企画書② 褥瘡などの体液吸収パッド【衛生用品製造会社向け】
我が家には、脊髄梗塞で下半身が麻痺した家族がいます。
ベッドに居る時間が長く、褥瘡(いわゆる床ずれ)ができてしまいます。
褥瘡ができるのいつの間にかあっという間ですが、治すのは長期間(半年とか1年)かかります。
皮膚科の先生に指導してもらい、看護師が治療します。
治療できるのは看護師や専門の医療従事者と家族だけ。
そのため、週に2回の訪問看護の日以外は私が治療しています。
褥瘡の傷口に薬を塗り、滅菌ガーゼを当て、その上にも厚めのガーゼを当ててテープで止めます。
その厚めのガーゼが余分の薬と体液の滲出を吸い取りますが、すごく濡れて、下着やパジャマやシーツを汚します。
そのため、厚めのガーゼの代わりになる絆創膏にガーゼがついた商品も売っていますが、非常に高価です。しかも絆創膏が空気を通さないために、傷口を悪化させてしまうのです。
そこで、うちでは、生理用品の大きめのパッドをハサミで小さくして、切り口を紙テープで止めています。
切り口を止めるのは、貼ったまま入浴などもするため、素材に含んでいる高分子ポリマーが出てきてしまい、ゼリー状になった水を吸ったポリマーが皮膚についたりして厄介なためです。
この手製のパッドが非常に治療の役に立っています。
課題:適当なサイズの高分子ポリマーを使った小さなパッドがない
環境:日本に老人が増え、とうぜん褥瘡も増える中、看護師の不足もあり、看護介護向けの商品は求められている。
提案:小さなサイズの高分子ポリマーパッド、できれば小さい中での大中小のサイズ違いで商品化しませんか?