正解のレールから外れてみた
こんにちは。はるかです。
大学病院をやめて海外留学から帰ってきたばかりのはるかと、薬局後継をやめてクリエイター活動中のまきこ。道を外れたアラサー薬剤師2人が週替わりでお届けする、はるまき交換日記。
今週ははるかがお届けします。
自分自身の「当たり前」にとらわれすぎていたことに気づいた私は、実際に行動に移すことになりました。何を考え、どんな風に行動に移したのか語っています。
・正解は1つしかないと思っていた
・心の中にある「当たり前」を壊してみた
・正解のレールから外れてみた(今回はここ)
先週のまきこの日記はこちら⇩
まきこと会うたびに思う。
まきこの周りにいる人は、まきこと似た人ばかりだ!と。
まきこが何年もかけて築きあげてきた今の環境。 その周りにいる人は、“正解のレール”って何? “私は私の好きを追求してるんだけど”という人ばかり。
その人たちとの出会いのおかげか、まきこの元々の才能が爆発したのか、 数年前のまきこから考えると、まきこの交友関係はガラリと変わり、キラキラ輝いてる。
まきこに相談するといろんなアイディアが生まれるのは、そんな背景が関係してるのかな?と思うと、自分の好きに正直になるって大切なことだなと実感するよ。
“正解のレール”を歩み続けていたら、きっと知ることができなかった世界だよね。
正解のレールから外れてみた はるか編
(1)仕事、辞めました。
前回の日記で書いた通り、私は気づいちゃったんです。
☑時代は変わってきている。形にとらわれる時代は終わりかけている。
☑後悔しない人生を生きるんだ!自分の”好き”に正直になっていいんだ!
気づいちゃったら、もうガマンなんてできないよね。
周りから見たら恵まれている環境だからこそ、行動に移す勇気のなかった私は、自分の背中を押してもらったような気持ちになり、行動に移したくなっちゃった。
とは言っても、当時の私は、今と違って、行動することがとっても怖かったんだよね。
だって、同じ職場のみんな、“辞めたい”って言いながらも、コツコツ頑張ってるんだよ?
なかなか入れない、大きな病院に採用してもらうことができたんだよ?
だからこそ、私の最初の一歩は、恐る恐る、でもありったけの勇気をふりしぼっての一歩だったんだ。
自分の選択が正しいかは分からない。先の道は全く見えない。
でも、自分の気持ちに正直になろう。
とにかく、この職場を辞めよう!そうでないと、何も始まらない!
(2)退職→海外留学へ
こうして、2016年3月、周りからうらやましがられるような、出世街道を自ら断ちきった私。
そこから、すぐに今のように幸せな人生を手にいれたわけではなく、むしろ、次の行動に移すまでには時間がかかっちゃった。
実は退職前、ストレスで半年くらいしっかり眠れていなかったんだよね。
2ヶ月ほどは何をすることもなく、何となくの毎日を過ごしちゃった。
人の体って、ガマンしつづけた環境から回復するのに、けっこう時間がかかるみたい。でも、毒素を出し切るのには必要な時間だったんだなぁと、今になって思うよ。
というのも、5月に入ると突然、いろいろな しがらみから解放されるようになったの。
情で別れられなかった当時の彼氏と別れたのもこの頃。
家にある、いらないもの・使わないものを、どんどん断捨離できるようになったのもこの頃。
苦しいながらも、自分と向き合い、勇気を出して、正解のレールから外れてみた私。
始めの小さな1歩が、身を結んだと実感した瞬間だった。
体がどんどん軽くなり、肩の力が抜ける毎日。
仕事を辞めるまでは、こんなことになるなんて思ってもみなかった。
その2ヶ月後の2016年7月、自分の“好き”を形に移す大きな1歩として、フィリピン留学を決めた私。
そこからの人生は完全に変わり、 “正解のレール”には見向きもせず、“好き”を追求する生き方ができるようになった。
(3)“正解のレールから外れてみて”今思うこと
私にとっての正解のレールは
☑薬剤師として働き続け、自分の地位を確立すること
☑1ヶ所の職場で、退職まで働き続けること
だった。
今自分で振り返って思うよ。“いつの時代の考え方なんだ?”
子供の頃から、親の影響・周りの環境で自然とできあがっちゃう、“正解の人生”。
そのレールから外れることって、簡単なことじゃない。
私の歩み続けた“好き”を選ぶ人道は、すっごく小さな1歩のくりかえし。 でも、歩みをやめたことはなかった。
だからこそ、今なりたい自分に近づいてる自信があるんだよね。
私のように、みーんな最初は、小さな1歩から始めてるんだよ。
だからこそ、“正解のレール”を外れることを、どうか怖がらないでほしい。
少し外の世界に目を向けると、正解のレールから外れ、輝いている人がたくさんいるから。
今週のはるかの日記はここまで。
まきこに日記を渡します。