驚き、その後の『フロンティア』をより楽しんだ。
鳥肌が立った。
リーダーシップを発揮して先頭に立つタイプの人間ではないように思う内山さんの、これからもその一定の自信なさや闇を持ち続けながら(= それが内山さんらしさでもあると思う)、自分とRAYのために覚悟を決めてアイドルを全うする姿勢。
何か憑き物が落ちたように、恥じらいのようなものを捨てて解放された内山さんの、重くない「最後まで特別な時間を一緒に過ごしましょう!」は、言い放った後の表情から確信めいたRAYの希望が滲み出ていてとても嬉しくなった。
これは、琴山さんが現在まで内山さんの光となり支えてきたであろうこと、何度も人生の岐路に立ち自分自身の人生に迷ってきたが、自身の決断と行動によって『間違っていなかった』と確信できる結果を作れたこと、新たに活動を共にしているこの3人とならどこまででもやっていけるという希望が活動する度にどんどんと湧いてきていること。何か新しいメンタリティが根本的に生まれたのかもしれない。
彼女のアイドルを続けていくうえでのフェーズが一つ違う次元に移行したようだ。この1年半ちょっとの経験値がデカすぎた故の『フロンティア』はあまりに楽しかった。楽しむことしかやる事がなかった。
あまり評価しているみたいに思われたくはないところではあるが、内山さんはもはやどんなライブでも100点以上のパフォーマンスしか出さなくなっていて、ライブを多く見に行くほどそれに目が慣れて当然みたいになっている。それは本当に凄いことで、毎回魂を削るようにしてパフォーマンスをしているのにその中で声も遠くまで通っているし歌が上手くなっているなーと思うし、フィジカルすっげー!って思う。
2番のダンスタイムに入る前のソロパートを聴いても改めて同じようなことを感じ、この曲を聴くことの楽しさ以外にも、これまでの内山さんのアイドル人生を思い出しながら泣いて踊るなど、訳の分からない情緒で飛ぶことになった。
リーダーシップを持たない彼女の姿、これからも全力で応援したい。
繰り返し見ても『ATMOSPHERE』の余韻を楽しむ隙もなく流れ出す『フロンティア』に、配信で観ていても最高すぎて何度も笑ってしまう。最高の景色だ。
内山さんの号令で一つになる会場。
ようやく聴けたあみみからの「それでもきっと生きることが君への愛(love)」
これは古より伝えられしオタク昔話らしいのですが、
琴山さんが1番で「君はフロンティア」と歌うのに対し、ファンの一部が応えている「オレモー!」は、「こんなオレでもフロンティアでいいのか?」という問いかけの意での「オレモー?」という説があるとのこと。
………そうかも!
2番のダンスタイムに入る前のみこちと内山さんの歌はそれぞれよく通り、会場で発生するクラップで熱が高まっていく様子が良い。そして内山さんの「生きること それこそが愛(love)」でワンマンの大成功をここで既に掴んだ。完璧な展開。残りは延長線みたいなものだ。爆歌い・爆踊れ。
『フロンティア』で知り合いファン一族のもみくちゃなムーヴに巻き込まれるなどしたが、そうなりたい気持ちはまだよく分からないながらも笑、でもなんだかみんな最高に楽しそうだし!俺も最高に楽しいし!のっかっちゃえ〜!ともみくちゃになっちゃった。幸せに満ち溢れた間奏のダンスタイムは熱気が頂点に達した。
初披露のとき、たった1年でここまで熱狂的なステージになることを誰が予想できただろうか。メンバーの力だな。
新曲発表として初披露された過去のライブ映像がとても良い。
事前告知はなくサプライズ的に披露された曲なので、今回のワンマンのようにコールが発生したり手拍子をすることも特にないが、次第にフロアが揺れ始める新鮮な景色が見れて、会場の照明演出も含め観ていてとても楽しい。髪型とかめっちゃ変わってるなー。
『フロンティア』の歌詞には、メンバーの名前が込められている。あみみと内山さんの名前が入っている場所が合っているか自信がないので、間違っていたら指摘を頂きたい。
紬「刹那の渦を紬ぐただなか」
愛「生きることが君への愛(love)」
月「月の満ち欠けを繰り返すうちに」
琴「希望のしずくが透き通る朝に吸い込んだ」
内「生きることそれこそが愛(love)」
また、おまけの話で作曲者ご本人いわく「そんなつもり全くなかったです、、へぇ!凄いですね〜!」ということなのだが、RAYに過去所属していたメンバー(白川さやかさん・甲斐莉乃さん・月日さん)の名前が内山さんの歌割りの中に詰め込まれているという情報があったりする。
内「白い日に射されてまぶたを開けば、そこはいつでもはじまりの場所」
16. Bloom
(作:Couple)
『Bloom』の披露。楽曲の雰囲気に相反する絶叫が聞こえる。とても良い。自分も思わず発狂したくなるくらい大好きな楽曲。『フロンティア』『ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング』と同じく2つ前のワンマンライブ「#RAY_Bloom」で初披露した。比較的レアな楽曲で今年はまだ3回程度しか披露されていない。
ピンク色の照明に照らされる春らしい楽曲。
サビの振りで飛び跳ねる琴山さんの跳躍力の高さが高く、心が跳ねているようで可愛い。
内山さんが2番のソロを歌った後の間奏で厚みの増すギターが響く。
高音ギターに身体を預けながら、内山さんが「Ha~~~Ah~~~🎶」と歌い4人の花びらたちがステージを華麗に舞う光景、この素敵な華やかさを表現する最適な言葉が見つからないが、とにかく良い。
17. 読書日記
(作:Mav. / ex.For Tracy hyde)
この『読書日記』が流れると同時に「本編が終わりへ向かっているのか…」と予感。『フロンティア』のような盛り上がりのゾーンは恐らくもう終わったのだとじわじわと寂しさを抱えながら、歌い出しの心地よい音の空間と、その後の激しい5/4拍子で頭ごと揺らす。
琴山さんの「かな?」まおまおの「今も」あみみの「遠く」が綺麗だった。
『読書日記』の好きなところは間奏の振り付け
これバンドセットで見れたりしないかなー。
『読書日記』の好きなところ
大サビ前の内山さんのヴォーカル。怒りを全て放つようにして「間違って生きること」と迫力を持って歌うところ。
『読書日記』の好きなところ
琴山さんが最後に力を振り絞って歌う「夜へさよなら」
この琴山さんのヴォーカルを聴き、私は勝利を確信。握った両手の拳を上に突き上げ「ウォリャァァァ!!!!」と叫んだ。ありがとう。本当にありがとう。
(何の勝負に勝ったのかは不明)
『読書日記』は、『秘密がいたいよ』と同じく2022/9/19にお披露目されて現体制RAYと共にスタートした楽曲。1年半前と比べて底知れないステージの進化に、聴いて沈む、観ても圧巻のステージになっていてとにかく良い。良いとしか言えない…。
18. 火曜日の雨
(作:青木ロビン / downy, zezeco)
3rd Album『Camellia』収録のリードトラック『火曜日の雨』
前回ワンマン「#NOISE_DANCE_FRENZY」のアンコールでお披露目された。凶暴だけど聴きやすい。ダイナミックな振付。
今回のワンマンタイトル「The Most Cutting Edge Alternative Idol」を象徴する1曲でもあり、今後のRAYの方向性をこの1曲で宣言したと言っても過言ではないRAYなりのオルタナ。
以下、『火曜日の雨』のオフィシャル動画
① Official Music Video
② ライブ動画
曲の開始とともにギターの隙間から漏れ出る大歓声。
イントロの音に合わせてエアギターをしながら「デッデッデデデデッデッデッデデッデッデデデデッデッデッデ‼️」と叫ぶ楽しさがやめられない。
暗い空間、下から照らされる照明。
歌い出しの前に、ゆっくり時間をかけてターンする振付が良い。
そういう置物がグッズで出たら買うしかない。
2番の歌い出し。あみみが冷たい表情で歌う顔がクールで、上のライブ映像でもそんな場面が切り取られていて何回も繰り返し見たくなる場面。
『火曜日の雨』は終始照明が暗く、配信でもほんの少しの時間しか明るい場面を切り取れなかったが、どの場面もクールでカッコいい。
琴山さんとみこちの
「汚れて、弾けて 泡。爆ぜて痛い」
「安いレモンティーを噴き出して笑ってさ」
がこの曲の一番好きなところ。歌い方がかっこいい!
2人の「弾けて」のフレーズに合わせて全身で前へグワッと出てくるところ、「泡。爆ぜて痛い」のヴォーカルのかっこよさ。「笑ってさ」の振り。何から何まで良い…
曲の後半。
狂い乱れる「青」
自分やその周辺の人たちは、声の続く限りひたすらに「青」の大合唱で声を荒げ歌った。
最高の時間だった。
19. 津軽よされ節
(青森県民謡のRAY ver.)
あっという間の本編だった。ここまで19曲。体感は前回の本編18曲に比べて長く感じた。充分すぎる内容だった。本当にありがとう。
そして次で最後、RAYでは珍しいタイトルコール。
内山さん「次で最後の曲になります。聴いてください『津軽よされ節』」
会場が湧く。「待ってました!」と言わんばかりの大歓声。イントロが始まってもそのどよめきは止まない。
それは当然のことだ。よくライブを見に行くファンにとっても、ようやく5人の完成された『津軽よされ節』が見れるのだ。数多くの曲の中でこの曲が最も「5人でないと成立しない曲」なのだ。RAYを初めて見た人にとっても、待ちに待った1曲だったと思うし、この曲を知らない方でものめり込んで見た人も多かったんじゃないだろうか。
三味線と大歓声が響く会場。5人があのフォーメーションに着いた。「うぉぉぉぉぉ!」という騒めき。フロアの興奮に反応してなのかニヤっと笑みが溢れてしまうあみみ。
メンバー同士が顔を見合わせて頷き『とうとう最後の曲…ここまでやってこれた私たちなら大丈夫!』と確認し合っているかのようなアイコンタクト。自信に満ち溢れた明るいスマイルで魅せた煌びやかで壮大な城。見ているだけで流石に興奮が止まらない。これまでに披露した津軽よされ節のNo.1ライブなんじゃないか。
The Most Cutting Edgeが過ぎる…
最初の琴山さんのソロ、最後のみこちのソロ。
出で立ちの勇ましさ、苦労しながら習得した津軽民謡独特の歌の技は圧巻だった。
琴山さんのソロの後方で踊る4人の両手を突き刺す振付。激しいドラム。加速度的に上がっていく会場のボルテージ、やばい。
このカメラワークまじでヤバい…
みこちは自身で「私の特技はダンス。ダンスでRAYを引っ張っていきたい」と宣言し、4人もみこちに振りを教えてもらいながらレッスン等をしているらしい。
しかし、ライブを見ていて強く思うのは「みこちは歌声が誰よりも大きいしよく通るしハモリの美しさにも心を動かされる。ダンスもそうだが、とにかく『歌』の人。歌声がグループの中でも特に目立って良い」という印象が強い。『フロンティア』の2番等を聴いてもその凄さが際立っているのがよく分かる。
曲をたくさん聞くようになると、声の種類や歌い方の癖で誰のパートか分かるようになってくると思うのだが、みこちの個性は歌い方の癖があまり無いところが凄い。それはシューゲイザーにも伝統音楽にもポップスにも何にでも合ってしまう声であり、ハモリの相性が全メンバーと抜群に良いという稀な特長を持つ点で凄いなーと歌を聴く度に感激している。『津軽よされ節』の最後のソロなんか凄すぎるから…。響いたねー。ワンマンのみこち、本当にカッコ良かった。
あみみの帰ってきた5人の津軽よされ節だしなおのことだろう。
アイドル×伝統音楽プロジェクト第一弾「津軽よされ節」
RAYのライブでは月に数回程度披露されていて特別レアという程ではないが、なんせこれまでの活動で演ってきた数多の曲の流れを見れば「津軽よされ節」は異質だ。
今回のような大規模なワンマンライブの本編最後に「津軽よされ節」をセットするのは今後のRAYを左右する大きな決断だったように思う。手堅くシューゲイズチューンや『フロンティア』などの人気曲で締めるのではなく『津軽よされ節』で締めたことの意味合いはかなりデカいのでは。
結果的に大成功を収めたことでRAYは、より一層「今後もう何やったってアリ」をあの場で証明できただろう。そこにはファンには見えないメンバーの抜かりない努力があったという想像と、本番で150%のパフォーマンスが出ていたように見えるフィジカル・メンタリティ・アイドル力の総結集による成功だろう。メンバーのハイパフォーマンスがとにかく凄い。WWWXのステージが狭く見えた荘厳で爽快な3分だった。
En1. 星座の夜空
(作:MO'SOME TONEBENDER)
アンコール速い!
(RAYワンマンは「アンコール!」って言わない事の方が多いから楽しそうで良い)
しばらくしてメンバーが袖から出てくる。
もう予定調和とかそういうの全部飛び越えて最高のシチュエーションになっている。キラキラしたサウンドで始まるMO'SOME TONEBENDER提供の新曲『星座の夜空』
多くのファンが待ち望んだこの瞬間。バックスクリーンにも映像演出が。
ギターのジャカジャーンの音と共に流れる「星座の夜空」の文字。もうカッコ良い。
やっぱり内山さん変わったな。ぜんぶ吹っ切れた。すげぇ…!
『星座の夜空』がお披露目される告知があったあの日から、MO'SOME TONEBENDERを初めて知った僕はあらゆるアルバムをサブスクで漁って聴いた。
『星座の夜空』を最高の形で聴くためにモーサムと向き合った。結局最新アルバム『Ride Into HEAVEN』の『nuts』が一番気に入って繰り返し聴くようになったわけだが、、まさか『星座の夜空』がほとんど『nuts』のような音のイントロで来るなんて。ワクワクが止まらなくて、飛び跳ねるようにしてアンコールのステージを観た。
(アルバムからは『long long long』も大好きになった^^)
一緒に振りコピしたくなるイントロ。MIXを入れても楽しい。
正統派アイドルの曲にありそうな雰囲気で分かりやすい。そしてメンバーも楽しそう!
TIFの昼帯、野外で歌うような光景を想像しながら聴いた。
ヴォーカルは少し不安定で分かりにくいところはあったけど、初披露だし半月もすれば大変わりする感じはするのでこれからが楽しみ。
大きく口を開けて最後の歌割りを担当するまおまおが良い。
En2. See ya!
(作:みきれちゃん / RAY)
また新曲だ。予想が的中。
お決まりというほどではないが、RAYの癖「事前告知の新曲が1つ、直前告知の新曲を1つ、告知をしないサプライズの新曲が1つ」作曲者も的中。ハッピー。
約6分40秒。うち前半の約3分30分がイントロ。イントロというか半分インストという表現の方が適している気がする。後半は歌なんだけど歌じゃない。
『サイン』に似たサウンドの導入。ドラムのキック音と照明が同期するような演出。スクリーンの映像にもワクワクする。直後に始まったメンバーのジャンプ。
このジャンプの仕方を観て「あ、これ大好きになる曲だ」とダンスのアンテナが働いた。それは次のシンセっぽい音で次第に楽しみが増してきた。
映像がとにかく好みだな。楽しい。
中間のこのシーンのサウンドも大好きだ。
アイドルが振付でキックするのたまらなく好きなんだよな。
今まで書いたことなかったなそんなこと。僕の最も好きな振り「アイドルキック」
あと、アイドルの振り付けで2番目に好きな「振り子のツーステ」が連続して出てきた。ここの脳汁えぐい。RAYのダンス、神。
最高なものに対しての自分の語彙力が酷すぎる…。
そして次の展開へ。
みきれちゃんっぽさ全開の歌詞。
裏の歌詞。
終盤、他にも違うこと言ってる、、
歌詞が反復し、音が増強されていく。繰り返される歌詞を上から重ねるようにして綺麗なコーラスのようなメロディも流れる。終わりに向かってみこちが1人で力強く、無限にメッセージを刺していく。後ろで踊り続ける4つの光。
5人全員がマイクを持つ曲ってこれまでにあったかな。スクリーン上の歌詞を歌うメンバー、みこちが叫んでいる内容と同じ歌詞を歌うメンバーとに分かれて、ひたすら歌い踊り続ける後半。どんどん音数が増えていく。すごい。マジですごい…。
片足でジャンプし、拳をめいいっぱい突き上げる振りも良い。
琴山さん…どんだけ笑顔で踊ってるんですか。。
みこち………
MC
終わった。
MCの時間。
一部切り取って引用しながら振り返っていきたいと思う。
新曲紹介。
1曲目『春なんてずっと来なけりゃいいのに』
2曲目『星座の夜空』
3曲目『See ya!』
自分たちがこれから歌っていく新曲への敬意を表しながら次々と紹介していく。
王道性の強い新曲たち、確かに振りコピするのがとても簡単で楽しそうな曲ばかりだった。どんどんとステージとフロアが熱狂できるコミュニケーションが増えると楽しいね。
そして、一人一人の挨拶が始まる。
琴山さんは、最近のRAYの単独イベントやトークイベント、自分の個人配信や今回のこのMCで、リリース音源・ワンマンライブに向けてのコメント、そしてワンマンライブを終えたコメントなど、自身の想いを話す場面が数多くあった中でその言葉の節々に重みとアツすぎる熱量が抑えきれずに話しながら涙する時もあった。
RAYに加入する前からとにかくRAYを愛していて、プロデューサーいわくとにかくRAYが大好きなんだという熱量がすごいという話をエピソードトークも交えて聴くことが何度かあった。
誰よりもRAYのメンバーや音楽を愛し、真剣に取り組んできた琴山さんだから話せる言葉の数々がこのMCからも滲み出してきてよかった。そして…
内山さんへの感謝をここで堂々と伝えた。
『フロンティア』のあたりでも内山さんに関する僕なりの感想を書いたが、内山さんは色々苦労してきたものの、その殻をとうとう破って全てから解き放たれ今日ここに立ったという顔つきをしていると思う。
内山さんの強さから覗く弱い部分を直接見てきた琴山さんだけが話せる昔話として、今だからこそ伝えられた感謝だったようにも思う。琴山さん、すごい。
みこちは、この半年間で一番大きく変わった人だなぁ…とRAYを追って思った。『津軽よされ節』あたりで先述した歌とダンスは加入して間もない頃から強く印象に残っていたが、自身をネガティブな人間だと語りつつも前回のワンマンの頃と比べると遥かに"光のアイドル"を体現していて本当に眩しくなってきたと感じる。直前の『津軽よされ節』『See ya!』を観ればその説明はこれ以上不要だろう。
とにかく心打たれる場面が非常に多かった。僕もみこちに今回たくさん元気をもらってしまった。本当にありがたい。
これ、まおまおらしい一面が全部凝縮されたすごく良いMCだなと思う。『バタフライエフェクト』のイントロの問いかけだったりもそう。チケット発券して偉いよー!って…笑 まおまおしかそんなMCしないよ笑。
RAYに必要不可欠すぎる。4人とは全く違う光だ。
そして自身のことについて語る。
この「いくぜっ!!」っていうのも可愛すぎるし、まおまおも当然のように熱い気持ちでRAYの活動をしているのが伝わるし、ファンから見えないところは想像しかできないけれども、ライブを見れば小さい身体で必死に喰らいつく姿はいつの間にか頼もしくなっているし、その「いくぜっ!!」っていうその笑顔を保ちながら無限に幸福を振り撒いているのはプロフェッショナルな王道アイドルだ。
この1年半という現体制の期間を通して追えば最も変貌を遂げたのがまおまおだと思うし、そんなことを思い出しながらまおまおにフォーカスしてさらに見返したこの配信は涙なしに見ることはできなかった。どんな時も笑顔にさせてくれて大笑いまでさせてくれてありがとう。
次は内山さん。
靴の中から、自分が用意したメモを取り出す。開演前?アンコールから?靴の中に忍ばせてたってこと…?
琴「恒例の…!」
月「久しぶりに見た!」
とメンバーも喜んでた(喜んでいたのか?)
「夢みたい」という言葉を使う時の内山さんは、本当に嬉しくて嬉しくてたまらなさそうで、今感じている幸福な状態でいる自分自身の姿・状態を、昔の内山さんからは想像していなかったのかもしれない。言葉の節々から喜びが目に見えてくる。
「今自分がどんな気持ちなのか」が分からなくなった時期を「間違っていなかった」と思えた現在に変えていったのは、内山さん自身の決断で選択して積み重ねてきた結果としてのことだ。内山さんが決断に迷うことが今後あったとしても今の4人が正解にしてくれる気がするし、内山さんのファンも、そのうちの一人である自分も味方になって正解へと変えていくしかない。みんなで作る内山さんの人生。
短く自分の気持ちを伝えた。
あみみの「自分なりに頑張る」という言葉にはとても安心した。とにかく自分のため、そしてRAYが今のこの形を保ったまま続いていくための選択を取ってくれているようで、とても嬉しい。
今後も自分が納得できる選択を自由にとり続けられたらいいなと思う。
ワンマンのあみみはクールで、笑顔が素敵だった。
そして、発表が2つあった。
① 2024/9/21(土) 現体制2周年記念ワンマン「Prennial」
② RAY ASIA TOUR 2024:
・2024/7/12〜14:KOREA
・2024/7/26〜28:CHINA
海外は、台湾遠征を数回したことがあるRAY。次はとうとう韓国・中国だ。韓国・中国には・・・・・・・・・やRAYの楽曲をカバーしているアイドルグループがたくさんいる。5年前からその存在自体は知られていたものの、とうとう動き出した!という感じだ。海外に行くのにも現実的な話お金はかかるし、こうして5周年に向けてRAYがどんどん大きくなっていったことで夢が現実へと少しずつ変わっていく姿を今目の当たりにしているのが嬉しい。
つい先日のイベントでプロデューサーのメロンちゃんが発した「RAYは3年以内にコーチェラに出演することを一旦目指します」という言葉もあった。
それに対するコメント等々は置いておくとして、極北を目指すオルタナティヴアイドルを掲げる海外志向のRAYはアートで魅せてきた過去のRAYから脱却し、現体制から本格的にライブ一本・音楽一本の勝負へとこだわってきた。その花は開花していきようやくアジア進出の扉が開き、新しいフェーズを迎えるスタートが見えた。
今後どうなるかは正直分からないところだけど、応援する以外の道はない。
とても良い前向きな発表だった。
この華々しく終えたワンマンは歴代No.1のライブだった。一面に咲く『ネモフィラ』のような景色を見せてくれた今回のワンマンライブ、大切に胸にしまっていたい。
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