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社労士はどんな仕事をするの?


社労士とは

社労士(社会保険労務士)は労働関係・社会保険関係の事務手続きや問題解決をする専門家です。
例えば、会社のルール(就業規則)の作成、皆さんが会社に入社した時の雇用保険や健康保険・厚生年金の手続きや、労働時間の管理、給与計算を行ったり、年金の受給手続きのお手伝いをしています。
社労士の知名度はほかの士業(弁護士・税理士・行政書士など)よりは低いですが、皆さんが安心して働き、生活をするためのお手伝いをする重要な仕事です。
社労士事務所を開業している方、会社の人事・総務部門や、役所、保険会社等で活躍している方がいます。

社労士の専門分野

合格率は約5%の難関国家資格の一つです。
・労働基準法(労基法)
・労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法(労災保険)
・雇用保険法
・労働保険徴収法
・健康保険法
・国民年金法
・厚生年金保険法
などの法律を専門にしています。

労基法というのは、皆さんもよく耳にすると思います。
労働者を守るために、労働時間や賃金などについてのルールを定めています。
また、健康保険法は、皆さんが日頃使っている、健康保険証で馴染みがあると思います。
労働安全衛生法は、労働者の安全と健康を守るための法律で、会社が実施する健康診断等について定めています。
労災保険は、仕事中に事故にあったときに使う制度です。
雇用保険や、仕事を辞めた時、また育児休業等をとっている間に使える制度です。
国民年金・厚生年金は、老後を迎えた時や障害を負ったときの生活を支える制度です。
他にも、最近よく耳にするiDeCo(個人型確定拠出年金)や児童手当も社労士が扱う法律の一つです。
社労士は、馴染みがないかもしれませんが、意外と、皆さんの身近な生活を支えているのです。

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