ぼく、ジキルとハイド
美容院の自分は本当の自分ではない、美容院では人格を新しく作っている
そんなことをよく聞く。僕の友人らはそうで、話を聞く度にすげー、本当に人格作ってんじゃんなどと思う。
僕は、職場でそれが起こる。
職場以外の僕はとってもよく喋るし、よく笑う。こんなこと自分で書くの婚活のプロフィールくらいじゃないか?
とにかく面白いことが好きで、色んなことに興味があり、人にだる絡みをしてはウザがられ、すまんすまんと謝る。これが僕の思う僕だ。ろくでもねえな。
職場の僕は正反対だ。職場では笑わず、喋らず、仕事を思いっきり頑張る。それだけならいいのだが、人と話す時は声が震え、過呼吸になり、吐き気さえ催すときがある。上手く話せなかったことに落ち込み、ねっとりとした苦痛に日々包み込まれている。
一挙一動に賃金が発生している、その意識を呪いのように強く強く持っているので笑ったり話したり出来ないのだろう。
それが職場の僕。
これは、本当の僕ではない。というか、今この文を書いている僕では絶対にない。
問題は、週五で陰気な僕になることだ。
気が滅入っちゃうよ~~~~~~~~~~~ たすけて~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
会社で話しかけられる度に過呼吸になりかけるのよくないよ~~~~~~~~~~~
どうすればいいんですか!?病院!?
OK!(サトシ)病院に進もうぜ
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