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「高濃度水素ゼリー」なるものが話題・・効用を巡って拡散

Xにて株式会社新菱が販売する「高濃度水素ゼリー」という機能性食品が、タレント(?)のツイートによって拡散され、以前の「論文評価委が消費者庁に疑義情報提出する」という、効能に関するニュースも拡散されています。

株式会社新菱

機能性表示食品「届出論文」評価委員会(唐木英明委員長)は10日、今年3月24日に消費者庁の届出情報公開データベースに公開された㈱新菱(福岡県北九州市、土山正明社長)が販売する機能性表示食品『高濃度水素ゼリー』(届出番号:H1120)について、同品の根拠論文を検証したところ、論文の科学的な質に問題があるとの判断に至ったとし、7日付で消費者庁に疑義情報を提出したと発表した。

ウェルネスニュース

<株式会社新菱の届出資料に関する同社と委員会のやりとりの経緯> 〇2023 年 5 月 19 日、評価委員会は株式会社新菱の届出資料について別紙①の評価結果を まとめて、委員長名で評価結果を株式会社新菱に送付した。
〇同 5 月 29 日、株式会社新菱担当者の求めにより委員長が面談し、委員会の意図は製品に クレームを付けることではなく届出資料の改善を求めることであり、指摘について疑問が あればお答えする旨を説明し、回答を求めた。担当者は持ち帰って検討するとのことだった。
〇同6月9日、株式会社新菱から別紙②のとおり回答があった。そこには「当社は自らの判 断において本論文に依拠して本製品を機能性表示食品として届け出て、そのリスクと責任に おいて適法に本製品を販売しているものです。当社は、一般に、法的手続に基づかない当社 の製品に関するクレームについては個別に回答しない方針を取っております。」と記載され ていた。
〇同 6 月 14 日、評価委員会は「製品に関するクレーム」を行ったのではなく、株式会社新 菱が「自らの判断において依拠した」とする論文に問題があると指摘したのだが、回答はこ の点を誤解しただけでなく、問題がある論文に依拠したことについての問題意識は見られ ないと判断し、株式会社新菱にその旨を伝えて、再度の回答を求めることとした。
〇同7月6日、株式会社新菱・総務(法務)部から6月9日付の回答が最終回答である旨の 連絡があった。 以上の経緯から、委員会は評価結果と回答を公開するとともに、消費者庁に疑義情報を提 出することとした。 機能性表示食品「届出論文」評価委員会 委員長 唐木 英明

ウェルネスニュース

機能食品やサプリメントは効能が実感できないから騙されやすいので注意したいですねえ。

この問題を読んで、以下の記事を書きました。


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