「今」だけに目を向けると人生が好転する話

人生を明るく前向きなものにするには必要な考えです

今回は「今」を重要視する、「今」を生きるということを書いていこうかと思います。

僕自身、自己啓発系の書籍をたくさん読んで、この考えを意識・実行したところ非常に良い効果があったと感じているので、今回の記事を読んだ方の一助になればという思いで書いてみることにしました。

なぜ過去でもなく未来でもなく今を生きるのか、僕なりの解釈ですがまとめていきます。

過去は既に存在せず未来はまだ来てない

多くの書籍でいわれていることですが、過去は既に過ぎ去ったものです。

ある意味、

• 自分の手を離れた時間

• 自分の元から去っていった時間

とも言えるでしょう。

過去を懐かしむことは大事ですが、必要以上に美化して気を取られたり、失敗した過去を思い出して枕に顔をうずめ、足をばたつかせる必要はないです。

どう足掻いても過去を変えることはできませんから、自分の意志で変わることのない事象に考えや労力を使うのは、生産性が低いことなんです。

┗意図して振り返らないこと

僕が意識、実践してみて一番効果があったと感じるのが「過去を振り返らないこと」です。

元々僕は過去の嫌な出来事をいつまでも引きずるタイプです。

表には出しませんが、一日の中で何度も思い出し一人でイライラしたり嫌な気持ちになったり。

これが普通だと思って生きてきました。

そこで、過去を思い出した際は考えないように意識してみたところ、仕事も捗るようになったし嫁や息子にも優しくなれた気がしてます。

実践の仕方は簡単です。
フっと昔の記憶が蘇ったら、心の中で「考えない考えない…」と数秒意識するだけです。

これだけでも、だいぶ変ります。

┗善悪の判断を頭の中でつけないこと

本筋からは少しズレるのですが、同じように意識していることで「善悪の判断を考えない」というものもあります。

• 仕事上でのやりとり

• 家族と過ごしているとき

• 友人知人と過ごしているとき

イラっとすることや、悲しい気持ちになる瞬間があるかと思います。

それは、嫌なことをされた瞬間、自分が善で相手が悪と無意識にとらえてしまってるからなんですね。

• 自分は正しい

• 相手の発想がおかしい

• 相手は常識に欠けている

これらの感情・意識が一瞬で芽生え、その結果イライラしたりやきもきする。

ここでも「判断しない判断しない…」とか「気にしない気にしない…」、「そういった考えもある…」と心の中で意識することで、思った以上に引きずることがなくなります！

未来を心配しないこと

次は未来について書いてみようと思います。

未来はいまだ訪れていない時間です。
何がどうなるか、正確には誰にも分からないでしょう。

特に仕事をする上では、非常に多くの「心配な未来」が浮かぶのではないでしょうか。

• あの案件どうなるかな

• 上司や同僚に怒られたくないな

• この案件この先ミスしたらどうしよう

こんな感じで仕事に心配はつきものとも言えます。

何を心配しているのか、それは暗い未来を想像して、最悪の事態を想定しておきたいだけです。
できるだけリスクを回避したい意識がそうさせます。

けど、まだ訪れていない時間を心配するのはナンセンスと考えてみましょう。

生命のリスクや大ケガをする可能性があるのなら話は別ですが、未来のことを考えてよいのは「明るい未来」を想像するときだけと覚えておきましょう。

目の前の「今」に没頭してれば人生は明るいものになる

となると必然的に目を向けるべきは「今」となります。

今、目の前のことに没頭・集中する。
例えそれが退屈な仕事でも、今自分にできる最大限の労力を向けることが大事です。

結果的にうまくいかなかったとしても、最大限で対応したことから何かしらの学びを得ることができます。

その積み重ねが人を前向きにし、明るく行動力のある自分を形成していくんです。

段々ポシティブな発想が頭の中を占めるようになりますし、人も寄ってくるようになります。

毎日が充実してきた感覚も得られますし、なにより一日があっという間に過ぎるように感じられます。

その結果、熱中したいことに最大限の労力を向けるようになるので、より「今」に没入するようになり良循環がうまれるというわけです。

まずは過去を思い返さず、未来の心配事は、考えないようにしてみてはどうでしょうか。