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一点の曇りもない。全国をカレー沼にすることが、私の夢だ


【嫌で嫌で仕方ない3文字】


人から言われる3文字が
強烈に嫌で仕方がなかった。

特に合コンに明け暮れていた時、
男性に言われることも嫌だった

ま じ め

私は人に「真面目だね、真面目そうだね」と言われるのが
酷く嫌だった。

私は、本当に真面目だからだ。
宿題を忘れたこともないし、三者面談で呼び出されたこともない。

部活と勉強三昧の高校時代


地元の学校を出て、保育士になった。

長年の夢、保育士になりました


バイクで走りだすことも
夜通し遊びまわったこともない。

世間で言う私は真面目だ。
人から真面目だと思われ
中身を開いたら
真面目。

つまらなすぎる……

人が、誰かに惹かれる時って
ギャップがあるからだと思っている。

こと、恋愛においてだ。
静かな人が、自分といる時だけ、よく笑ってくれる

にぎやかな人が、真剣な顔で仕事してる

表面と、本質の差

これが欲しすぎた。

クリームパンだと思って食べたら
クリームが入っている。

真面目に見られている私は
真面目

当たり前すぎる

ギャップを手に入れて
普通じゃない
いい意味で“変な人”になりたい
願望が私の中にずっとあった。

変になりたくて仕方なかった私は
ある出会いをして
手に入れたい“変”をもらった

【肝っ玉料理教室先生がくれた、変 との出会い】


 食事を作ること、食べることに興味があって
地元にある、発酵料理教室に通っていました。
いつも元気で、「大丈夫!!」と笑っている先生のところには、
アトピー、不妊などいろいろ悩みをもつ人が集まっていた。

 味噌や、塩こうじを、身体にいいおかずを作る。
和食が多い中、先生が出したレシピが私の人生を変えた

“腸活カレー”

正直、教えてもらうまでもないと思っていた。
家でよく食べているし、好きな具を入れて
ルーを入れたら出来るだろうと思っていた。

口に含んだ瞬間
今までのカレーの概念が吹き飛んだ。

な、なんだ。
これはカレーなのか!?
全く胃もたれしなくて、さらさらしているのに
とんでもない旨味がある。
まさに、飲める!!

先生が作ってくれたのは、ルーではなく
スパイスを使ったカレーだった。

先生の腸活スパイスカレーに出会ってから、
私は、カレーを作り、食べることに目覚めた。

作るに目覚めたスパイスカレー

【友達が解き放った一言 “部にしたら?”が人生を変えた】


 スパイスカレーに目覚め、店を訪れるようになり
ひたすらSNSで発信し始めた。
意識すると、周りにはなんとカレー屋さんがあることだろう。

店それぞれの味がどれもうますぎて
検索が止まらなかった。

ある時、私のカレー投稿を見ていた友達が、言った
「部にしたら?」

部!?

「そんなに、1人で食べてるなら、みんなで行ったら
楽しそうじゃん♪
カレー部よくない?」

楽しそう!!!!

考えてない。感じた。
いいに決まっている。楽しいに決まっている。

仲のいい人に声をかけ、私の歴代NO1の店に集まり
第一回カレー部が開催した。
集い、カレーを食べ、対話する。

なんかよさそう!で始まったカレー部は
早4年、開催回数は49回だ。


殿堂入り かりーみよしさんでのカレー部

カレー部を始めて、仕事と学生時代の友達としか関わらなかった私は
全く知らない人とも仲良くなれるようになった。

真面目、いい子で、なんの取り柄や抜きに出るものがなくて
悶々としていた私は

澄香=カレー部

という認識をしてもらえるようになった。

スパイスカレーは私を
真面目な人から変えてくれた。
カレーに出会っていなかったら、私は真面目な自分を否定して
仕事の為に生きていたと思う。

スパイスカレーはすごい!!
人生を変える。
私がカレー部を続けているのは
誰もがもっている、“大好き”をみんなに生きて欲しいからだ。
子どもの頃はみんなもっていた。
自分の大好き!得意!やりたいこと。

大人になっていくと、常識や、やるべきことに目が向いて
本当にやりたいことを上手に忘れるようになる。

もっていないのではなく
忘れているだけだ。

おいしいカレーを囲み、夢や、やりたいことを語り
叶えていく。カレー部をそんな場にしたい。

【カレー沼にはまる私の夢は、全国版カレーサミットを開くこと】


カレー開拓をする中で出会ったのは

大阪で開催される“カレーEXPO”

初訪問 カレーEXPO


スパイスカレー屋さんが集結して、
あいがけを作るイベントだ。

カレーの祭典!!

店同士のあいがけができるなんて
しあわせすぎる!!

名店のあいがけができる

愛知県に住む私は、ただそれだけで、
大阪に行った。

夢の世界。なぜ、愛知にこのイベントがないのだろう……
スパイスカレーは東京、大阪が本場だ。
愛知にはまだ、カレー文化が浸透していない。
こんなにおいしいのに
こんなに楽しいのに
スパイスカレー文化を、愛知に、全国に広げたい!

スパイスカレーを愛する人が、自分の好きなカレーを作り
大好きな人たちが食べる

全国で“カレーサミット”を開催することが
私の夢です。

カレー部を開く中で感じたのは
カレーが好きで、自分で作っている人が多いということ。
なのに、自分で作ってそのままになっている。
発信しないなんてもったいない!こんなにおいしいカレーが作れるのに!

作り手の皆さんは、研究に研究を重ねて、自分のスパイスを作っている。
いつか、店を持ちたい方
ふるまいたい方
がいらっしゃる。

いい大人だから、という理由で
そのままにするのは、もったいない。

カレーサミットは
やりたいことを、やりたいように表現する。
大人が夢を叶える場が作れると思っている。

スパイスカレーの魅力は
“正解がない”こと
どの配合でも
どの具材でも、どう煮込み、炒めるか
に正解はない。
自分がうまい!と思えば
それでよし 
だ。

大人になると、○か×か、いいか、悪いかで判断することが当たり前になっている気がする。
カレーはどんなことでも全てよし!を表現している。

大人が、やりたいことを思いっきりやり、
自分がよしとすることを表現する

カレーサミットは、叶え、拡げる場。

すっごい不幸でもないけど
すっごい満足でもない。常に悶々としていた私を
スパイスカレーが変えてくれた。

大好きなことで、生きたいように生きていい。
ということを、皆さんに感じてもらいたい。

私の夢は
カレーサミットを全国で開くことだ。

カレーは私の生きるエネルギー

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