無題

まるで戦争してるみたいだねってきみは笑った
きっとそれは間違いじゃない

どうしても必要なものが手に入らない物資の不足、会いたい人に二度と会えなくなること
緊張した面持ちで街中を歩く人々
去年まではあり得ないばかばかしい光景が世の中に蔓延している事実
誰のことも責めたくない
でもきっとこうやって、ひとはすり減って死んでいく

もう疲れたなぁ
みんなきっとそう思っている

終末論なんて大それたことまで言うつもりないけれどいつ死んでもいいって思ってることに変わりはないよ
たとえ大事なひとがいたとしても
だから自分の好きなことだけやる
このnoteを書いているのも自分が書きたいからただそれだけ

人間があっけなく死んでしまうことも生前にどれだけ世間に貢献したって死ぬときはひとりだってこともわたしは知ってる
志村けんだって親族や大切なひとたち誰にも看取られることなく死んだ
骨になってから会ったってもう遅いんだよ

旅に出ようかなと思っている
コロナから逃げたいとかじゃなくて静かなところに行きたい

誰もいない海で大きく深呼吸したい

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池谷ハルナ
駄文を読んでくださってありがとうございます!もし気が向いたらで構わないのでお気持ちをいただけたらこれ幸いです。