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ゲイのわたしがパートナーと一緒にマンションを買った話2
皆さんこんにちは
はむ@LGBTのお金の相談室です
今回は、なぜマンションを買うのかについてお話します
賃貸VS分譲
生活の基本である住宅
賃貸VS分譲
そんなネット記事等をよく目にすると思います。
両者にはそれぞれメリット・デメリットがあります
賃貸のメリット:引越ししやすい、家賃・共益費以外の出費が少ない
賃貸のデメリット:家賃・共益費は掛け捨て、入居時の審査がある、自分で手を加えられない、ペット可は家賃が割高になりがち
分譲のメリット:自分の資産になる、入居時の審査がない(ローンを組むなら銀行の審査はあります)、自分で手を加えられる、ペット可でも費用は変わらない
分譲のデメリット:引越しししにくい、住宅ローンの審査がある(ローンを借りるなら)、物件購入費用以外にも出費がある(固定資産税、各種設備、購入時の諸費用等)
上記が主なメリット・デメリットだと思います。
LGBTカップルには分譲が適している!?
お金の専門家であるわたしの意見ですが、LGBTカップルには、賃貸より分譲の方が適していると思いました。
理由は以下の通りです
①LGBTという理由で断られない
②自分のもの(資産)になる
③基本的に一生住める
④装備が充実している
⑤住宅ローンには保険の機能がある
①LGBTという理由で断られない
わたしは経験したことはありませんが、LGBTカップルは入居拒否という賃貸が実際にあるようです。
※一週間ほど前にもニュースになっていました。
大家さんの偏見で住みたい家に住めない
不動産屋さんに二人の関係を隠さないといけない
そんなストレスを抱えるくらいなら賃貸ではなく、分譲の方が圧倒的に気楽だと考えました。
ローンで分譲を買うなら、銀行のローンの審査はありますが、LGBTという理由で審査に落ちることは、まずあり得ないので、ご安心ください。
②自分のもの(資産)になる
賃貸:掛け捨て
分譲:積み立て
どちらがいいかは、個人の考え方によると思いますが、わたしは将来自分の資産になる積み立て型の分譲に魅力を感じました。
例えば、毎月10万円の家賃・共益費の賃貸に30年住むと・・・
10万円×12か月×30年=3,600万円
ちりも積もれば山となる
意外と大きい金額になりますよね(;^ω^)
近年、マンション価格は高騰しているので、3,600万円だと大阪市内で2人暮らしができるマンションは限られますが、買えないことはないです。
※住宅ローンの金利や、固定資産税等は別途かかります
ただ、賃貸の場合、30年間で3,600万円払ったのち、引っ越すときは手元にお金は返ってきません。
一方、分譲であれば、ローンを完済して引っ越すとき、売却すれば、いくらかまとまったお金が手元に入ってくるでしょう。
※繰り返しになりますが、マンション価格が高騰しているので、2024年現在、大阪市内では築40年以上のマンションでも普通に数千万円で売られています。
③基本的に一生住める
②と似ていますが、例えば、家賃・共益費10万円の賃貸に30年住んでトータル3,600万円払ったのち、引き続き住みたいのであれば、その後も毎月10万円を支払い続ける必要があります。
一方、分譲であれば、ローンを完済したのちは、管理費・共益費・固定資産税だけの支払いになり、その後、基本的に一生住むことができます。
もし35歳でマンションを買って、30年で完済した場合、65歳です。
ちょうど、定年退職や再雇用の終了で収入が減ってしまう年齢でしょう。
老後の固定費が減る意味でも、分譲がいいと考えました。
ただし、年齢を重ねると、自宅で生活することが難しくなるケースも十分に考えられます。
その場合でも、②にも書いた通り、住まなくなったタイミングで売却すれば、その後の生活のための資金を準備することも可能となります。
戸建てに比べ、マンションの方が耐久年数が長い傾向があります。
そのため、築年数が経っていても高く売りやすいです。
更に、戸建てでは、すべて自分でメンテナンスをする必要があります。
一方、マンションは、基本的に、管理組合等が修繕計画を作り、定期的にメンテナンスをしてくれます。
そのための費用も毎月「修繕積立金」として徴収しているので、メンテナンスのために大きなお金が突然必要になるということが少ないです。
④装備が充実している
これは一概には言えませんが、賃貸より分譲の方が、装備が充実している傾向にあります。
賃貸は基本的に不動産オーナーがお金儲けのために保有する不動産を貸しています。
高い家賃をとれば、装備を充実させても元は取れるでしょうか、家賃を高くすれば、空室のリスクが大きくなります。
空室リスクを避けるために、装備を必要最低限にして家賃を下げる傾向があるようです。
※最近はハイグレード賃貸というのも流行っていますね(;^ω^)
一方、分譲であれば、装備を充実させても売れます(笑)
むしろ、装備を充実させればさせるほど売れるようです。
大きな買い物をするとき、金銭感覚が狂うので、数十万の差は気になりにくいと聞いたことがあります(笑)
一生のものだしせっかくだからお金をかけよう
という人も多いでしょう
また、分譲では自分の好きな装備を追加することも可能です
⑤住宅ローンには保険の機能がある
わたしは、これが分譲の一番大きい魅力だと思っています。
住宅ローンを借りる時、基本的に団体信用生命保険(団信)にセットで加入します。
団信とは、債務者(ローンを借りている人)にもしものことがあれば、保険会社がローンを代わりに払ってくれる制度です。
もしも・・・というのは、死亡です。
最近では、死亡以外に、がん等の7大疾病になったとき、さらには自然災害に対応したものもあります。
例えば、2人で暮らしていて、1人にもしものことがあったとき
賃貸では、引き続き家賃を払い続ける必要があります。
一方、住宅ローンを組んで分譲に暮らしていると、もしものことがあれば、住宅ローンの支払いが免除され、毎月のローンの支払なしで引き続きその家で暮らすことが可能となります。
仮に3,600万円のローンを借り、残債が3,000万円の時に、もしものことがあれば、3,000万円の保険金が支払われるのと同じことです。
若い人で、ローンを長く支払う人にとっては、その効果はより大きくなるでしょう。
最後に
これはあくまでもわたしの私見です。
借金を抱えるのはリスクでしかない!絶対に賃貸がいいんだ!
と考える人もいるでしょう。
※たろう氏はそう考えているようです苦笑
しかし、現代の日本で生きている以上、全くリスクなしで生きていくことは難しいでしょう
・複数あるリスクの中でどのリスクをとるか?
・どの程度のリスクは許容できるか?
これらを自分なりに検討して、自分にとってのベストな選択をすることが重要です!!
そのためには、正しい情報を集めることが必要です。
分からないことがあれば、お気軽に相談してくださいね