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風とカメラとぷかぷかと。−第10回−

風とカメラとぷかぷかと。
─NPO法人ぷかぷかで生きる人たちとの交流記─

ー第10回ー 

2020/1/26 「表現の市場」

今日の現場はぷかぷかではなく、JR横浜線・東急田園都市線の長津田駅にある「みどりアートパーク」という公共のホール。
ここでNPO法人ぷかぷか主催の「表現の市場」というアートイベントがあったのです。


演劇好きの僕は第3部の演劇、「どんぐりと山猫〜ぷかぷか版〜」だけを見てきました。
本当は全部見たかったけど仕事中だったのでまあ仕方ない。

演劇のほかには和太鼓などの楽器演奏、エアロビなどのダンス表現、歌の披露などがあったみたい。
ぷかぷか初心者の僕は知らなかったけどもう6回目の開催らしい。
次は仕事休んで全部来たいな。

ではでは演劇の話。
僕の観劇用のブログにも書きましたが本当に素晴らしかった。
演劇の内容はブログに譲ってこちらではぷかぷか初心者ならではの感想を。
↓観劇用のブログで書いた「どんぐりと山猫−ぷかぷか版−」はこちら。
https://ameblo.jp/shakespeare-amb/entry-12568352563.html

まず一番感動したのは会場全体の一体感。
観客の舞台に対する包み込むような優しい空気。
僕はいつも西洋の古典劇ばかり観ているんだけど、どこか「勝負!」という感じがありまして非常に緊張感があるんですよね。(そうじゃないのももちろんあるw)
それはそれでいいんだけど、今日のぷかぷかさんとその仲間のご近所さんたちの舞台は穏やかで柔らかな笑いに包まれていて、あの空気を共有できたことに感動するくらい。
ぷかぷかを通してまったくこの世界に縁のなかった僕があそこにいられた不思議及び幸せは言葉ではなかなか表せられないな。

とにかくあの場にいられた幸せを、感動を大事にしていきたいなー、といったところ。みんな、ありがとう。

そしてこれも同じような感じなんだけど、
ぷかぷかさんを支えたい人がたくさんいるんだなぁってこと。
よく理事長さんはぷかぷかさんのファンが増えてるって書いてるけど本当ですね。
皆さんぷかぷかさんと交流することで元気をもらってるんだよ、きっと。
で、ぷかぷかさんもみんなに愛されて幸せなんだろうなと思う。
本当に素敵なことだよね、よきよき。

会場ホワイエには物販ブースも出てました。
アート屋わんどでの作品展示・販売がメインかな?
他にもクッキーやスノーボールなどの焼き菓子も。
もちろん購入、だって美味しいんだもの(笑)

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施設長さんやみどりアートパークの担当者さんとも話せたし楽しかったな。
そうそう、とても感じのいいご夫婦にも出会えたし、短時間だったけど仕事を抜け出して行って良かった。

ぷかぷかやみどりアートパークを通して、生きていく足元が固まりつつあるのを感じる今日この頃。
これってとても幸せなことだ。
地域とのつながり。
仕事やプライベートも大事だけどそれに負けないくらい地域とのつながりって大切なのね。

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障がい者の事業所が地域の交流の拠点になるってとても面白いと思う。
まあ、実際どこまでなってるかは知らないけど、僕にとってはそうなんだよね。
またお叱りを恐れずに書くのならば、そういう事業所って地域の端っこにあるイメージだった。
当たり障りのないことやって決して目立たず、
身内や福祉業界の人たちだけでなんかやってる感じ。そうなんだよ、なんかやってるのは分かるんだけど何やってるか分かんないんだよね。
あ、それがこのエッセイのテーマの「知ることから始める」ってやつか。
やっぱり結局はそこに行き着くんだな。むむむ。

半年前、よく分からなくて近づき難い存在だった知的障がい者の人たちがいつの間にかぷかぷかさんになり、仲良くなりたいと思うようになり、気がつけば元気をくれる存在になり、おまけに新しい人との出会いまでついてくるなんて誰が想像しましたかね。

って話がとりとめも無いほうに行ってしまったので今回はここまで。

続く

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