【おウチ療育】手が出やすい子へ しりとりde語彙力UP!
こんにちは、はまごです。
今日は
手が出やすい子がいる方への【おウチ療育】です
✅友達に手が出やすい
✅言葉が出てこずパニックになる
こんな悩みに向けた記事になっています
うちの息子ハム太は小学校に入ってから手を出す、いわゆる「他害」が目立つようになり私の一番の悩みの種でありました…
感覚過敏ゆえのことも多々ありましたが、言葉がうまく出てこない!と本人も言っていたため
・言葉の種類を増やす
・サッと言葉が出てくるようにする
・考えてから発言する
チカラをつけたいな、と「しりとり」をしてみることにしたのです
発達障害の子に
「こんなときは〇〇って言おうね」
なんて普段言ってもそうは簡単にいかないですよね。パニックするし(汗)
おウチ療育と言いながら自宅でやることはなく、ほとんどが夜の帰り道や習い事に行く途中など「ながらしりとり」でした
ただ、ダラダラしりとりをするのではなくお題を決めて行っていました
それには目的があり、ルールを守ることにつながるからです。疲れてるときは適当になってましたけどね…
皆さんご存知の通り、しりとりって名詞をつなげていく遊びです
だから名詞だけだと物の名前だけだし、しりとりで語彙力って伸びるの?って思いますよね
すぐには感じないかもしれないけど、伸びます!
考えているときに脳はフル回転しているし、さっき言った言葉や「ん」がついたらいけないし、あまり考えすぎて時間を取ってもダメだし…
しりとりをしていると、「ん?それって何?」って聞き返したりする場面もありますよね
「〇〇は××ってことだよ」と説明したりすることも相手への説得になってるんですね。こういう何気ない会話が語彙力をUPしてくれます
ただ、単純に単語のキャッチボールをしているだけでなく、相手とのやり取りで語彙力は確実に伸びます
具体的にどんな感じでやっていたか書いてみます
①息子から「ねぇ、しりとりやろ〜♡」
とお誘いがあります
②お題を話し合って決めます
(食べ物、動物、車の名前、国の名前など)
③先攻、後攻を決めるじゃんけんします
④途中、動詞になったりおフザケ気味になってきたら軌道修正
(あれ?物の名前だけだよ~と言ったり)
単純に見えるしりとり、
でも…
・お題を話し合ったり、譲り合って決める
・じゃんけんをタイミングよく出す練習
・ルールを守る
・色々な言葉を知る
などたくさんの良いことが身につく遊びだと思うのです
小学生の時までは導火線にパッと火がつくタイプでしたが、中学生になると「あれ、以前なら怒っていたことなのに怒らないぞ」と変化に気がつきました
人との会話を通して「こんなときはこう言うのかぁ…」と学ぶのが長い目でみたら一番いい。息子が中3になった今実感してます。
もっと早くに発達障害に気がついて色々やっておけば…とも思っています。だからこのnoteを通してなるべく小さなお子さんのパパママに届けば嬉しいです
さっそく今日から
「しりとりやらな〜い?」
とお子さんを誘ってやってみてくださいね