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単純ミスが多くなってきた

 自覚がないまま疲れが蓄積しているのだろうか、このところつまらないミスが多い。

 先週は同僚にあるグループ会社の人を紹介するにあたってメールアドレスを手打ちしたら、iとl(ともに小文字)を誤入力したようで、「届きませんでした。もしかして・・・」と指摘された。

 別の機会ではピリオドにすべきところをカンマにしていた。これもあとからミスと判明するのだ。というか、送信前に気づけばそれはミスではない。

 また私が管理しているWEBサイトでは、記事の公開時刻設定を間違えた。午前5時15分にしたつもりが午後3時15分(15:15)になっていた、と同僚に教えてもらったのである。

 いずれのミスも「単純」といえばその通りだが、「単純な作業を侮って完遂できていない」のはかえって深刻だ。

 背景にあるのは体力の低下とせっかちさか。

 体力がなく疲れが溜まっているから仕事に粘りがない、粘りがないからひとつひとつの業務をせっかちに終えようとする、そのため見直しをせずに処理する、結果的にミスする、、という流れになっている。

 「トシで注意力が低下しているのだから、ひとつひとつの作業を丁寧にやるべし」。常に手綱を引き締めるしかないだろう。
(23/7/25)
 

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