心の中にある「当たり前」を壊してみた
こんにちは!はるかです。
今週のはるまき交換日記をお届けします。
今週ははるかの番です。
先週のまきこの日記はこちら⇩
前の日記でもお話した通り、まきこの親が薬局を経営してるって聞いた時、素直に“うらやましい!”と思った私。
でも、それは、隣の庭が青く見えすぎていたのかもしれない。
周りからうらやましいと思われる環境って、プレッシャーが重かったり、他の道に進むために、たくさんの人の理解を得なければならないんだなって気づかされたよ。
まきこが今の道を決めるのに、時間をかけて悩んだ背景には、いろんな苦しみがあったこと。100%は分かってなかったなぁ。
そして、今のまきこがイキイキと過ごせているのは、たくさんの会話を繰り返してきた努力があってこそ。
まきこが人の悩み・苦しみに寄り添える能力が高いのは、この経験も生きてるのかな?
今週の日記は、心の中にある“当たり前”に向き合い、どのように行動して“当たり前”を壊したかというお話。
私がこのお話を語るのに、キーワードになっていたのは、やはり親の存在でした。
(1)両親→自分への影響
私の父は、高校を卒業してから退職するまで、ずーっとサラリーマン。ずーっと同じ会社。
だからと言って、仕事が好きだったというわけではなく、むしろ辞めたがっていた。
イヤなこと・辛いことは毎日だったみたい。家に帰ってきた父は、母にグチばかり。
“何でやめないの?” 私がそう聞くと、いつも両親は、同じ答えだった。
“お金のため・家族を養うためだよ。”
数十年前までの日本って、年功序列。
長く勤めていれば、給料はどんどん上がっていく。
確かに、父が頑張ってくれたお陰で、私は学費の高い私立の薬学部に行くことができたし、
お金持ちではないけど、何不自由なく育ててもらった。
私の母は、父と結婚するまではバリバリのキャリアウーマン。
いろんな仕事を経験したお陰で、何でも平均以上にこなすことが出来る。
母の言うことに間違いはない。だから、母の言った通りにしておくことが、正解の人生なんだ。
そんな両親に育てられた私の価値観は、こうなっちゃった。
☑同じ会社に勤め続けることが大事。だって、お給料は年々上がるもん。
☑仕事は辛くて当たり前。その対価として、お金をいただけるんだ。
☑辛いことがあっても、じっと我慢するんだ。
(2)時代の変化の狭間
私が悩んでいたのは、5年前の今頃。
今振り返って思うんだけど
その頃って、ちょうど時代が変化し始めていた時じゃない?
長く勤めても、お給料は上がらないんだろうなぁ~って、みんながなんとなく感じ始めた頃。
個人で稼ぐ人が少しずつ増えてきた頃。
大学・資格よりも、何ができるかの方が重要になり始めた頃。
特に、働かなければならない年数がたくさん残っている若者世代は、時代の変化に敏感。変わらなきゃいけないって思い始める。
でも、管理職世代の人は何か違う。昔の常識にとらわれたままで、昔の成功体験が、ずっと続くと思ってる。
会社では、上司とぶつかり始め、自分を主張する人が増えてきたのもこの頃からじゃないかなぁ?
私だって同じ。
両親の言ってることが正しい。
でも、私はそれではいけない気がするんだよね。
その狭間で心が揺れ動いていたなぁって、5年前を振り返って感じます。
だから私は決めた!
後悔しない人生を生きるんだ!世間体は気にしない!
1つの会社に勤め続ける。生まれてからずっと、隣で見続けた父の生き方に反して、私は新卒で入職した病院を辞めた。そして、学生の頃からずっと夢見ていた、海外留学へ出発した。
(3)今“当たり前”を壊すことができない方へ
時代の変化がめまぐるしい現在。
“当たり前”とは何なのか。
それは、世代によって、個人によって、全然違うものだと私は思う。
何を信じればいいのか分からなくなっちゃうんだけど、それと同時に、チャンスがたくさん転がっている。
未来は誰にも分からなくて、5年先を正確に読み取ることさえ難しくなってる。
だからこそ、自分のときめくこと・やりたいことを突き進めていいんじゃないかなぁって私は思う。
“当たり前”は、誰が決めたもの?
それでは、次回のまきこに日記を渡したいと思います☆