#15 日本の未来を憂えてみる

今日は、厚生労働省が2023年の合計特殊出生率を発表したという記事を読んだ。
全国で1.20、東京都は0.99と1.0を下回ったみたいだ。

合計特殊出生率以外にも、出生数の低下、婚姻数の低下も示されており、これの意味するところは、もう何度も耳にしている(どころではないくらい)日本の社会問題として認識されている少子化の加速だ。

少子化社会は今後どうなるか、容易に想像がつくのは人口減少だ。
では人口減少したら国はどうなってしまうのか。
国内のあちらこちらで多様な問題が出てくるとは思うが、全体的には国力の低下だろう。

国力の低下。
想像できるのは、経済力の低下、生活の質の低下、満足度や幸福度の低下など。
こう聞くとやはり日本の未来は暗い、と思ってしまうかもしれない。

希望があるないに関わらず日本の未来を考える日本の国民はどれだけいるのだろうか。

私は、昔はまったく考えなかった。
こんなことを書くと暗いかもしれないけど、私は昔、どうせ自分はすぐ死ぬし、と思っていた時期があった。
特に病気とかではないけど、自分自身の人生に将来の希望がもてなくて、いつか自死の道を選ぶんだろうな、と頭の隅で考えていたからだ。
まあ実際にそれを実行しようと思う前に、いろいろ頑張ってみようと思考が変わったから今も生活しているわけだけど。

私のように極端な思考でなくとも、自分自身と社会を切り離して考えてる人はとても多いと思う。
日本の未来を心配して気持ちが少し暗くなるより、おいしいものを食べたり大切な人と一緒に過ごしたりして毎日目の前の幸せを感じるほうが精神的に良いからだ。

実際、社会のことを考えてしまい気分が下がる、という人だっていると思う。
私は、そういうタイプの人たちは根は心優しく、でも考え込むことも多くて心配事を抱えやすそうだな、と思う。
日本の未来とか、世界のこととか、自分の生活範囲外の広いことを考えて自分の心をすり減らしてしまうんなら、もう考えないほうがいい。
私はこれまであんまり社会課題とか自分から進んで考えることはなかったから、そういう人たちは精神の健康上いったん社会課題なんか知らないふりすればいいと思う。

ちょっと話が逸れたけど。
つまり私はこれまで、自分とは関係ないし、と思いながら社会のことを考えていなかった。
就活を通じていろいろ知るようになったけど、今日の記事を読んで日本の将来は大丈夫か、と思ったよ。
だから今日のタイトルの通り、日本の未来を憂えてみる、という日だった。

正直、日本の未来が、と考えてもせいぜい私が生きられるのは長くても80年ほど。
80年で日本は確かにものすごい変化をするだろうけど、80年で日本が完全になくなってしまうとは思ってない。

母校である小学校が廃校になるように、故郷である日本が亡国になる未来。
それが80年の間で起こるとは到底思えない。
だから、日本の未来を心配しても結局は自分という個人とは切り離して考え、まあいっか。というふうに落ち着いてしまうわけだ。

でも、正直、日本が育ち盛りの子のようにもりもり成長していたら、きっと自分の意識はいろいろ変わるんだろうな、とも思う。
もし、私がアメリカ生まれでアメリカでとくに不自由なく生活していたら、
今はほぼアメリカ一強の世界と言っても過言ではないし私が生きてるうちはこの国は平気でしょ。
っていう考えで自分の人生設計に希望がもてる。

だから、そういう意味で将来が暗いと思わせてしまう日本では、私自身の未来に希望が持てなかったんだと思う。

なんだか今日はごちゃごちゃ考えてしまった。
ちなみに、今も自分の将来が明るいとは思えていない。まあ悪くならないようにがんばってみようかな、くらいには思ってるけど。
あと、日本の将来については、正直なところ暗いと言われても仕方ないな、と思ってる。
でも、ほんとに真っ暗な未来とまでは思ってなくて、良い方向に向かう可能性だって全然あると思ってる。
それに日本自体が好きだしね。

今日はここまで。
そういえば、結局今日も早寝できなかったな。
最近早寝できてない日が多すぎる。
官庁訪問も目前、しっかりしなきゃなあとは思うけど。
こんな時間になってから早寝とか言ってても仕方ないよね。
おやすみなさい。

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