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SHUREのオーディオインターフェースMVX2U
最初に総評
総評として、非常にオススメです。
私は、SHUREのマイクMV7Xと組み合わせて現役で使っています。
ちなみにこの組み合わせだと、(おそらくですが)SHUREのUSBマイクであるMV7+と中身がほぼ変わらず使い勝手も値段もMV7+の方が上なので、そちらをおすすめします。
ただ、MVX2Uは、汎用的なXLRマイク向けのオーディオインタフェースなので、他のマイクにも使えるという利点があります。
↓MVX2U
↓MV7+
MVX2Uとは?
オーディオインタフェースです。
XLRマイク(ダイナミックマイク、コンデンサマイク)に接続し、USB-Cケーブルを通じてパソコンに音声を取り込むことができます。
ファンタム電源(48V)の機能もありますので、コンデンサマイクもOKです。
USBマイクには使えません。
見た目
![](https://assets.st-note.com/img/1734873298-oZDuFnl20NLQ3Cge7wa6XYy4.png?width=1200)
非常に小さいです!
XLRマイクに挿すだけでOKです(写真では、SHUREのMV7Xに挿しています)
他の普通のオーディオインタフェースは筐体のサイズがそれなりにあるので、このコンパクトさはかなり大きな価値があります。
USBポートとヘッドホン端子があります。
USBケーブルは、PCに差し込みます。
ヘッドホン端子は、ヘッドホンつなぐことができ、後述するソフトで設定すればモニター(自分の声を自分で聞いて確認する)も可能です。
ヘッドホンについては、PCで他のUSBヘッドホンなどを使っているようであればそちらを使ってもOKなので、この端子の利用は必須ではありません。
機能・ソフトウェア
MOTIV Mixというソフトウェアで調整します。
大きく分けると、音量・音質の調整は『自動レベル』と『マニュアル』の2種類があります。
自動レベル
ソフト側で最適な設定をしてくれるモードです。
ただ、これは個人的にはイマイチでした。ちょっと音質が犠牲になる感があります。
面倒でもマニュアルで調整した方が良いと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1734872242-PwHcg3TEUMXOhFnqoCu8KmIr.png)
マニュアル
細かく設定が可能です。
ゲイン(マイクの音量)は60dBまで上げることができます。
SHUREの高級マイクであるSM7Bがちょうどゲインが60dB以上必要と公式サイトに書かれているので、SM7Bにも使えるということになります。※ただ、SM7Bにはゲインが足りないというレビューも見たことがあります。プリアンプ内蔵のSM7dBの方が安全かもしれません。
ハイパスフィルターは、エアコンの音などのノイズを低減できます。
コンプレッサは、音量をできるだけ一定化します。
私はこれらの設定は、別のプラグインで後処理しているので使っていません。(ノイズ低減はSupertone Clear、コンプレッサはDeeTrimCast)
リミッターは非常に便利です。大声を出したときに音量制限をかけてくれるのですが、『音割れを防ぐことができる』のです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734872394-flAq5cs4r7NtnM2jxTg0GRQF.png)
値段
2024年12月現在で、およそ2万円です。
オーディオインタフェースの中では、最廉価というわけではないですが、安い方ではないでしょうか。
以上