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はるぉが雀豪に返り咲き、越えて雀聖行く日記#3.1(ウザク式何切る301を解いてみた)

オープニング

俺は一般男性はるぉ。

幼馴染で同級生の園城寺怜と玉の間へ遊びに行って、雀聖たちの怪しい捨て牌現場を目撃した。

捨て牌を見るのに夢中になっていた俺は、背後から近づいてくるもう一人の仲間に気付かなかった。

俺はそいつにポイントを溶かされ、目が覚めたら・・・段位が縮んでしまっていた!

はるぉが生きていると奴らにバレたら、またポイントを狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。

阿笠博士の助言で正体を隠すことにした俺は、怜に段位を聞かれてとっさに・・・

雀傑2

と名乗り、やつらの情報をつかむために、金の間に転がり込んだ。

博士は小さくなった俺のために、「麻雀 定石「何切る」301選(著:G・ウザク)(編:福地誠)」を買ってくれた。ターボエンジン付きの超優れものだ。

たった一つの真実見抜く、段位は雀傑、その名ははるぉ!


はい、ということで僕が雀豪3から雀傑2まで落ちていったときの話を記憶の
限り書いてみました。確かこんな感じであってるはずです。

なぜ今回何切るを読むに至ったのかは、牌譜検討の中で形の弱さが露呈することが多いというのが一番です。

後は

「押し引きとか守備の意識と違って何切るやって成績が落ちることはないでしょ!」

と思っているからです。

いや、正確には思っていた。です。やってみて感想が変わりました。

この辺も含めて書いていきます。



「麻雀 定石「何切る」301選」の1~30問目を解いて学んだこと

早速ですが1~30問目で学んだことを書いていきたいと思います。


1. 6個の複合系が強い!

まず1つ目に6個の複合系の強さを学べました。

『677888』

遭遇することの多いこの形の扱いに悩んでいました。

「8を切って一盃口に期待か?」などを思ったこともあれば
「7を切って8を頭の5-8待ちとかもいいかな?」のときもありました。

しかし、本の中でこの形の場合「5-8, 6-9, 7」という広い待ちを持てることを学べました。

それを知ると、「この形はめっちゃ強いのか!覚えとこ!」というふうに覚えようという気持ちが湧いてきました!!おりゃああああああああ!!

他にも『233345』も同様に「1-4, 3-6」の4面受けであるので触らずに残したほうが良いことを知りました。おりゃあああああああ!!!

こういう複合系では『245667』のような形(3, 5-8待ち)を知っているのが自慢だったのですが、これだけじゃなかったんですね…

ただこういうのは覚えれば覚えるだけ強いので!!頑張って覚えます!


2. 受け入れを減らしても期待値が上がる?

今回一番伝えたいなと思ったところです。

冒頭で書いた「何切るをやれば成績は上がるだけ!」とも言い切れないなと思ったのもこの点です。

誤解を招かないように先に言っておくと、「何切るをやったら一時的に成績が落ちる可能性がある」と「何切るを正しく身につけたら絶対に成績が上がる」は両立するということです。

ちょっと例を出します。

本の内容から1問抜粋してunicodeで再現しました。ツモ7s

この場合何を切るでしょうか?

自分は6sを選びました。

理由としては、雰囲気ですが一番受け入れが広くすぐにリーチ出来そう!だと思ったからです。(実際に受け入れは6s切りが一番多いとのことです)

対してこの本では8mが正解でした。

理由としては、たしかに6s切りと比べて受け入れは落ちてしまうんだけれども567の3色が見えるから期待値が上とのことでした。

これを聞いて思ったことは

「え?麻雀ってテンパイ速度までが大事なんじゃないの?」
「麻雀における期待値って何?」

です。

これまでの僕の牌譜検討では「テンパイまでの速度に反する切り方」を咎めてきましたし、テンパイまでの速度というのは受け入れ枚数という軸で明確に数値化出来る、いわば簡単に評価出来る事です。

一方期待値を含めて牌譜で検討しようとすると「場況」「点数状況」によって評価が難しくなります。

そして自分はそれを評価出来るほど思考のレベルが深くはありません。

何が言いたいのかなんとなくは伝わったでしょうか?

もっというと期待値を意識して麻雀を打った時に知識が足りておらずミスが増えテンパイまでの速度が極端に落ちることもあるのではないか?という考察です。


自分は、雀豪3から雀傑2まで落ちていったとき自分の雀風が崩れていくのを感じました。

様々な押し引き理論を身につけるのにあたって、引きすぎてしまい、テンパイが出来なくなりました。

だから今はテンパイ速度だけを意識してまっすぐ打ってまっすぐリーチしています。

ここに何切るの理論を入れるのが怖いです。

テンパイまで少しでも遠ざかって良いものか、それに見合っているかを自分で判断できるのか。


ただ僕は絶対に雀聖に行ってみたいです。

「何切るの傀儡となるのではなく何切るを選択肢の一つとする!」(天江衣の決勝卓風に)

これが出来るようになれば本当に上手くなったと言えるんじゃないかなと思います。

だって今の僕はあの手から3色が見えるようになったのだから。

それだけでもまずは一つ大きく前に進むことが出来ました。


3. カンチャンの落とす順番

これはコラムに書いてあったのですが、

「カンチャンは落とす順番によって、瞬間的な受け入れに差が出る」

ということです。

自分も前回までの日記でここに触れていて、自分の癖でターツ落としを内側から切る癖があります。

この本ではこれが勿体ないときがあるというのをわかりやすく論じてくださっていました。

改めてこう言われるとみんなの悩みでもあるのかなと少し心が軽くなりました。

意識して取り組みたいところになります。


今後も取り組むぞ何切る

最初は何切るをテンパイまでの速度だと勘違いしていたのですがそうではなく期待値まで含めてなんだなということを知れました。

ただこうして何切るをやってみると、押し引きだったり何切るだったりは決して独立しているものではなくそれぞれが相互に作用しているものなんだなと、知ることが出来ました。

期待値の考えについては今日知ったこともあり、まだまだ納得出来ていないこともありますが、まずは少しでも知識を入れることが上達に繋がると思いますのでインプットの作業は欠かさず行いたいなと思います。

また何か何切るで学べたことがあったら日記に記して行きたいと思います。

今日はこれまで!












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