うまく話せなかった、でもそれでいいや。
話すことが苦手な僕でも、普段絡みのある友人やいつも一緒に勉強している仲間たちとなら、なにかと話したくなる。
日常生活でのこと、仕事のこと、その他なんでも。
こちらも話したいし、相手の話もたくさん聴きたい。
先日、週に一度のサイト分析会があった。
こう見えてWeデザイナーの端くれ(だと思いたい)。一緒に目指していた仲間(すでにWebデザイナーとして働いている)との、いわゆる勉強会。
ローテーションで分析するサイトを決めて、各々分析を行う。一週間後に持ち寄りみんなで分析するというのを、かれこれ半年は続けている。
分析後は雑談、いつも楽しくて時間はあっという間に過ぎてしまう。もうちょっと話したいな〜と思いつつも、それぞれ仕事があるので内心渋々解散。そんな、居心地のいい場所。
サイトを作るWebデザイナーから身を引いたけど、変わらず参加させてもらっている。どうにかお返ししたいと考えた末に辿り着いたのは、タメになりそうな知識の共有。
毎回できれば理想だがそうもいかないため、「これサイト制作に使えそうだ」という情報が見つかり次第、その雑談で共有することにしている。
ここから本題。
その情報の説明が、昨日はうまくできなかった。
理由は単純、説明するまで理解していなかったから。いつもギリギリになって用意し始める悪い癖が祟ってしまった。加えて「うまく話せてない!」という焦りから何を言っているのか自分でもわからなかった。
幸いなことにその情報を知る方がいたため、それと照らしてなんとか説明することができた。
…やってしまった!
タメになろうとはしたけど、準備不足でお手を煩わせた。この場合はお口か?いやそれはどうでもいいか…。終わった後ひとしきり反省した。そして反省は一周して、
うまくできなかった、でもそれでいいや。
ポジティブに捉え始めた。雑談の場での失敗なんて、失敗でないのと同じ。だって「雑談」「とりとめない談話」だから。
結論や論点がずれていても構わない、今日みたいに誰か助けてくれる。だって僕たちが何気なく話せる人は、そういった心優しい人たちだから。「ちゃんと説明しろ!」なんて言ってくる人にはそもそも近づかない。
何事もトライ&エラー。
やってみて、ダメだったら次直せばいい。
次の分析会は再来週。今度こそはうまく説明できるようにする。