歴史に消えたオールホンダF1マシン
こんばんは、はるてぃむです。
ホンダ第四期F1活動のラストイヤーとなる2021年、シーズン開幕前の合同テストから絶対王者メルセデスAMGを凌ぐ速さを見せたレッドブル・ホンダ
開幕戦のバーレーンGPでは惜しくも2位に終わるも、大いに期待が持てるシーズンとなりそうです。
そんなホンダが、2006年よりコンストラクターとして参戦した第三期F1活動は、まだまだ記憶に新しいところ。
しかし、そこから遡ること7年前に欧州のサーキットを走ったオールホンダF1マシンがあったんです。
幻のレーシングカーシリーズ第四弾!
今日は、この一台です。
ホンダRA099
1998年、フルワークス体制でのF1復帰を発表したホンダが開発製造したF1マシン
デザイナーは、アンへドラルウィングで有名なティレル019をデザインしたハーベイ・ポスルスウェイトさん
▼ティレル019(ドライバーは中嶋悟さん)
1999年1月のプレシーズンテストに特別参加したRA099は、前年までなんと総合トップタイムをマークして他チームを驚かせました。
しかし、その後、ハーベイ・ポスルスウェイトさんがテスト中に急逝。
それから程なくして、ホンダはコンストラクターとしての参戦を断念し、2000年からB・A・R(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)へのエンジンサプライヤーとして復帰することになります。
ちなみに、1999年のプレシーズンテストでRA099のステアリングを握っていたのはオランダ人ドライバーのヨス・フェルスタッペン。
そう!!
レッドブル・ホンダのマシンを駆るマックス・フェルスタッペンのお父さんです。
そこから20年後、ホンダ第四期F1活動の初勝利が、ヨスの息子の手によって成し遂げられるなんてなんとも感慨深いですね。
それでは、今日はこのへんで。
おやすみなさい( ˘ω˘ ) スヤァ…