日記でええやん2022.03.29.MAR.
過日夢枕獏が西行を描いた小説を読んだ矢先にあの歌を…勝負をしていたわけではないけれど、溺れまいと自らを引き絞っていたつもりの手綱を持つ手から力が抜ける。
自分の状況や興味関心や諸々巡り巡って辿り着く先で笑っているように見えるから、嬉しいようなやりきれないような昂りで泣きそうになる。
あの人に夢中になってしまえばいいじゃいか…と脳内で僕の中の誰かが言う。
唐突過ぎてアレだが(ドレ)、+Mさんのプロフィール欄の話である。
あの僅かなスペースに見せてくれる遊び心だけで僕のなけなしの理性が飛ぶ。
初めてあのアカウントを見た時に、あそこには「***の中にいるサラマンドラ」というような事が書いてあった。(アスタリスク部分は全く思い出せなくなった)
そして、TLには今よりも言葉少なく、笑顔ではない雰囲気の思考の一部らしきものが綴られていた。
その後猫を経て(おそらく猫は常に戻る地点なのではないかと思う)今のようになった気がする。
笑顔だったとしても、真顔だったとしても、この人の芯の部分の温度は変わらないのではないか、というような気がする。
大いに笑って大いに泣く人かもしれないけれど、無表情だったとしても、同じ事。