NFTでbotrinoというコンセプトアート始めました
NFT作品のブランディングを考えよう
久しぶりにnoteに投稿します!
実はこの1週間ほどNFT制作に励んでいました。
そして肝となる宣伝、発信をどうしようかと悩んでいる次第です。
今回は自分の作品に触れながら、マーケティングの一環として少し宣伝してみようかなと思った次第です。
NFTとはなんぞや?
まず「NFTってなに?」という方のために、簡単に説明しますとデジタル上でも保有者の認証をきちんと出来る技術のことです。
実際の絵画とは違い、web上では誰かの作品を無断転載する、売買するなんてことが起きやすいんですよ。
NFTはブロックチェーンと呼ばれる技術を用いて、プラットフォームをまたいでも著作権やら保有者のデータをしっかりと証明できるって技術ということです。
自分の作ったイラストや作品を、NFT上にアップすることで世界で唯一の商品だと証明することが可能なわけです。
デジタルアートの他にも音楽やゲーム、トレカなんかもNFT化されてます。
世界史をまっさらにするために作られたbotrino
僕が作成したNFTコンセプトアートはbotrinoと名付けました。
ロボットなのでbot、rinoはまた追々命名のいきさつを話そうかと思いますが、とりあえずロボットの名前です。
NFT作品を広く認知してもらうためには、作品のバックボーンやコンセプトが重要です。作品のストーリーみたいなものですね。
botrinoの場合、とある博士が世界史をまっさらな状態にすべく、量産しているロボットというテーマがあります。
送り込む時代、対象となる事件・事故、紛争なんかに合わせて色を変えて作ってます。
botrinoの紹介を
例えばこんなのとか↓
このType10の説明文を日本語に訳すと、
という感じです。
博士の思惑とは裏腹に、作られたロボットたちは基本的にやる気がないという点もポイントです。
他にはこんなのも↓
このbotrino_Type08は、博士が映画「プレデター」を見て思いついたカラーリングというコンセプトがあります。
そして、1975年のジャングルに送り込んだ。
実はこの年はベトナム戦争が終結した年でもあり、暗に想起させてます。
こんな感じでオチは"やる気がない"ってことなんですけど、なぜ説明文を英語にしているか。
それは、NFTのマーケットは世界中のユーザーをターゲットにしているからなんです。
自分の作品のコンセプトを含め、希少性や価値を感じてもらえたらコレクションしてもらえるので、日本語だけでなく英語でも伝えることを心がけたほうがいいんです。
[botrinoコレクションページはこちら↓]
https://opensea.io/collection/botrino
NFTはマーケティングが肝になる
これも多くの先駆者達が言っていることなんですが、作品を広く知ってもらうためにはマーケティングが非常に大事になります。
誰に向けて作るのか?
どのように発信するのか?
市場の動向はどうなのか?
競合の動向はどうなのか?
適正価格は幾らなのか?
マーケティングの基礎としてはこれらが挙げられるんですが、要はどのように宣伝・発信するかということです。
名も知られてない一介のwebクリエイターが作った作品なんて、よほど運が良くない限り、誰かに購入されるなってことはないんですよ。
褒められることはあっても、お金を出してまで買おうとは思わないってことです。
ただただ作品を作ってアップするだけでは認知されないんですね。
知らない商品は誰も買いませんし、話題になって価値がつくことで初めて「欲しい」と思われるわけです。
そのためにも、宣伝、発信をどうするか考える必要がある。
そこでマーケティングの知識が必要になってくるということです。
NFTアートを買ってもらうためには?
マーケティングの一環になりますが、色々な作品や情報を見ていると、莫大な価格がついた作品=広く知れ渡っている作品には共通点があります。
オリジナリティがある
かわいらしいものorカッコイイもの
コレクションしたくなる
トレンドを抑えている
まずこの4点が重要です。
オリジナリティについて
一般的なアートにも言えることですが、最初に世に広めた人の作品は価値が上がります。
ピカソ然り、ゴッホ然り。彼らの独特なタッチは唯一無二で、誰が見ても
「これを書いたのはあの人だ!」とわかるものです。
オリジナルの作風で先駆者になる。これは後々大きく関わってくる重要な要素です。
今はドット絵やピクセルアートがNFT上では流行っていますが、もちろん先駆者がいるわけなのです。
かわいらしいものorカッコいいものについて
同じく人気が出た作品たちは、かわいさやカッコよさを内包してます。
パッと見で欲しいとなりますし、デザイン性も高いです。
作品に対する熱意や、背景にあるコンセプトとうまく絡めることで愛着が湧く作品となるからでしょう。
逆に、まだまだ抽象画などの「見た人の感性に任せる」といった領域のアートは、話題になりにくい傾向にあります。
が、今後はこの領域のアートもどんどん人気が出ていくのでは?
コレクションしたくなる点について
僕がbotrinoをアップしている媒体はOpenSeaというもので、世界最大級のボリュームを誇っています。
このサイトを見ると、1万点や数万点という作品群をアップしている方々もいるわけです。
数が多いと、作品の中で稀少価値のあるものが出てくる。
プログラミングを用いて、自動で生成した作品群をジェネラティブともいうのですが、数が多いがゆえに見てると購買意欲を掻き立てられるわけです。
金銭的に余裕があるのなら、コレクションしたくなるのも頷けますね。
トレンドについて
トレンドをどこまで踏襲するかは、NFTにおいても重要なポイントになります。
今ですとドット絵やピクセルアートの手法が売れやすい傾向にありますが、これは購入した人がSNSなどのアイコンに用いやすいからです。
とはいえ、今はドット絵などの作品を作る人たちも増えてきました。
botrinoも最初ドット絵にしようかと考えたのですが、先ほども少し触れたオリジナリティの部分で、シンプルな2次元調のイラストにした経緯があります。
サイズやレイアウト、デザインも含めどういった物が主流なのかは都度情報を追うようにしたほうが、参考になるとでしょう。
NFT作品を買ってもらうためには、これらの点を踏まえたものをつくる必要がある、且つ、マーケティングをしっかり行い発信、認知、宣伝=ブランディングをこまめに行う必要があるでしょう。
NFT作品botrinoについてのまとめ
今回はbotrinoの紹介も含めて、NFTアートをどのように展開していくかの一端をお話させてもらいました。
botrinoは作り始めて1週間でして、まだまだ知られていない作品です。
今後自分がやるべきことは、作品をコンスタントに作りつつ、とにかく宣伝、発信に注力せねばという段階ですね。
同じ段階で悶々としているクリエイターさんがいらっしゃったら、まずはtwitterにて情報発信をすることをおすすめします。
先輩方もたくさんいますし、学べることは非常に多くその方々と交流もできるのが楽しいです!
今後のbotrinoの方向性としては、
メディアの立ち上げ
3D化も対応
ジェネラティブ化
この辺を想定してます。
今後もしばらくはやりたいことがてんこ盛りなので、自己啓発系の記事に交えてNFT関連の情報なんかも書いていこうと思います。