Oh…!
ごきげんうるわしゅー。ハルヲクンです。
いきなりマジでザックリした質問でアレなんすけど、皆さんってどういうネーミングが好みですか?
ぼくは遊戯王の中でなら初期の小泉構文になってるモンスターがけっこう好き。「溶岩魔神 ラヴァゴーレム」とか「幻影の騎士 -ミラージュ・ナイト-」とか。
口に出したときの語呂の気持ちよさをもちろんのこと、名前を読み上げ始めたタイミングで何のカードが来るかわかるのが好きなんすよね。
「地獄詩人…!」って言われたら「うわ!ヘルポエマーか!」って反射でみんなビビるよね?
自分が使うときも相手が使うときも、使われる側が「ハッ」と気づく瞬間が好き。
それと同じような感じで、召喚口上の中に召喚条件に入ってるのが最高に好き。
「昆虫族モンスターに闇属性チューナーをチューニング」とか「機械族レベル5モンスター2体でオーバーレイネットワークを構築」とか。
「剣闘獣ベストロウリィを含む剣闘獣2体をデッキに戻して…」って言われたら思わずおしっこ漏らしちゃうよね。
「ここから何が出てくるんだ??」ってワクワクしてるときに召喚口上から「うわー!その召喚条件ってことはそれかー!」って気づくシーンがデュエル中でも特に好きな瞬間なんですよね。
それで言うと、今回のエースモンスターは召喚条件を読み上げるのが楽しくて好きだ。
今回のエースモンスターである「皇たる水精鱗-ネプトアビス」君です。
高らかに「アローヘッド確認!召喚条件は魚・海竜・水族を含むモンスター2体以上!」と叫びたくなるモンスター。
ただこのモンスター、名前が絶妙にダサい。
自分で「皇たる」とか名乗ってるのイタくない?いつまで中学生の気分でいるの?
みんな「水精鱗」で名前が始まってるのに「皇たる」って名前ついてるのネプト君だけだよ?
なんなら、イラストも少しダサい。
下半身がワニ?になってるのが絶妙にダサい。
調子乗ってアビス装備魔法ぜんぶ装備しちゃってるのに何でそんな肌の露出面積多いの?クールビズ?
でも、、、
わき毛とかには気を使えるタイプなんだね。
寿司あげちゃう
今回はそんな絶妙に名前とイラストがダサいけど召喚条件を口に出すと楽しい、そして脇毛をしっかり処理している「皇たる水精鱗-ネプトアビス」のデッキの紹介です。
↑ デッキレシピ。
↓ スーパーのレシートくらい長い目次
■やりたいこと
コンセプトはシンプル!
皇ネプトをエースに装備軸水精鱗しよう!うおー!
皇ネプトは水属性がコストで墓地にいったらデッキ墓地からアビス装備魔法を手札に加えるか自身に装備することができます。
つまり、
①皇ネプトを盤面に出力する方法
②水属性をコストで墓地に送る方法
を用意できればアビス装備魔法に触れるということです。
それで、今回一番回収したいのは「アビスティング」です。
アビスティングは墓地から水精鱗を蘇生できる優秀な新規です。
これで皇ネプトを蘇生させれば、また皇ネプトからアビスティングを回収できます。
つまり、
①皇ネプトでアビスティングを回収
②アビスティングで皇ネプトを蘇生
が繰り返せるということです。
この動きならたくさん皇ネプトをデュエルに参加させて、エースモンスターとしての存在感を誇示できますね!
それでリソースに余裕ができてきたら、今度は「アビスケイル」で相手のリソースにプレッシャーをかけます。
アビスケイルは世界に三種類だけ存在していて、それぞれフィールドで発動したモンスター・魔法・罠カードの効果を無効にできます。
「無効」って単語だけ見ると強そうに聞こえますが、
実際、その性能は一長一短のあるピーキーなものです。
とりあえずWikiに書いてあることを見てみましょうか。
つまり、
・フィールドで発動した効果しか無効にできない
・無効にするけど破壊はしない
・無効にする処理はチェーンブロックに乗らない
・一番初めに処理される効果を強制で打ち消す
ということです。
Wikiにも書いてある通り、チェーンブロックに乗らない無効はかなり強いのですが一番初めに処理される効果が無効化されるのが難しいところ。
しかも装備魔法という都合上、基本的に除去に弱い。
盤面に置いておいて相手が動いてくるのを構える形になるので、相手が遠回りに動いてくればマストカウンターを狙うのはかなり難しい。
ですが考え方を変えてみれば、
タイミングをある程度考えて使えれば確実に相手の手数やリソースを使わせることができます。
ちょっとだけ具体的に考えてみますか。
ここにめちゃくちゃ効果発動したそうなマクシムスが特殊召喚されたとしましょう。
こういうときに~~????
クラーケン(モンスター効果無効にするやつ)を装備できれば、最初に発動するモンスター効果が無効になるので
①マクシムスを無効にさせる
②別のモンスター効果を発動して囮にする
③クラーケンか皇ネプトを除去する
の選択肢を相手に突きつけることができますね。
どれを選ぶにしろ、相手は何かしらのリソースを使うことになると思います。多分。
いろいろ話しましたが要するに。
相手が明らかに強いカードを発動したそうなタイミングでアビスケイルを装備できれば、無効をマストカウンターに当てることはできなくても発動の前に1ステップ行動を追加せざるを得なくなります。
1つの効果発動を通すために2つの効果を使わなきゃならない、と書けば少しは格好がつくかも。
通勤や通学で使う電車の乗り換え回数が一回増える、それも目的地の一駅手前の駅で。っていうイメージで考えたらかなりダルいですよね。
「なーんだ別に遠回りすれば効果通るじゃーん!」を何度もさせて「あれ?気づいたらリソースぜんぜん足りないぞ?」っていう状況にさせてリソースで押し勝つことを目標に今回はデッキを考えました。
ということで、
1.皇ネプトでアビスティングを回収しまくる
2.アビスティングで皇ネプトを蘇生しまくる
を繰り返していって
3.隙を見てアビスケイルで圧をかける
のが今回のデッキの主な動きです。
また、それだけだと味気がないので「BBS」と「斬リ番」を狙うことにしました。
アビスケイルで相手の展開を遠回りさせて、それぞれの効果発動のためのカウントを稼ごうぜっていう魂胆です。
詳しくは画像の通りになっちゃうんすけど、
皇ネプトの効果を狙いに行く場合、
①水属性をコストで切る効果が発動
② ①をトリガーに皇ネプトの効果を発動
③相手がアビスケイルを避けるために本命以外の効果、または除去カードを発動
④相手が本命の通したいカードの効果を発動
と動いてくれるはずです。きっと。
タイミングを見て水属性をコストで墓地に送るだけで効果の発動を4回くらい狙うことができます!画期的!
これには流石のナナミンもニッコリ。
また、少し前の話に戻るんすけど、
こうなって
こうなったときあるじゃないですか。
このとき、
こうされてしまうと、
これを
これで
こうされてしまう。
要は「とりあえず一回殴るカァ…」で解決されやすい盤面なんすよね。
こちらはがんばって皇ネプトを用意して水属性をコストで切ってと準備しているのに、相手は単純な暴力で僕のフィールドを容易く攻略できてしまう。
これは斬リ番にも言えたことで、実際デュエルしてみて戦闘で斬リ番を処理されることがめちゃくちゃ多いです。
そういうとき、「BBS」の打点上昇が活きてきます。
BBSは10個カウンターが乗ったタイミングで、永続罠をセットせずに攻撃力1000アップの永続魔法としてフィールドに残すこともできます。
攻撃力が1000も上がればアビスケイル無しの皇ネプトの攻撃力は3400になります。火力としては十分ですね!
とりあえずガーディアンキマイラに困ることは無くなりそうですね(ガーディアンキマイラを使われたらBBSを先に破壊されると思います)
また、同じ理由からクロックワークナイトを採用しました。
単純に相手と攻撃力差が1000つきます。
あと、おまけでフィールドのモンスターが全て機械族になります。
教えはどうなってるんだ教えは。
BBSと同じく打点1000差がつくので、メカ皇ネプトを倒すために相手は攻撃力が3400を超えるモンスターを用意しないといけなくなります。
そして、みんな機械族になるということは簡単にアンガーナックルを出せるということです。
アンガーナックルはすべての効果を発動するためにコストを要求するため、簡単に毎ターン水属性をコストで墓地に送ることができます。
こいつに触りさえできれば皇ネプトの効果発動のためのトリガーに困ることは無くなりますね!
リソースの構え方、リソースの削り方がある程度決まっているので高い打点で殴っていけばなんとかなりそうですよね!
あとは永続魔法を並べて高いパワーでゴリ押しましょう!
全体の半分の尺を使って長々と説明しましたが、以上が今回のデッキの大まかな「やりたいこと」です。
コンセプトを説明し終えたところで、ここでもう一回デッキレシピだ~!
■皇ネプトの出力方法
じゃあ、まずは皇ネプトを盤面に出力できる方法について。
声高らかに召喚条件を宣言するためには大切な項目ですね。
冒頭でも話した通り、
皇ネプトの召喚条件は「魚・海竜・水族を含むモンスター2体以上」です。
切り詰めて考えれば、
A. リプロドクス + モンスター1体を作れる動き
B. 魚・海竜・水族を含むモンスターでコーラルアネモネを出せる動き
のどちらかができるギミックがあれば成立します。
基本的に、こいつらに触りに行くのを中心に初動のスロットを埋めていきました。
①水精鱗
まずはエースが属するテーマ、「水精鱗」の動きから。
今回は皇ネプトだけにスポットライトを当てた意識低めの構築なんで最小限の出張です。
意識低めの水精鱗って感じのデクだ!
あんまり使われる回数が多いテーマでは無く、名前がチンプンカンプンだと思うので今回は画像を用意してあげました。
やさしいでしょ。
簡単に言うとディニクでディーネでコーラルアネモネってことです。
イージーでしょ?
②魔導書
魔導書もやることはすげーシンプル。
要はクリスタルガールからディニクに触ってさっきの水精鱗の動きに行こうぜってこと。
神判からクリスタルガールでディニク、グリモからバテルで、バテル切ってディニク、ディニクからディーネでコーラルアネモネってことです。
アンダースタン?
③シャーク
皇ネプトと同じ弾で強化された魚族シャーク名称モンスターも今回は投入!
これはてらニキが使ってるのを見て使いたくなりました。
これもやることは楽よ〜。
ジョーズからシャークをサーチして、シャークからシャークかジョーズをサーチ、シャークとジョーズでコーラルアネモネってこと。
④解門
あー!もう特に言うことない!
リプロで魚にするだけ!
フィーリングでわかるだろ!
■皇ネプトの再出力方法
さっきまでは言うならばEXデッキからの出力方法の説明。
次は、墓地からの出力方法の話です!
前述のとおり、基本的にはトリアイナからの出力がメインになるのですがネタがそれだけだと弱点が分かりやすいですよね?
自分は友達が少なく、ある程度同じ人間と同じデッキで戦うことがよくあります。
しょうがない話にはなっちゃうのですが、同じ人と同じデッキでずーっとデュエルしてるとデッキの止められるとキツいポイントってバレちゃうんすよね。
でも、それを「しょうがない」の一言で終わらせるのは勿体ない。
なので、蘇生方法はある程度散らす必要がありますね!
今回はトリアイナ以外の蘇生先も複数用意しておいて、その場で一番通しやすいやつを使うことにしました。
せっかくのエース構築なんですから、エースモンスターをガンガン盤面に出していきましょう!
①トリアイナ
いちばんかんたんにつかえるやつ。
世にも珍しい対象を取らない装備魔法。
はじめに話した通り、これを皇ネプトで回収しまくって立ち回るのがメインの動きになるかと思います。
マジで特に言うことない。
②アビスグンデ
効果でもコストでも手札から捨てられたら墓地の他の水精鱗を蘇生できる便利モンスター。捨てる方法は開門とかディニクとか色々。
こいつが水精鱗で一番強い。
家電で言うところの冷蔵庫くらい強い。
でもそんなにかわいくはない。
③カクリヨノチザクラ
最近入れてみました。
ドローで引けて強い枠になりますね。
既に皇ネプトを出力する手段を多く抱えていたら、後述する皇ネプトを支えるカードの蘇生に使います。
皆までいう必要はないと思いますが、開門から蘇生もできて何度も使いまわしやすいのがGOOD!
こいつはかわいい。
グンデも見習えよな!(クズ彼氏)
■コストで水を送る方法
次は②水属性をコストで墓地に送る方法について!
どれも皇ネプトが盤面にいないと本来の目的を達成できないので、なるたけ手頃に使えるギミックをチョイスしました。
例えるなら、仕事中にニューロンを見たいときに使うトイレの個室くらい手頃に使えるギミックです。
具体的にどう手頃かと言うと、
①~③は「■皇ネプトの出力方法」の動きからできるギミックから。
④、⑤はノリで行けるようなギミックから決めました。
初手5~6枚を見たときに、
1.引けた初動のカードで「■皇ネプトの出力方法」の動き
2.余った3~4枚の手札で「■コストで水を送る方法」の動き
ができたらいいな~っていう甘々な目論見のもと構築しております。
①ディニクアビス
初動でも使えるディニクはコストで水属性を捨てるので、皇ネプトをL召喚したあとでも活躍の機会を残しています。
手札の水属性をコストで捨てて皇グンデの効果を発動しつつ、ディニクと皇ネプトでグレートバブルリーフになって僕のフィールドと手札を潤してくれることが一番多いです。
グレートバブルリーフも手札の水属性をコストで切れるので皇ネプトを起動できますね。
スタンバイフェイズに「ドロー効果」と「打点上昇効果」を発動できるので斬リ番のカウントを一気に2つ進められるのも優秀。
ドローも打点上昇効果も強力なので積極的にチザクラで蘇生していきましょう!
②解門&天界蹂躙拳
開門は手札の水属性を、天界蹂躙拳はフィールドの水属性をコストで墓地に送れる優秀な人材。
開門に関しては捨てて発動なため、前述のアビスグンデと組み合わせるのが強力。
③海瀧竜華
クリスタルガールからアクセス可能で、自身をコストで手札から捨てることができる優秀な一枚。
アビスケイルでは止められない領域である「相手の手札」に干渉できるので「幻蝋館の使者」のような舐め腐ったカードを黙らせられます。
自身以外のモンスターが手札・デッキから墓地へ送られたら自己蘇生できるため、このデッキの「コストで水属性をガンガン墓地へ送る」という点と噛み合いがめちゃくちゃ良いです。
簡単に蘇生できるレベル10の水属性なため、クリスタルガールの蘇生条件や開門の回収条件を簡単に満たせるので使い勝手はかなり良いです。
サーチできる永続魔法のほうは元々の種族が海竜族のモンスターに効果を付与できるためクロックワークナイトの下でも問題なく機能します。
こいつは海竜族の誇りを忘れていない。
雑に魔法に触れるので魔導書の神判のカウントを一回分稼げるのもめーちゃ有能です。
④トロイメアケルベロス
名前の異なるモンスターが2体いれば簡単に相手の盤面に干渉しつつ、皇ネプトの効果発動まで狙いに行けます。
アンガーナックルと相互リンクが組みやすいため、簡単にドロー効果を狙いに行けるのが気に入り。
こいつに関しては特に言うことないです。
⑤エネコン
エネコン
■皇ネプトの横にあると嬉しいやつ
最後にデュエルの詰め方の話!
デュエルの中盤以降の動きですね。
今までに紹介した動きでガンガン皇ネプトを使えるので、それらと組み合わせて相手をガンガン詰めれる動きをピックしていきました。
①斬リ番、BBS
前述したとおり、皇ネプトで盤面を固める後ろで相手を睨みつけてくれます。
出てきた斬リ番はレベル10なので開門とも好相性!
このデッキの裏エースです!
ちなみにBBS&斬リ番の採用は、はらおさんの「BBA」と対戦してて思いつきました。
はらおさんからはアイデアを貰ってばかりです。
いつもありがとう。
お礼にデッキ紹介の記事をここに載せておきます。
間違えました。
②カットイン + クリスタル
リソース差をつけるってことはよォ~~~~
相手のリソースを削るだけじゃなくよォ~~~~
こっちのリソースも構える必要があるんじゃねぇのかよォ~~~~
ということで、カットインシャークとクリスタルシャークが用意できれば(ほぼ)墓地リソースだけでランク5が組めます。
①盤面の水属性を対象にクリスタルシャークの効果を発動
②相手がチェーンをしてこないように相手をめっちゃ睨む
③相手がチェーンしてこないことを確認した上、カットインシャークの効果を発動
④チェーン2のカットインが出てくる
⑤チェーン1のクリスタルが出てくる(クリスタルは特殊召喚したあとに打点を下げるため、対象がカットインでリリースして存在していなくても特殊召喚ができる)
⑥クリスタルとカットインでランク5エクシーズ
基本的に狙うのはクリスタルゼロ。
フリーチェーンでフィールドのモンスターの打点を半分にして戦闘面を補助しつつ、皇ネプトを起動できるのでマージで使い勝手がいい。
そしてランク5に繋げれるということは…?
③FAダークナイトランサー
ランク5ということはダークナイトランサーということですね。
このデッキなら自分・相手ターン問わずに簡単にアビス装備魔法をつけれるので除去効果をコンスタントに狙いに行くことができます。
また、こいつはスプライト・スプリンド(以下、プリン)が横にいるときに本領を発揮します。
プリンは他のモンスターがフィールドに特殊召喚されたときに、自分のエクシーズモンスターの素材をコストで抜くことでフィールドのモンスターをバウンスできます。
つまり?
ランサーと皇ネプトが横にいると??
①フィールドにモンスターが出てくる
②プリンが反応、ランサーの素材(水属性)を抜いてバウンス
③皇ネプトが反応、アビスケイルを装備
④ランサーが反応、相手モンスターを吸収
と連鎖的にカード効果が発動して、2除去1アビスケイルまで狙えますね!
この流れでカードの効果の発動をたくさんできるので、BBSと斬リ番を狙えるのがこれまたゲキアツ。
ちなみに、基本的にランサーはアドレウスから重ねて出すことが多いです。
アドレウスで面倒なカードを剝がしつつ、ランサーで一気にデュエルを詰めて槍ましょう!
④クアンタム
クアンタム
■これ、いいでしょのコーナー
楽しい時間は一瞬で過ぎていくものです。
デッキについて書くことも少なくなってきました。
最後はみんな大好き「これ良いでしょ」のコーナーでお別れです。
でも、その前に。
お前もすし食べなよ
レシピももっかい見せちゃう。
①魔導書 + 浮ジョーズ
これ、いいでしょ。
どちらも魔法カードの発動ができれば”上振れ”として機能するギミックです。今回はこの2種類のギミックをメインの上振れとして狙っていくことにしています。
魔導書サイドは「魔導書の神判」、シャークサイドは「浮上するビッグジョーズ」が魔法カードの発動に反応して展開に繋げることができるカードですね。
今回は皇ネプトがエースの構築ですが、
皇ネプトは1枚では特になにもできず、他のカードがトリガーとなって初めて本領を発揮できるカードです。
ぼくの実力では、初動1枚から作れる動きでは皇ネプトを輝かせるのには限界がありました。
なので構築全体を”上振れをつくりやすい構築”にする必要がありました。
今回のデッキは装備魔法を何度も使いまわす構想が初期段階からあって、そこから魔法カードを毎ターン発動できることを何かに活かせないか考えた結果この2テーマに白羽の矢が立ったという次第です。
結果としてBBSのセルフバウンスや開門の回収効果が採用された恩恵からほぼ毎ターン魔法の発動ができる構築になり、上振れを機能させるうえでのハードルがかなり低って手軽に発動できるようになりました。
魔導書の神判から水属性に触る出張パーツに関してはあしぴんさんが使っていたのを見て、ずっと使いたくて1年くらい貯金していたものでした。
ここでやっと使えて嬉しかったです。
サンキューあしぴん。
②ドリルウォリアー
これ、いいでしょ。
中盤以降、召喚権が余ることが多いのとレベル3モンスターが雑にリンク素材になりがちだったのでドリルシンクロンを召喚してドリルウォリアーを作ることにしました。
クロックワークナイトの墓地効果(コストで手札を捨てられる)で地属性機械族モンスターに触れることを活かしたくての採用です。
マージでドリルでやることはシンプルで、
①ドリルでグンデを回収する
②グンデを捨ててドリルが逃げる
③グンデの効果で墓地の水精鱗を蘇生
を無限に繰り返すだけ。
一般的にドリルグンデと呼ばれるコンボですね(一般的ではない)
別のデッキでもドリルを使っている経験から、僕はドリルに全幅の信頼をおいています(ドリルフィールドのことではないです)
自分スタンバイに墓地回収ができるため、その都度シルバーヴァレットになる札を墓地から回収できるのは本当に強い。
今回のデッキでは打点上昇があるので、直接攻撃の効果で2000近くLPを削れることも少なくないので、フィニッシャーにもなれる一枚。
御社にもドリルウォリアーを一枚どうでしょう?
③ジーランティス
これ、いいでしょ。
ジーランティスってモンスター、ここ数年で一番好きなリンクモンスターといっても過言ではないかもしれない。
捲り性能が高く、フィールドリセットでのコンボも狙いやすい。相互リンクを構えた状態で相手にターンを返せば戦闘での突破は難しいので相手のリソースを確実に削ることができる。
そして何より召喚条件が緩い。
今回のデッキでは雑に蘇生した皇ネプトを素材にリンク召喚するのが基本的な動きとなります。
同じく蘇生が簡単なアンガーナックルと雑に相互リンクが組めるので、相手の盤面がヤバそうなときは一旦バトルフェイズに入って盤面を崩しに行くことが多いです。
はじめのほうに話した「とりまバトルフェイズ」で解決されやすい皇ネプトを守れる存在になってくれるので優秀な一枚です。
デッキとしての説明はだいたいこんなもんです。
今回のデッキ名は「Oh…!」です。
由来はザックリ以下の通り。
①皇ネプトの「おう」の部分。
②他のギミックの動きに反応して動くカードが多いのでリアクションという意味としての「Oh」。
③完成したタイミングでTadano Kaedeっていう人の「Oh…。」って曲を聴いてたから。
だいたいこんな感じ♪ ギャグマンガ日和♪
◾️あとがき
ここまで読んでくれてありがとうございました!
ここからは後書きです!
デッキと関係ないことを書いても許される場所です!
ここから斜め読みでいいよーーー!
今回の記事はあぷりこってぃさん主催の読書の秋オフ会のやつで投稿した記事です。
本当は別の記事を書く予定でして、
①昔のアドカレに上がってたような構築論系の記事
② ①が無理なら、好きな他人のデッキ発表ドラゴン
のどちらかを投稿予定でした。
①昔のアドカレに上がってたような構築論系の記事をやめた理由は、シンプルに書いているうちに自分の文章に説得力と自信を持たせられなくなったからです。
構築論ってビジネス書みたいなものでそれ自体に構築力を上げる力はなく、読んだらなんとなく意識が高くなって、それを実践できて初めて構築論がその人の血や肉になるって過去の偉人が言ってました。
実際本当にそうだと思っていて、
「こうした方がオシャレじゃない?」とか「こういう考えのほうが効率的かもよ!」とか論じても、読み手の心を動かして実践させれなければ、その記事は思考のアウトプットの捌け口以上の価値はなく、所謂「チラ裏でおk」の一言で片付いてしまうものになってしまうと思います。
「僕に自分の書いたもので人の心を動かせる自信がなかった」と言えば少しドラマチックに書きすぎで、
単純に、書いた内容に文章で説得力を持たせられず記事の内容が薄いなと自分の記事に感じてしまい今回は構築論だけの記事は断念しました。
でも、それは逆に説得力さえ持たせることができれば記事の内容としては厚くなるとも考えることができて、
その構築論を実践できているもの=デッキをちゃんと出せて、その内容を書くことができれば良い記事になるんじゃね? → それってデッキ紹介記事じゃん!ってなって今回デッキ紹介記事を書いた次第です。
②好きな他人のデッキ発表ドラゴンはいつの間にかどっかに飛んでいきました。
また過去の偉人は「センス」についての話もしていました。
センスとはその人が今まで得てきた「経験」を蓄積したもので、それを文字に起こしたものを「構築論」と話していました。
これも大きく頷ける内容だと思っていて、自分もその人がインプットしてきた物がその人の「センス」に繋がると思っています。
インプットがあってこそのアウトプットですからね。
アニメや漫画、ゲームや音楽の内容から「自分の好きなものの傾向」に気づくことができたオタクの人もきっと少なくないはず。
少し話が変わりますが、
みんなは「好きなもの語り」は好きですか?僕は大好きです。
少人数でご飯に行ったときとか、人の家に泊まりにいったときとかついついお互いの好きなものについて話し込んでしまうことが多いです。
「好きなもの語り」って「センスの輪郭」の話はしていると思ってて、「俺は○○って漫画が好きで、、」って話が住み重なることでその人の輪郭がハッキリしてきて、直接言語化されてなくても輪郭からその人の「センス」が見えてくると思います。
人によって解釈は違うと思うのですが、自分の中ではデッキ構築は「自己表現」で、デッキレシピは「センスのスクラップブック」みたいなものです。
「これは自分の趣味に合わないな」「これは好きだからデッキに入れたいな」といった取捨選択を繰り返した結果「好きなもの」だけが残っていくのが「デッキ」だと思います。
まさに「センスの輪郭」から「センス」が自然と浮き彫りになったものがデッキなんじゃないでしょうか。
深く考えると、それらについて語っている記事はさらにその解釈が広がる場所だと思っていて、ボケの入れ方や文の読みやすさ、ネタの内容や記事全体の構成など、その人の趣味が出る場所は本当に多いと思います。
それで考えたら②好きな他人のデッキ発表ドラゴンだってギャグっぽいですが、人の「センスの輪郭」が垣間見える良い記事の案だったのかもな。
だれか僕の代わりに書いてください(僕のデッキも褒めてください)
運良く、今回は読書の秋オフ会の真っ最中ですね。
みんなの「センスの輪郭」がたくさん見れる良い機会です。
ダラダラと長い文章書きましたが、今回の話で記事を読む際の視野が少しでも広がってくれたら嬉しいです。
以上、ハルヲクンでした。
たくさん記事を読んで、たくさん記事を書きましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?