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マイダイアリーで泣いた手のあたたかさは看護師の時にも感じていた

そっと
背中を押す

呼んでもいいんじゃないかな

TVドラマ
マイダイアリーの中の言葉です

上の写真は文字通り
仲間が背中を押すところでして
涙無しにはみられない名場面でした

今まで
僕たち沢山助けられてきたよ
野々村さんの手に

そう
手はなんでも出来るのです
助ける事が出来るし
気持ちを伝える事だって
出来る


看護師として働いているとき
患者様の手に触れる事が大好きでした

少し辛い時
検査や何やかやで
不安を感じておられる時
手を握らせていただく場面や
背中を摩る場面が多くあります

この方は
この手で
今までどれだけ
頑張ってきたのだろう
誰を愛して誰を抱きしめ
何を大切にして来たのだろう
大切な大切な手に
こうしてこんなに触れさせて頂ける
なんと尊い仕事かと
毎回のように感じておりました


また
自分の手を使って
直接患者様に触れる仕事が好きでした

採血
清拭
入浴や洗髪
髭剃りや整髪
検査や手術の前処置
バイタル測定など
もちろんマッサージというか
摩るような事も大好きでした

患者様からリクエストがあって
脚などを摩っていると
不思議な事に
自分の中に満たされるような感覚が
湧き上がるのを感じていました

今となっては
それは科学的に解明されている現象なのですが
当時はそんな事は知らずに
不思議に思いつつ
どうすればより心地よく摩れるか
などを同期と研究しておりました

思えばこの頃既に
セラピストの入り口にいたのかもしれません

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