どうして薬剤師になったの?
こんにちは。
今週のはるまき交換日記をお届けします。
先週のまきこの日記を受けて、今週は、はるかがお届けします!
先週のまきこの日記はこちらです⇩
https://note.mu/oekakimaco/n/n2feb6ee6a74b?magazine_key=ma75bf78df5c7
今回の日記から
私たちの過去を少しずつ紐解いていきます。
第1弾は、私が薬剤師になった理由について。
私が薬剤師になる前、薬剤師に対してこんなイメージを持っていました。
☑薬のスペシャリスト
(そうでいなければならないんだけど、私はどうだろう…)
☑安定した仕事
(今のところ、仕事がなくて困ったことは確かにないです。)
☑患者さんに尊敬される
(患者さんによりけりかな?)
人からも、比較的いいイメージを持たれることが多いです。
だからこそ、こう思われがち。
☑薬剤師になれたんだから、そのまま薬剤師としてキャリアを積んでいけばいいんじゃない?
☑薬のスペシャリストなんだから、留学ばかりしてないで、もっとしっかり薬の勉強しなきゃいけないんじゃない?
確かにそうかもしれません。
でも、私はその“正解の道”から外れて、今フィリピンで英語の勉強をしています。
私がこんな生き方をするようになったのは、母のある発言がきっかけで、薬剤師になったからかなと思っています。
私の母は、結婚するまでは、バリバリのキャリアウーマンでした。
結婚までに、いろいろな職業を経験しており、
何でも人並み、もしくは人並み以上にできる人。
社会の荒波にもまれているからなのか、発言は的を得ています。
母親って、子供を育てながら、一緒に成長していくものですよね。
親は欠点があって当然。間違えることがあって当然。
でも私は子供ながらに、母は完璧な人だと思っていました。
母の発言に矛盾を感じたことがないし、間違っていると思ったことがありません。
私は知らず知らずのうちに、
母の言う通りに生きていれば、失敗することはない。
母が悲しむことは悪いこと、母が喜ぶこと・応援してくれることがいいこと。
そう思い込んでいました。
進路を決めたのは高校1年生の時です。
当時の私は、今のように英語が大好きで、将来は通訳、もしくは、国連の職員になりたいなと思っていました。
私が通っていた高校は、2年生から理系・文系に分かれることになっていたので、私は文系に行くんだろうなと思っていました。
何をきっかけに母とこんな話になったのかは忘れましたが、
こんなことを言われました。
“これから日本は高齢化社会になる。医療分野、もしくは、福祉分野の仕事についていれば、仕事がなくなることはない。英語は国家資格を取った後でも勉強できるんだから、まずはどちらかの分野を目指したら?”
私はこう思いました。
“確かに!お母さんのいう通りだ!”
それから、消去法で、薬剤師になることを決め、理系クラスに行くことを決め、薬学部を目指すことになりました。
私は小さい頃からボランティア団体に所属していて、
恵まれない国の子供たちのことを勉強したり、実際に物資を送ったりしていたので、
“ボランティア精神”が身についていました。
また、幼い頃からアレルギー性鼻炎だったこと・目が悪かったことから、
耳鼻科・眼科には定期的に通っており、
病院の横にある薬局で働いている薬剤師の姿を見て、
“白衣を着て仕事するって、かっこいいな。”という憧れもありました。
でもこの2つの理由は、医療分野・福祉分野の中から、薬剤師を選ぶきっかけになった体験であって、
もし母が違う職業を口に出していたら、私は薬剤師にはなっていなかったと思います。
こういう話をすると、
薬剤師にそんなに誇り持ってないんじゃん!
薬剤師を甘く見ないで!
と言われそうですけれど、
私は薬剤師として働くことに誇りと責任を感じています。
薬剤師になって良かったと思っています。
母の助言で何となくで決めた仕事に、どうしてここまで責任感を感じられるようになったかについては、別の機会にお話するとして、
私が薬剤師として働きながら、英語の勉強をするために定期的に留学しているのは、
薬剤師として働く自分も好き、
英語が話せる自分・外国の方に英語で接客できる自分も好きだから。
私は、今の生き方を選んで良かったと思っています。
まきこへ
まきこは私のことをたくさん褒めてくれる。
私はまきこが本当に素晴らしい人だと思ってる。
お互いを尊敬し合い、お互いを認め合ってるからこそ、
私たちのステキな関係は続いているのかもしれないね。
まきこがいつも私のことを褒めてくれるから、
私は勇気を振り絞ってフィリピンに留学することが出来ました。
辛い時、悩んでいる時には、いつもまきこが隣にて励ましてくれているから、私は頑張れていると思っています。
強がっているところも、弱いところもまきこが全部包み込んでくれるから、私は心をオープンにして話せるんだと思います。
この交換日記は、私が心を開きまくって話し、
まきこがそれを受け止めてくれながら、自分のことを書いていくという
いつもの会話みたいになりそうだね。
来週は、まきこが薬剤師を目指した理由を紹介してくれます。
まきこはたくさん悩んだと思うけど、私はまきこの境遇がとてもうらやましいなって思ってます。
まきこの心の中を聞ける貴重な回になりそうです。
みなさん、次回の交換日記も楽しみにしていてくださいね。
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