【何もしたくない！私が本当に何もしないを体験して、感じた現実】

本心を言います。
「本当は何したい人ですか？」と聞かれて、
「みんなが夢を叶えられる世の中にしたい」っていうのは
いい子の自分が言っているだけ

本当は、
「何もしたくない」
許されるなら、アイスを食べて、珈琲を飲んで、
ひたすらだらだらしたい。
お金のかからない、ほんの些細な願いです。

何をして生きていきたくて
自分の目的は何か？ということを問い始めて
およそ３年経つ。
考えたこともない生きる目的を
考えることが、きっかけをもらって、自分の習慣になりました。

表向き
「全て大人が夢を叶える世界になって欲しい」と言います。
出来ない、無理、大人なんだから、全うに働かなきゃと感じていた私だからこそ
大人だってやりたいことを
思い切りやる自分になって欲しいのです

でも、本当に、本当にやりたいことの１番かというと違う。
許されるなら
何もしたくない。
起きたい時間に起きて
好きなアイスを食べて
珈琲をすすりながら１日を終える

最高だ

くたびれる毎日から逃れたい
アイス、珈琲生活は
私にとって天国だ

何もしたくない！を友達に言ってみたところ
不思議そうな顔で彼女は
「なら、１回やってみたら？安いもんじゃん」と言われた
「やってみて、見えることあるかもよ」と
さらりと言った。

なるほど……
やってみるか

真夏、クーラーをガンガンにかけ
好きなアイス
バニラの濃厚な甘さのやつだ

食べる少し前に出して
ほんのり溶かす

お湯を沸かし、豆を入れて
じっくりとドリップした

おぼんに乗せて
ソファーにどっかりと体をうずめる

「ふぅーーー」
ここちよいため息が漏れた

落ち着いたところで
アイスを含む
じんわり甘みが広がって
溶けたころ、熱い液体を流し込むと
口の中がさっぱりする感覚があった

しあわせだ

120円のバニラアイスと
500gで495円の珈琲で
ここまでしあわせになれるなんて……

ものの１０分ほどだろうか
天国に行った気分になったのは

しあわせを噛みしめ感じたのは
結局のところ
何をしなくても、お金はかかるという現実だ

世界一周や
タワマンに住みたい
という夢よりは確かに安い

家にいて、アイスと珈琲で
ゴロゴロしたい私の夢

ただ、アイスも
珈琲も
なんなら、エアコン
電気もかかっている
当たり前にいる家だって
お金を払っているからいられるのだ

お金の為に働いているわけじゃない
たくさん欲しいわけでもない
やりたいことは他にある

確かにそうです
だけど、何をするにも、結局のところ
お金はかかる
お金を稼ぐことをしたいのではなく
やりたいことを叶えるために
お金は必要だと思うのです

お金のことを話したり
稼ぎたいと言うことに
抵抗を感じたり
汚らわしく思うこともあります
そうじゃなくて
お金は、自分の選択肢を広げてくれるものだと思います

海外に行くもよし、近所の公園でもよし
タワマンもよし、中古の家でもよし
スーパーカップもよし、ハーゲンダッツもよし

お金があれば、どちらを選ぶことができます
全てを叶えてくれる存在

どちらでもよしの生活をするために
体験できるために
やはりお金は大事だと思います

可能性を創ることができる
お金
大切に向き合うと
人生は変わる気がする

夢のアイス生活も見えるかも
と信じている