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詩・ポエム

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#現代詩

【詩】見たこともない居るかもわからない四人を想って作った詩

タイトル未決定 まだ甘いままのあなた わたしは抜け出せないまま 痕が残るくらい傷つけて 泣いてしまえば何も残らないから 幸せなふたりを 覚えていたくないの まだ苦いだけの時間 わたしだけが取り残されたまま 誰の為にあなたを好きになったのだろう 右手を唇に添える癖 酔ったらお喋りになって 怒ると下唇を噛むとこ あなたの話し方 まだ何も知らなかったあの時 こっそり戻れるのなら ねえ わたしはどうしたらいい あの時わたしに向けられた瞳も あの雨の日の傘のないふたりも

【詩】水たまり

たくさんの考えを持つことはね、何より必要なことだと思うの。 もう、時間に埋もれるような私達でいられないから。 覚えておくべきことが多すぎて、ひとりになるとついまた難しいことを考えてしまう。 私の癖だってことはわかっているの。 目の前のことをすべて信じて、毎日少しずつ感じていた距離さえも、揺らいで見える時がある。 飾る言葉で変わらないままいる私達を眺めているようだけど、それは気づかずに通り過ぎた後になって現れるの。 感情の指輪に指を通すたび、落ちないようにと願うだけ