お葬式ってどうなのよ?①
こんにちは。浜松葬儀【公式】ブログ担当のスピースです。
前回のブログについて様々な関係者にブログの感想を聞いている中で、いただいたお題で「お葬式ってどうなのよ?」について書いていこうと思います。
①では、大まかなお葬式の流れ、意味合い等を簡単に書いてみたいと思います。
お葬式は、地域性・土地柄に大きく左右され、同じことでも意味や名称が全然違うことが多々あります。
このブログでは、弊社が所在する #浜松市 においては・・・
ということでご容赦いただきたいと思います。
お葬式とは
「葬儀」とは、狭い意味では「葬儀式」(葬式)を指しますが、広い意味では「葬送儀礼」の略です。つまり、臨終から死後の喪に至るまでの、死者を葬り悼むための一連の儀礼のことを指します。(葬儀概論より)
現在では、「葬儀並びに告別式」と表現しています。
葬儀とは、宗教的な儀礼を指すことだと思います。
告別式とは、故人様とのお別れの儀式の事だと思います。
通常のお葬式では、1日で僧侶による読経や焼香(宗教的にはこれもお別れ)を行い、故人様の御棺にお花などを収めてお別れし、出棺していく流れが多いですよね。
宗教的儀礼
弊社の営業エリアでの宗教儀礼分布は、仏式が70%、神式が25%、その他5%くらいいかな、と思います。
では、どうやって決まっていくか?
①代々その宗教だから
②本家から出た新しい家族だから自分で決めた
③どちらでもないし、無宗教でいい
この、どちらかと思います。
もちろん、無宗教形式での施行もあります。ここでは、仏式や神式を中心にザックリと書いてみます。
仏式、神式ともに枝分かれした宗派(神式では教派)がありますが、
自分は僧侶でも神官でもないので簡単に。
いずれにしても、各宗教に定められたお葬式の式次第に沿って
進められます。どちらも、定義は様々ですが故人を葬るための宗教的手続きとでも言いましょうか。
浜松葬儀では、特に②のようなお宅様に、司式者のご紹介をしております。
遠州地方の風習を大切にお葬式を挙げていただける司式者で、各宗派に対応しておりますのでご安心ください。
中には、全く違う地域から訪れて、遠州地方と全く違うやり方や考え方の司式者を紹介されトラブルになるケースがあるようなので、お気を付けください。
お別れ(告別の儀)
宗教儀礼が終わったら司式者は退場し、お別れへと進んでいきます。
この式次第の中には、遺族代表の挨拶(謝辞)もあり、故人様を見送ってくださった、親戚縁者や一般参列者に対してお礼の言葉を述べます。
これも大切な式次第です。
最後に故人様の御棺にお花を手向け、お別れを行います。
お別れのもっとも重要な場面です。
お花だけでなく、思い出の遺品や故人様の趣味のものなど、火葬に支障がない範囲で副葬品をおさめたりもします。
浜松市の火葬場では原則お別れは行えませんので、故人様のお顔を見ることができる最後の場面となります。
出棺
地域や場合によっては、葬儀前に出棺して火葬する事もありますが、昨今ではよほどのことがない限り、葬儀後に出棺する場合がほとんどです。
ここでは、お葬式に参列した皆様全員で故人様をお見送りをします。
浜松葬儀では、昔ながらの宮型の霊柩車、一般的な洋型の霊柩車、
リムジンタイプの霊柩車を用意しております。
特に、写真のリムジンタイプの霊柩車は、世界に1台しかないSUZUKI車製の霊柩車です。制作は専門業者が行っていますが、ベース車両がSUZUKI車というのは他にはないでしょう、というかありません。
これは、地産地消ではないですが弊社会長が、地元を代表する自動車メーカーであるSUZUKI車で霊柩車を造りたいという、強い思いのもと実現いたしました。
しかも、ご依頼者からの指名率(利用率)の高さには驚かされるものがあります。
さすが、地元企業ですよね!
三日目法要(十日祭り)
火葬が終わった後に、行う法要を三日目法要といいます。
神式においては十日祭といいます。
地域によっては初七日法要というところもありますが、当該地域では三日目法要と言うのが一般的です。
司式者による短いお葬式のような儀式が行われます。
本当の意味合いとしては、野原で三日三晩かけて遺体を火葬してお骨になった後に行われる法要のことを指すようです。
精進落とし
お葬式の最後に行われる式次第がこの精進落とし(直会ともいう)。
刺身やお肉料理などが入った豪華なお料理にて会食を行います。
故人様の不幸により、贅沢や殺生をしない期間を精進するといいますが、晴れて解禁しようね~という意味があるようです。
現在では、細かな風習より久しぶりに集まった親戚の皆様との食事会的な要素がメインになっていますね。
まとめ
今回は、浜松で行われているお葬式の一般的な流れを説明しました。
本来は、一つ一つに大切な意味が込められており、どれも外すことができない大切な式次第であることは間違いありません。
ただ現在では、形式上行われるようになったため、省いてもいいよねぇ~
となりがちです。(無駄?と表現している葬儀会社もある)
次回②では、お葬式の費用について書いていきたいと思います。
ではでは