幸せについてⅡ
前回の続き
人間は一つの事象についてとらわれてしまう生き物でしたね?
一つの事象にとらわれる事は決して良い事ではありません。
なぜかと言うと、あなたがもし自分が不幸だと感じているのならそれは幸せに気づいていないかもしれないからです。
例えば、これは極論ですが。
あなたに三年間寄り添った大好きな担当さんが居たとします。
でも、その人はあなたではなく違う人と結婚したとします。
その時、あなたはどう思いますか?
自分が大好きだった人が幸せなら、自分も幸せなの。
ここまでいくら使ったと思ってるんだ。
騙された。
きっと、ポジティブな考えな人とネガティブな考えの人が居ると思います。
では、質問の内容を変えてみましょう。
あなたは、その三年間で何を学び何を経験しまたか?
これも人によって様々な答えがあるはずです。
何も残らない三年間だったという人もいるかもしれません。
ですが、果たしてそうでしょうか?
あなたが担当さんと一緒にいた三年間はきっと色々な事があったでしょう。
初めて指名をした日、あなたはどんな気持ちでその担当さんを指名したでしょうか?
これも、もちろん様々な答えがあるはずです。
でも、その日担当さんを指名したからこそ三年間があったのです。
人によっては出会わなければ良かったと言う人もいるかもしれません。
ですが、あなたがもし三年間を過ごして後悔したとします。
その時に、あなたは「後悔」という事に気づいたのです。
人はみな後悔や失敗をしたくないものです。
でも、それらはあなたにとっての正解の一つではなかったと言う事です。
例えば、百回何かを失敗してしまった人が居るとします。
その時に、百回も失敗してしまったと思うのか。
百回も成功ではない事を見つける事が出来たと思うのでは大きな違いがあります。
もう少し簡単な例で言えば、グラスに半分の水があるとします。
その時に、もう半分しか水がないと思うのか。
まだ、半分も水があると思うのでは大きな違いがあります。
ですから、大切なのは「とらえ方」と「考え方」なのです。
次回も更に幸せについて考えて行きましょう。