揺らぎ続けるもの

情緒の不安定さが続く。不機嫌になったり、怒り出したり、無気力になったり、死にたくなったりする。いわゆる典型的なメンヘラ。子どもみたいなことで不貞腐れることも増えた。例えばゲームがうまくクリアできなくて、でも知り合いはわたしよりとても上手であっさりクリアして自分は死ぬ、みたいな。実力主義とはこういうことか。どんなに頑張ったって出来ないものは出来ないし、いくら努力したって才能が一ミリもなければ上手にならない。いくら畑があったとしても、そこに種と肥料が無ければいい作物は育たたない。

子どもみたいにカッとしたり、愚図る自分が一番いやでいやでしかたなくて、この世に存在してたらいけないんじゃないかなって感じる。仕事もしてなくて、家のこともろくにしてなくて、友達も全然いなくて。

昔、交際する前の彼氏と初めて会ったときにお互い家庭環境がだいぶ歪んていて、「わたしたち家族いないし、近くに気軽に会える友達もあんまりいないと思うから、また遊ぼうね」なんてこと自分が一方的に話したんだけれど、付き合えば付き合うほど彼氏にはネット関係で知り合いが沢山いた。

なんだ。ひとりなのはわたしだけだったのか。だれにも必要とされてないのはわたしだけなんだ。そう考えたら、別にこの世に存在してる必要もなくなってしまった。

友達の数が自分の価値なんかじゃないのわかってるけど、自分がもうこの子とはやっていけないやって思ったことがあって。無理してニコニコして付き合うより、少ないお友達ひとりいなくなったほうが、自分の精神衛生上よっぽどいいやって思うようになった。

それでも、自分の携帯が全くならないのに対して、彼氏の携帯が鳴ったり、ツイッターで楽しそうにお友達とお話ししているのに嫉妬をおぼえはじめるようになった。別に悪いことじゃない。ひとりになる引き金はわたしがひいたんだし。

でももう疲れたなぁ。女のひととお話しするのそんなに楽しいことなのかなぁ。せめて男同士で仲良くしててほしかったなぁ。私甘ったれすぎてるのかな。前までは彼氏の交友関係を知るために、どんな女性と仲良くしてるかとか聞いてたけど、いまはもう聞きたくない。知りたくない。いやな気持ちにしかならない。

死んだほうがいいです、わたし。生きていくには心が汚すぎる。